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タグ WeChat/Weixin(微信)

新型コロナから生活を取り戻しつつある中国で確認された「消費のデジタル化」

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中国の決済大手Alipay(支付宝)のデータによると、Covid-19の感染者数グラフが横ばいになるにつれ、中国では生活が正常に戻りつつあり、結果として消費のデジタル化が進んでいることがわかった。 重要なポイント:Covid-19発生の中心地であった中国は、検索クエリ、オフライン小売、旅行、レストランから製造業に至るまでの幅広い分野で、Covid-19による甚大な経済的影響から回復の兆しを見せるこ…

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An Alipay facial payment machine in a local market in Suzhou on Feb 4, 2020. (Image credit: TechNode/ Shi Jiayi)

中国の決済大手Alipay(支付宝)のデータによると、Covid-19の感染者数グラフが横ばいになるにつれ、中国では生活が正常に戻りつつあり、結果として消費のデジタル化が進んでいることがわかった。

重要なポイント:Covid-19発生の中心地であった中国は、検索クエリ、オフライン小売、旅行、レストランから製造業に至るまでの幅広い分野で、Covid-19による甚大な経済的影響から回復の兆しを見せることになった。

ところでAlipayは今年3月にデジタルライフスタイルサービスへの進出を加速させ、いわゆる「スーパーアプリ」を提供するMeituan(美団)とのライバル関係を激化させている。

<参考記事>

詳細:Covid-19の発生を受け、中国の消費者をオンラインに押し上げ、業務をデジタル化しようとする企業が増えている。

  • 食料品店、泡茶店、映画館などの食品・娯楽企業では、ビジネスの回復度合が異なる
  • 中国工業情報部によると3月24日時点で、中小企業のほぼ72%が仕事を再開している
  • この報告書によると、中国全土の主要都市の住民は、市全体の封鎖が解除された後、健康と美容サービスに多くを費やしたようだ。歯科および化粧品などの理美容サービスのオンライン販売は、その前週の3月18日から27日と比較し、なんと3000%もの急激な回復を見せたという
  • 杭州、南京、および青島市を含む中国東部都市の地方自治体は、国内消費を刺激し必要性のある消費者及び企業を助けるため、AlipayやTencent(騰訊)の提供するWeChatのようなプラットホームを通じてクーポンを配布している

背景:Alipayがプラットフォーム上で提供する、デジタル化されたサービスへの需要は流行前から急速に拡大していた。2019年だけでも、Alipayアプリ内でのライフスタイルサービスの検索数は2018年と比較して300%増加したという。

また、Meituanは第4四半期の決算報告に向けたアナリストとのカファレンスコールの中で、ビジネスが回復していることを伝えている。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

「WeChat(微信)の未来はEコマースにある」——中国最大のSNS、Eコマース化に向け「ミニプログラム(小程序)」をローンチ

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※本記事は提携するTechnode「WeChat mini programs: the future is e-commerce」の抄訳になります。 Tencent(騰訊)が運営する中国最大のSNSアプリ「WeChat(微信)」は1月7日、広範なマーケットプレイスの創造を目的とした「ミニプログラム(小程序)」の実現に向け、一連のアップデートを実行した。Tencent のビジョンを基に行われた同アッ…

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WeChat(微信)の顔認証決済
Image credit: TechNode/Shi Jiayi

※本記事は提携するTechnode「WeChat mini programs: the future is e-commerce」の抄訳になります。

Tencent(騰訊)が運営する中国最大のSNSアプリ「WeChat(微信)」は1月7日、広範なマーケットプレイスの創造を目的とした「ミニプログラム(小程序)」の実現に向け、一連のアップデートを実行した。Tencent のビジョンを基に行われた同アップデートにより、WeChatは、Alibaba(阿里巴巴)、JD.com(京東)、Pinduoduo(拼多多)などの他の E コマースプレイヤーと直接的に競合する立場へと移ったと捉えることができる。

新しい変化としては、顧客レビュー方式やブランド保護・輸送ツール、さらに顧客保護プラットフォームなどが挙げられる。これにより、WeChat 上のアプリケーションはよりオンラインマーケットプレイスに近しいモデルへと変化している。

中国のテックインベスターポッドキャストを運営する James Hull 氏は、Technode(動点科技)のインタビューに対し以下のように回答している。

WeChat は確実にオンラインマーケットプレイス構築のための新機能を加えていっています。彼らは以前にも、E コマースへの参入を試みていたことがあるため、そう考えるのは何ら不思議ではありません。

