昨日、インドでの販売禁止が一時的に猶予されたXiaomi(小米)は、同国での一部電話モデルの販売を来週再開することをHugo Barra氏が本日明らかにした。
Facebookに投稿されたBarra氏の声明によると、インドにおけるRedmi 1Sの販売再開は12月23日、また、時期は未定だがRedmi Note 4Gがこれに続くという。
ただし、インドの法廷で争われている件(特許をめぐりEricssonが提訴)でのXiaomiに対する一時的な措置は2015年1月8日までの効力しかない。デリー高等裁判所はXiaomiに対し、インドでQualcommスマートフォンのみ販売を許可した。Qualcommは、論争となっているEricssonの特許を使用するライセンスを有しているからだ。
デリー高等裁判所は2月5日に次回ヒアリングを行う。そのため、このヒアリング期日までにさらなる猶予が認められない限り、Xiaomiは1月9日にインドでの販売を全面的に禁止される。
Xiaomiがインドでローンチしたのは7月だった。同社はこの国のスマートフォントップブランドであるSamsungに挑み、同時にMicromaxやKarbonnなどインドの低価格携帯ブランドに揺さぶりをかけようとしている。何億もの人が従来型の携帯電話を手放し始めている今、Huawei、Oppo、OnePlusなどの中国系企業もインドにおけるスマートフォン転向の動きに注目している。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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