日の出を迎えるE コマース

Wechat のミニプログラムは、Wechat というスーパーアプリ内で提供される軽量のアプリケーションのことで、ユーザーはミニプログラムのためだけにアプリストアでアプリをアップデートしたり、ダウンロードしたりする必要はない。ミニプログラム提供プロバイダ Jisu App(即速応用)のレポートによれば、昨年8月時点で、既にWeChat 内では240万件以上のミニプログラムが存在しているという。

Tencent の第3四半期の業績報告によれば、昨年9月時点で、WeChatの月間アクティブ・ユーザは12億人に上る。比較として、同時期の Alibaba の E コマースアプリの月間アクティブ・ユーザは6億3,900万人である。また同社のレポートによれば、2019年前半の Jisu のアプリを用いた WeChat のミニプログラムで、オンラインショッピングのトランザクションが占める割合は既に3分の1ほどに達している。

以上の数字を考慮すると、WeChat は広告だけでなく、膨大なユーザデータやエコシステムを活用することで、非常に高い成長ポテンシャルを持った E コマースプラットフォームの構築を実現する可能性があると考えられる。

Eコマースに特化した新機能

中国の広州市で開催されたイベントのキーノートスピーチで、「WeChat Open Platform(微信開放平台)」の副執行役であり、同ミニプログラムの責任者である Du Jiahui 氏は、同アップデートに関し以下のように発言している。

2020年のミニプログラムに関する Tencent の目標は、開発者らの独自ビジネスアプリ構築を支援していくことである。

さらに、彼はミニプログラムのなかで、以下のような E コマースフレンドリーなアップデートを準備しているという。

  • E コマースのミニプログラム内で販売される商品の発見を促す検索機能の向上
  • 販売事業者が彼らの商品を検証でき、消費者が本物を判断するのに役立つブランド保護プラットフォームの導入
  • 消費者が商品の配送情報をトラック可能な、販売事業者向け配送サービスの展開
  • 異なるミニプログラム間の注文管理を統一し、不正請求に対処するための売買プラットフォームの設置

さらに、We Chatは開発者らに対し「ライブ配信」「商品 QR コード」「商品画像判別技術」の3つモジュールを追加で提供する見込みで、これらの機能は顧客のエンゲージメントをより向上させると期待されている。

ライブ配信 E コマースは2019年、中国で大きく飛躍し、現在その市場価値は4,400億人民元(約6.9兆円)に及ぶと推定されている。昨年11月11日の独身の日(光棍節)に行われたショッピングイベントでは、Alibaba のプラットフォーム「Taobao(淘宝)」のライブ配信販売が合計200億人民元(約3,100億円)の売り上げを生み出した。

ChinaSkinny のマーケットコンサルティングアナリスト Sheryl Shen 氏によれば、WeChat が現在より「E コマース× 小売」にフォーカスした新機能を充実させるのは、E コマース領域における新しいビジネスモデル構築に向けた必然的な選択だという。昨年の独身の日のデータを見れば、ライブ配信機能の追加がトラフィック及び収益の増加に繋がるということは明らかだというのである。

Tencent の C2C への野望がついに動き出す

Shen 氏によれば、Tencent は WeChatの利益を上昇させることで、財政を安定化を試みているのだという。同社の主な収入源はゲームであることは周知の事実だが、実は一昨年2018年に中国政府によって新規ライセンスの付与が中断されてしまっており、同社は新しい活路を見出す必要性に迫られているのである。

2019年初頭に、新しいEコマース法案が施工されて以降、中国 C2C マーケットは徐々に変化している。同法案は、大多数のオンライン販売事業者に対し、規制当局により認可取得を要請するもので、特に輸入ビジネスを実施する販売事業者や、WeChat 内の小規模事業者らに大打撃を与えた。WeChat がミニプログラムを行う要因は、彼ら小規模事業者らに活路を与えるためでもある。

Wechat は1月初めに行われたイベントの中で、2019年にミニプログラムを通して発生した合計トランザクションは800億人民元(約1.2兆円)を超え、前年の160%成長を達成したと発言している。Alibaba の5.5兆米ドル(約605兆円)という桁違いの実績に比べれば未だわずかではあるが、WeChat の膨大なユーザベースの活用が功を奏せば、Alibaba に対する大きな脅威となり得るだろう。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

Tencent(騰訊)、新型ウイルス対応で「WeChat(微信)」上の小規模EC販売事業者を経済支援——入院1日あたり最大1.6万円相当を支給

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Tencent(騰訊)のモバイル決済プラットフォーム「WeChat Pay(微信支付)」とオンライン保険プラットフォーム「WeSure(微保)」は、新型コロナウイルス治療のために入院している小規模事業者に経済支援を提供している。 重要視すべき理由:コロナウイルスの流行は、中国で560人以上の命を奪い、数千人に感染した。交通規制により商品の輸送がますます困難になっているため、中小のセラーは国内で最も…

Image credit: Tencent(騰訊)

Tencent(騰訊)のモバイル決済プラットフォーム「WeChat Pay(微信支付)」とオンライン保険プラットフォーム「WeSure(微保)」は、新型コロナウイルス治療のために入院している小規模事業者に経済支援を提供している。

重要視すべき理由:コロナウイルスの流行は、中国で560人以上の命を奪い、数千人に感染した。交通規制により商品の輸送がますます困難になっているため、中小のセラーは国内で最も大きな打撃を受けている。一方、消費者はヒトとの接触に警戒し家の中に留まっている。

詳細情報:TechNode 中国語版(動点科技)の報道によれば、事業者は WeChat Pay を通じて経済支援を申請できる。支援対象者は、最大30日間にわたり、1日あたり1,000人民元(約15,700円)を受け取ることができ、返済する必要はない。

  • 事業者は、WeChat Pay の事業者インセンティブプログラム「決済をギフトで受け取る(収款有礼)」から1ポイント以上を獲得すれば、経済支援の対象となる。
  • 保険支払の対象となるのは、新型コロナウイルスに感染していると診断され、政府指定の一級か二級公立病院または特定の治療センターに入院したセラー。最大30日間、1日あたり1,000人民元の支払を受けることができる。
  • この経済支援計画は2月29日まで有効。
Image credit: Tencent(騰訊)

背景:「WeChat(微信)」は昨年7月、同プラットフォームが中国の5,000万以上の事業者や企業を結び付け、毎日10億件の取引を処理したと述べている。WeChat Pay の小規模事業者の大部分は、レストラン、果物屋や八百屋、金物屋、食料品店。

  • Gifts Upon Payment は、WeChat が2019年1月に開始した事業者エンゲージメントプログラム。中小規模の事業者は、受け付けた QR コード取引毎にポイントを獲得でき、1ポイントは1人民元(約15.7円)に相当する。セラーは、獲得したポイントを特典と交換できる。
  • 中国のテック企業は、コロナウイルスの流行を受け、中小企業を支援するために前進している。Ant Financial(螞蟻金融)が支援するオンライン商業レンダー「Mybank(網商銀行)」は、コロナウイルス流行の震源地である湖北省の中小企業オーナー180万人に対し、ビジネスローンの金利を10%引き下げた。 Tencent、Bytedance(字節跳動)、Alibaba(阿里巴巴)は、小規模企業向けにオンラインビジネス会議やコラボレーション機能を無料で提供している

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

月間アクティブ12億人、WeChat(微信)が中国版TikTokに対抗して短尺動画をテスト

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WeChat(微信)はライバルのDouyin(抖音)とKuaishou(快手)との競争が激化する中、ユーザエンゲージメントを高めるために、ユーザが自分のソーシャルサークル外のオーディエンスに向けに動画投稿できる新機能をテストしている。 重要視すべき理由:WeChatはこの数カ月で一連のアップデートをリリースした。これは中国で最も人気のあるSNSアプリであるWeChatがより多くのユーザを獲得し、成…

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WeChat(微信)はライバルのDouyin(抖音)とKuaishou(快手)との競争が激化する中、ユーザエンゲージメントを高めるために、ユーザが自分のソーシャルサークル外のオーディエンスに向けに動画投稿できる新機能をテストしている。

重要視すべき理由:WeChatはこの数カ月で一連のアップデートをリリースした。これは中国で最も人気のあるSNSアプリであるWeChatがより多くのユーザを獲得し、成長を加速するための取り組み強化をしていることを示している。

  • 新機能「Channels(視頻号)」は、ユーザがビデオや写真を不特定多数のオーディエンスに投稿できるもので、同アプリのニュースフィード「Moments(朋友圏)」に似ており、ユーザの投稿は既存の連絡先にしか表示されない。
  • ChannelsはBytedance(字節跳動)のDouyin  やTencent(騰訊)が投資したKuaishouのような短編動画プラットフォームや写真共有アプリから、自社アプリへインフルエンサーやコンテンツクリエイターを誘い込む可能性を秘めている。

詳細情報:Channelsではユーザは一度の投稿で1分間の動画、または9枚の写真とリンクを投稿することができる、とベータテストに参加したMiniapp.comの編集者であるJiang Hongchang氏は述べた。

  • WeChat Teamの公式アカウントで公開されたテストへのインフルエンサーの参加募集呼びかけの中で、同社は応募者に対し、他のソーシャルプラットフォーム上のフォロワー数を含む「影響力の証明」を提供するよう求めた。

この機能がフォロワーやエンゲージメントを獲得するための新たな手段になるかどうかを見極めていきます(Jiang氏)

  • WeChatはTechNode(動点科技)に宛てた声明の中で、Channelsはまだ「A/Bテスト」段階にあり、この機能は「ユーザに創造的な自己表現方法を提供する」ための同社の最新研究であると述べた。
  • WeChatが全てのユーザにこの機能へのアクセスを許し、閲覧や投稿ができるようにするかどうかは未定である。同社は声明の中で、「より幅広いユーザーが利用可能となるだろう」とだけコメントしている。

背景:親会社Tencentの第3四半期決算報告によると、WeChatの月間アクティブユーザ数は9月時点で約12億に達している。

  • 同社は先週、公式アカウントプラットフォーム上でパブリッシャーが投稿にペイウォールを追加できる新機能を発表した。
  • 今月初め、WeChatは小売業者向けのミニプログラム(小程序)機能を複数発表し、Alibaba(阿里巴巴)、JD.com、Pinduoduo(拼多多)などのライバルと競争するために巨大オンラインマーケットプレイスを構築しようとしているのではないかという憶測を呼んでいる。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

中国のソーシャルコマースをディスラプトしつつある〝WeChat(微信)版LINE@〟「WeChat Work(企業微信)」とは?

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Aurelien Rigart 氏は、デジタルプロダクション IT Consultis の共同創業者兼副社長だ。本稿で説明しているように、同社は「WeChat Work(企業微信)」で戦略および技術ソリューションを提供している。 Tencent(騰訊)は、「WeChat(微信)」の姉妹アプリ「WeChat Work(企業微信)」を活用し、ソーシャルコマースの世界を再びディスラプトする態勢を整えてい…

Aurelien Rigart 氏は、デジタルプロダクション IT Consultis の共同創業者兼副社長だ。本稿で説明しているように、同社は「WeChat Work(企業微信)」で戦略および技術ソリューションを提供している。


Tencent(騰訊)は、「WeChat(微信)」の姉妹アプリ「WeChat Work(企業微信)」を活用し、ソーシャルコマースの世界を再びディスラプトする態勢を整えている。 WeChat Work は、ここ数ヶ月間にわたり絶え間なくアップグレードを続けている。12月23日の最新の更新で、WeChat Work は待望の機能「Moments(モーメンツ/客戸朋友圈)」を公開した。Moments は、WeChat Work 上で同僚だけでなく、一般 の WeChat ユーザーともメッセージをシェアできる。そして、これこそがとても強力な理由だ。

WeChat Work(企業微信)のログインページ
Image credit: TechNode / Shi Jiayi

Tencent は2016年、ビジネスコミュニケーションの専用ツールとして WeChat Work を公開した。時間の経過とともに、このアプリはソーシャルコマースにより良いサービスを提供しようと進化してきた。

WeChat Work は、Slack に似た社内インスタントメッセージング機能を提供、他の非ビジネス用のチャットアプリともシームレスに接続する。 Tencent は、WeChat Work を WeChat に接続し、相互作用を最大化し、摩擦を最小限に抑え、さらに重要なことに、ソーシャルコマースのチャンピオンを作り出す。WeChat Work を使って、従業員は日常の WeChat ユーザと関わることができ、一方、アドミニストレータは、ユーザとの構築する関係性を高度に制御できる。WeChat Work はソーシャルコマースの理想的なツールなのだ。

WeChat Work ユーザを WeChat ユーザにつなぐためのゲートウェイ

顧客は知り合いに推薦された製品を好んで買うため、中国での販売にとってソーシャルメディアの重要度は増している。我々がソーシャルコマースと呼ぶものには、ライブストリーマー、「Little Red Book(小紅書)」のようなブランド特化ネットワーク、売上促進目的でソーシャルメディアに参加するブランドなどがある。消費者にリーチする最良の方法の一つは、顧客に WeChat の友達として自分を追加してもらうことだ。

「WeChat Work Moments」が重要な理由

直近のアップデート以前、Moments が無かったことは、WeChat Work に関してブランド各社が抱えていた最大の不満の一つだった。営業担当者は、WeChat の Moments(微信朋友圈)に写真や会社のコンテンツを共有し、顧客に最新情報を提供してきた。また、多くの場合、彼らは顧客と製品購入後の関係性を確立するため、顧客の WeChat 連絡先にプライベートでより人間的な側面をしばしば共有した。新しい WeChat Work を使えば、ブランド各社は求めてきた機能に加え、営業担当者に代わって投稿内容を準備し、複数の連絡チャネルで一貫性を維持することができる。この更新により、WeChat Work と WeChat 間のギャップが解消される。

ソーシャルコマースには、WeChat ではなく WeChat Work が最適な理由

ソーシャルコマースでのエンゲージメントに関して、WeChat Work は WeChat が持っていた機能を改善している。ブランド一部の従業員に顧客と直接会話させるか、顧客を割引やニュースが共有されるをグループに追加することで、WeChat を使ったソーシャルコマースを活用してきた。この方法は成功する可能性があるが欠点がある。

  • 顧客との関係性を管理しているのは、ブランドではなく営業担当者だからだ。担当者が退社すると、ブランドは顧客データベースと紐づいた収入を失うことになる。
  • ブランドは、顧客と従業員との会話を可視化できない。

WeChat Work をソーシャルコマースに活用する

WeChat Work を使うとブランドは顧客との関係を管理できる。ブランドは、主に3つの方法で WeChat Work を活用できる。

顧客の獲得と接続

WeChat Work はブランドに営業担当者の活動に関するインサイトを提供し、営業担当者の退職後も顧客データを保持する機能を提供する。顧客は自分の WeChat を使って営業担当者の WeChat Work QR コードをスキャンしすぐに接続できるが、WeChat Work でのすべての営業スタッフのアクティビティはマネージャーが簡単に追跡できる。営業担当者が退職する際は、ブランドが従業員の離職に備え、顧客を新しい営業担当者に簡単に再割り当てできる。

ソーシャル CRM

営業担当者とブランドは、アプリを使ってソーシャル CRM を連携し顧客に対する完全な知識を得ることができるため、適切なコンテンツを顧客とエンゲージするタイミングを理解でき、一元化された KPI ダッシュボードから販売進捗を追跡できる。営業チームは、KPI システムに直接接続し、進行状況をリアルタイムで追跡できるようになった。これにより、モチベーション、つまりは売上が大幅に向上する。

主要顧客との長期的な関係づくり

WeChat Work により360度顧客プロファイルを作成できるため、ブランドは営業担当者向けに行動ベースのタスクを作成し、コンバージョン率を向上させることができる。さらに、セールスマネージャーは、チャット数や応答時間を追跡することで、マクロレベルで販売の進捗状況を監視できる。

ソーシャルセールスから最も利益を得る業界は?

どの業界でもソーシャルコマースを活用できる。最も注目すべき例の一つは、ラグジュアリー業界だ。WeChat Work の機能を活用し、長期的な関係とパーソナライズされた体験を作り出せる。小売業者は WeChat Work の O2O 機能の恩恵を受けることもできる。WeChat Work のエコシステムの柔軟性とスケーラビリティのおかげで、他の業界も恩恵を受けることができるだろう。ブランドは、カスタマイズされたアプリとミニプログラム(小程序)を構築してアプリに連携し、顧客体験を向上させ、販売プロセスを合理化できる。また、B2B 業界は、これらの分野で今後数ヶ月に大幅な成長が見られるだろう。

WeChat Work の目標

WeChat Work の最終目標は、ブランドに「チーム全体による販売」という概念を達成するためのツールを提供することだ。チーム全体を一つのプラットフォームに統合し、マーケティング戦略を連携することで、ブランドの販売を増やすことができる。これを実現するために、Tencent はブランドのオムニチャネルエコシステムの中心で細かく調整されたツールを企業に提供することにより、再びソーシャルコマースをディスラプトしつつある。こうして、Tencent はより多くのトラフィックをマーケットプレイスからプライベートトラフィックチャネルに誘導し、ブランドは収益を最大化し、顧客との関係を育み、長期的な成長を確保できるようになるわけだ。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

WeChatに「a map of deadbeat debtors(借金を踏み倒す債務者のマップ)」が公開、社会信用スコア構築テストの一環で

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ピックアップ:Hebei court unveils program to expose deadbeat debtors ニュースサマリー:中国テック大手Tencent(騰訊)が開発するメッセージングアプリ「WeChat」内のミニプログラム(アプリ内アプリ)に「a map of deadbeat debtors(借金を踏み倒す債務者のマップ)」が公開された。ChinaDailyなどが1月16日に…

person looking at the map and using compass
Photo by rawpixel.com on Pexels.com

ピックアップ:Hebei court unveils program to expose deadbeat debtors

ニュースサマリー:中国テック大手Tencent(騰訊)が開発するメッセージングアプリ「WeChat」内のミニプログラム(アプリ内アプリ)に「a map of deadbeat debtors(借金を踏み倒す債務者のマップ)」が公開された。ChinaDailyなどが1月16日に伝えている。

河北省の最高人民法院が公開したもので、アプリの名の通り、マップ上にてGPSを基に半径500メートル以内における債務者の個人情報(氏名、ナショナルIDなど)を確認することができる。中国では国を挙げて国民に対し、社会的信用スコアを数値化するシステムを2020年までに構築すると発表しているが、今回はその一環におけるテストとなる模様。(執筆:増渕大志)

Tencent(騰訊)、信用スコアリングシステム「微信支付分」をローンチ——Alibaba(阿里巴巴)系「Sesame Credit(芝麻信用)」に対抗

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Tencent(騰訊)は、中国の主要都市において WeChat Pay(微信支付)用クレジットスコアリング機能の実験を開始した。支出行動や個人的なつながりなどの情報をもとにユーザをレーティングするものだ。 「微信支付分」というこのシステムは、北京、上海、広州、深圳で運用されていると Paper(澎湃)が報じている。同社は、今月初めに中国南部の都市、広州で開催された イベント「WeChat Open…

Image credit: Tencent(騰訊)

Tencent(騰訊)は、中国の主要都市において WeChat Pay(微信支付)用クレジットスコアリング機能の実験を開始した。支出行動や個人的なつながりなどの情報をもとにユーザをレーティングするものだ。

「微信支付分」というこのシステムは、北京、上海、広州、深圳で運用されていると Paper(澎湃)が報じている。同社は、今月初めに中国南部の都市、広州で開催された イベント「WeChat Open Class PRO(微信公開課 PRO)」でこの最新機能の実験を行った。

ユーザのスコアリングに際しては、アプリのソーシャルな側面が含まれる。WeChat(微信)でのつながりや友人関係がユーザのクレジットスコアリングにどのように影響するかという TechNode(動点科技)からの質問に対し、WeChat 関係者は詳細を語らなかった。

このシステムは、Alibaba(阿里巴巴)関連会社の Ant Financial(螞蟻金融)が運営する「 Sesame Credit(芝麻信用)」を思い起こさせる。こちらはユーザを350~950のスコアにレート付けするものだ。このプラットフォームではユーザのスコアリングに購買履歴、資産、契約の履行状況などを活用している。

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WeChat の最新システムでは、モバイル決済サービスから集められたソーシャルなデータを考慮に入れる。Tencent Credit(騰訊信用)では300~850のレーティングを割り当てるため、スコアのレンジを示すものではないという。報道によると、WeChat は年内の全国展開を目標としている。

クレジットスコアは、WeChat Pay でプールされたデータ、とりわけその人の消費行動や義務を果たす能力をもとに計算されます。

同社はTechNodeに語った。WeChatによると、その目的は「人々の生活をよりシンプルに、より便利にするサービスを提供」することである。

WeChat インターフェイスのスクリーンショット。クレジットスコアリング機能が見て取れる。
Image credit: WeChat アカウント「Guofen Zhushou」

高いスコアを与えられたユーザには、レンタルサービスやホテル宿泊の際の保証金が免除されたり、商品・サービスの後払いが可能になったりする特典がある。

パワーバンク(充電バッテリ)サービスの Xiaodian(小電科技)は現在、この機能をサポートしている。高いスコアを持つユーザは、保証金なしで携帯充電器レンタルを申し込める。最新機能の実験を行うため、多くのブランド企業と協業がなされているという。企業側からみたクレジットスコアのシステムには、ユーザリスク評価や代金回収など多くの機能がある。信用度の低い顧客の割合が高まらないようにするのが目標だ。

Tencent は2017年半ばに自社のクレジットレーティングシステムの実験を開始し、昨年にこの機能を正式にローンチした。同社は、2015年にプライベートクレジットスコアプラットフォームを開発する許可を中国人民銀行から与えられた8社のうちの1社である。同じく許可された企業に Alibaba がある。Alibabaは その後まもなく、Ant Financial が運営する Sesame Credit をローンチした。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

中国・深圳で、ブロックチェーンを使った電子インボイスシステム「fapiao(発票)」の実用試験を開始へ

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深圳は、ブロックチェーンを使った電子インボイスシステム「fapiao(発票)」の全国展開に向けた実用試験を実施する都市となる。中国の誰もが使うアプリ「WeChat(微信)」を使ったこのサービスは、Tencent(騰訊)、深圳市水務局、ソフトウェア会社の Kingdee(金蝶)によって開発された。 fapiao は、商品やサービスを購入したことを証明する法的領収書だ。しかし、法律事務所の Dezan…

深圳は、ブロックチェーンを使った電子インボイスシステム「fapiao(発票)」の全国展開に向けた実用試験を実施する都市となる。中国の誰もが使うアプリ「WeChat(微信)」を使ったこのサービスは、Tencent(騰訊)、深圳市水務局、ソフトウェア会社の Kingdee(金蝶)によって開発された。

fapiao は、商品やサービスを購入したことを証明する法的領収書だ。しかし、法律事務所の Dezan Shira and Associates によれば、より大きな fapiao の請求システムが、中国の税法、企業のコンプライアンスには必要な不可欠な存在となる。従業員は精算のために、会社に対して頻繁にインボイスを提出している。

税金関連のほとんどの事柄と同様、fapiao のシステムも定期的に悪用される。タックスインボイスは、公衆の場で文字やステッカーでよく見られる広告を通じて、ヤミ市場で購入することも可能だ。

新しいインボイス発行システムのローンチは8月10日、Tencent から発表された。特別な形式、Excel タブ、配送サービス、糊が必要になる紙形態の fapiao を送付する際の過度に複雑なプロセスと違って、電子インボイスは WeChat から直接発行が可能になっている。

<関連記事>

ユーザは支払後にバーチャルな famipo の受取を申し込むことができ、その fapiao を精算のために提出するインボイスを選択できる「Card Bag(卡包)」内に保存することができる。インボイス情報は、会社や税務署とリアルタイムに同期することになる。

Tencent によればブロックチェーンの採用したことで、それぞれのインボイスを後から追跡でき、情報改ざんができないようにし、データが消滅しないようにした。プロセス全体をリアルタイムでモニター可能だ。

今回の事例は、中国で初めてのブロックチェーンベースの電子インボイスシステムではない。6月には、「税鏈」というシステムが、広州国家ハイテク産業開発区の黄埔区と広州燃気集団(ガス会社)によりローンチしている。

中国政府は、知的所有権の保護元受刑者の監督公衆ヘルスケア向けの ID システムなど、ブロックチェーンを他の分野にも適用することを模索している。

【原文】

【via Technode】

WeChat(微信)のユーザ数が10億人に到達する見込み

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どうやら中国の人々はWeChat(微信)を際限なく愛しているようで、同アプリのユーザ数は10億人というレベルに急速に迫っている。Tencent(騰訊)が発表した暫定的な営業報告書によると、Weixin(オリジナルの中国語版)とWeChat(国際版)の月間アクティブユーザ数の合計値は、9億6,300万人に達した。昨年は8億600万人だったことから、年間伸び率は19.5%となる。 このペースで成長が続…

どうやら中国の人々はWeChat(微信)を際限なく愛しているようで、同アプリのユーザ数は10億人というレベルに急速に迫っている。Tencent(騰訊)が発表した暫定的な営業報告書によると、Weixin(オリジナルの中国語版)とWeChat(国際版)の月間アクティブユーザ数の合計値は、9億6,300万人に達した。昨年は8億600万人だったことから、年間伸び率は19.5%となる。

このペースで成長が続いた場合、今年度の第3四半期ないし第4四半期には、Weixin とWeChat の月間アクティブユーザは10億人に到達する見込みだ。これが現実のものとなれば、Facebook やWhatsApp と肩を並べ、月間ユーザ10億人の大台を達成した数少ない大手ソーシャルアプリの一つとなる。

WeChat を手がける Tencent の今年上半期の業績は好調で、収益は57%増となる1,061億5,800万人民元(156億7,000万米ドル)、利益は328億200万人民元を記録した。例によって同社はWeChatによる収益額を明言しなかったが、営業報告書に挙げられた花形の収入源であるオンラインゲームとソーシャル広告に次ぐ規模と見られる。

順調に成長しているユーザベースの一方で、ユーザ増加率を今後も長期的に安定させるよう求める同社へのプレッシャーは高まっている。今後課題となり得る点の一つは、サービスの利用者が中国語話者に偏っているという事実だ。同アプリは、中国本土、香港、台湾などで強いシェアを誇っている。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

WeChat(微信)、新サービス「黄金紅包」でユーザ同士が金(きん)をやりとりできる新たな金融商品を販売促進

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この間の春節期間中、WeChat(微信)は、紅包(ホンバオ:中国のお年玉のようなもので、お祝いの時などに贈るお金)の新サービスの試験運用を行った。この新サービスでは、既存の紅包サービスと同じシステムを利用して、ユーザ間で金(きん)の受け渡しを行うことができる。 紅包と同様に黄金紅包においても、贈り主は、金を特定の人数に均等に割り当てるか、もしくは、トータルの量と人数だけを決め、運試しもかねてシステ…

この間の春節期間中、WeChat(微信)は、紅包(ホンバオ:中国のお年玉のようなもので、お祝いの時などに贈るお金)の新サービスの試験運用を行った。この新サービスでは、既存の紅包サービスと同じシステムを利用して、ユーザ間で金(きん)の受け渡しを行うことができる。

紅包と同様に黄金紅包においても、贈り主は、金を特定の人数に均等に割り当てるか、もしくは、トータルの量と人数だけを決め、運試しもかねてシステムにランダムに割り当ててもらい、チャットグループに送信することができる。

Tencent(騰訊)CEO Pony Ma(馬化騰)氏の「黄金紅包」
(Image credit: 企鵝生態)

2017年1月後半、Tencent(騰訊=WeChat の親会社)のオンライン決済部門 Tenpay(財付通)と、最大級の国営銀行である中国工商銀行(ICBC)は、オンライン金投資サービス「微黄金」を共同でローンチした。今のところ、微黄金は、黄金紅包に金を供給する唯一のサプライヤだ。

黄金紅包サービスよりも数日前にローンチされた微黄金は、WeChat サービスアカウントとして構築されており、そこでは、WeChat ユーザが金を直接購入したり、金投資に関する情報にアクセスすることができる。現在のところ、このサービスは手数料なしで利用可能だ。

黄金紅包をやり取りするために、ユーザは微黄金サービスを利用してアカウントを有効にしなければならない。つまり、微黄金サービスの WeChat サービスアカウントに登録する必要があるのだ。この仕組みにより、登録ユーザ数の増加が見込まれる。2014年前半、紅包サービスでも同じ仕組みが使われ、ローンチした直後にも関わらず、WeChat Payment(微信支付)での銀行カード登録を大量に獲得している。2016年3月時点で、銀行カードを登録しているWeChatアカウント数は3億以上にのぼる。

黄金紅包と紅包で大きく異なる点は、もちろん、金の価格は時間が経つにつれて変動するということだ。しかし、昔から金は安全資産とされていることや、中国では金を贈り物にする文化があることから、多くのユーザは黄金紅包の方を好むのではないかと考えられている。

中国は4年連続で世界最大の金消費国となった。中国人投資家の間で金の人気が上がっていることが最近明らかになった。これらの投資家は、国営銀行が運営するオンラインプラットフォームを利用しているため、上海金取引所で投資を行うことができる。

騰訊微黄金のスクリーンショット
(Image credit: 企鵝生態)

WeChat とその親会社 Tencent がある広東省のような中国の一部の地域では、金を使った装飾品などの贈り物を贈ることは伝統とされている。

中国で評判のビジネスジャーナリスト Wu Xiaobo(呉暁波)氏が出版した Tencent に関する最新本「騰訊伝」によると、WeChat の紅包プロジェクトは、もとはといえば、春節明けの仕事始めの日に、Tencent の経営者らが従業員に紅包をあげる便利な方法を編み出すために始まったものだそうだ。

WeChat の紅包は驚くほどの人気を集め、今では中国で最も利用されているモバイルウェブサービスの一つとなった。WeChat によると、陰暦の大晦日にあたる2017年1月27日だけで、142億個の紅包がやり取りされたという。

微黄金の他にも、Tencent はこれまでにオンラインファイナンス分野で幅広くサービスを打ち出してきた。たとえば、オンライン決済の Tenpay、オンライン金融商品マーケットプレイスの Licaitong(理財通)、オンライン個人ローンの Weilidai(微粒貸)、信用格付けの Tencent Credit(騰訊征信/騰訊信用)、クラウドサービスなどである。Tencent のソーシャルサービス WeChat と QQ では、すべての消費者向けサービスを簡単に利用することができる。2015年には、Tencent が30%の株式を保有するオンライン専用の民間銀行 WeBank(微衆銀行)が開設された。

Tencentは現在、モバイルファイナンス分野において、Alibaba Group(阿里巴巴集団)の金融部門である Ant Financial Services Group(螞蟻金融服務集団)と真っ向勝負の状態にある。Ant Financial Services Group もまた、Alipay(支付宝)アプリを通じてモバイル上で、金投資を含めた幅広い金融商品とサービスを提供している。しかし、AntとAlibabaには、商品の成長を押し上げてくれる WeChat や QQ のようなソーシャルツールがない。というのも、そうしたツールを手に入れようと何度か挑戦しては失敗しているのだ。

WeChat 紅包とやり合うために、Alipay は2017年の春節の前に AR 紅包というサービスをローンチし、さらに、休暇期間中には紅包キャンペーンをいくつか行ったが、この Alipay と Alibaba 傘下企業による試みによっても、WeChat 紅包ほど持続性のある人気を得ることはできなかった。

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【via Technode】 @technodechina

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