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短尺動画「Douyin(抖音)」、デイリーアクティブユーザ4億人を突破

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訂正と補足:記事初出時にDouyin(抖音)をTikTokと表記していましたが正しくは原文の通り、こちらのニュースは中国国内で展開しているDouyin(抖音)の情報になります。グローバルで展開しているTikTokとは異なる情報なので修正してお知らせいたします Bytedance(字節跳動)は1月5日にリリースした2019年版年次報告書で、短尺動画アプリ「Douyin(抖音)」のデイリーアクティブユ…

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訂正と補足:記事初出時にDouyin(抖音)をTikTokと表記していましたが正しくは原文の通り、こちらのニュースは中国国内で展開しているDouyin(抖音)の情報になります。グローバルで展開しているTikTokとは異なる情報なので修正してお知らせいたします

Bytedance(字節跳動)は1月5日にリリースした2019年版年次報告書で、短尺動画アプリ「Douyin(抖音)」のデイリーアクティブユーザ数(以下、DAU)が4億人を超えたと発表した。

重視すべき理由:Douyinは現在、ライバル関係にある短尺動画プラットフォーム「Kuaishou(快手)」との熾烈な競争に直面している。Kuaishouは6月に「戦闘モード」に入り、1月末までにDAUを3億人に引き上げるという。

  • 調査会社Quest Mobileのレポートによると、DouyinとKuaishou両方を利用している2019年6月のユーザ数は前年比で2倍以上増加し、1億5,880万人となった。

詳細情報:年次報告書によると、DouyinのDAUは7月に発表された3億2,000万人から25%以上急増した。

  • また、年次報告書において、より高いロイヤルティを求める世界的な大手音楽レーベルと膠着状態にある中、Bytedanceはオリジナル楽曲の導入を促進したと強調している。2019年に最も頻繁に使用された10曲のうち上位9曲は、中国の独立系ミュージシャンによって作曲されている。
  • さらに、Douyinの教育コンテンツに関する統計も明記されている。昨年1,490万件近くの教育向け短編ビデオが作成され、それぞれ平均10万人のユーザが閲覧した。

背景:Tencent(腾讯)から支援を受けるKuaishouと激しい競争が繰り広げられている中、Bytedanceはユーザベースの成長を堅調に維持することができている。

  • Bytedanceが運営するアプリ全体の2019年上半期DAUは、前年同期比で16.7%増加し7億人になったと同社は7月に語った
  • LatePostの報道によると、Kuaishouは2019年12月、Tencentがリードする30億米ドル規模のシリーズFラウンドをほぼ完了させた。
  • Kuaishouは10月に目標を大きく2つに分けた。1つ目は旧正月が2020年1月24日に開催される前に、ピーク時のDAUを3億人にすること。2つ目は春節後3か月で平均DAUを3億人にすることである。
  • この目標を達成するために、Kuaishouは11億人民元相当の賞金を用意し、China Central Televisionが開催する毎年恒例のテレビイベントであるSpring Festival Gala(春節聯歓晩会)を大々的に宣伝する予定だ。Kuaishouは同イベントの独占的インタラクティブパートナーである。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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上半期収益は71億ドル、拡大続く中国「TikTok」がEコマース機能をアップデート

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短尺動画アプリ「TikTok(抖音)」は最近、Eコマース機能をアップデートしていたことがわかった。36Krの報道によると、ユーザが広告をクリックした後、1つの商品だけでなく、フィード内に類似または関連商品を閲覧できるようになったという。 重視すべき理由:Bytedanceはコンテンツプラットフォーム全体において、広告の作成や展開、および管理を最適化することで広告収益を高めるだけに留まらず、ユーザエ…

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Screenshots of a product feed following a short video for a meal replacement milkshake with similar products (left) and other recommended products (right). (Image credit: TechNode)

短尺動画アプリ「TikTok(抖音)」は最近、Eコマース機能をアップデートしていたことがわかった。36Krの報道によると、ユーザが広告をクリックした後、1つの商品だけでなく、フィード内に類似または関連商品を閲覧できるようになったという。

重視すべき理由:Bytedanceはコンテンツプラットフォーム全体において、広告の作成や展開、および管理を最適化することで広告収益を高めるだけに留まらず、ユーザエクスペリエンスの改善にも取り組んでいるようである。

  • Bytedanceは9月、TikTok向けの広告動画作成ツールをローンチした。それ以前には、広告やマーケティングキャンペーン実績を追跡する2つのアプリもリリースしている。

詳細情報:動画下部にある商品広告をクリックすると、類似または関連商品の広告を含む動画で構成されるフィードに移動する。アップデート前は広告をクリック後、1つの商品しか表示されなかった。

  • 動画の表示方法は次のように複数存在する。一部フィードはユーザの「いいね!」の数をもとに動画をランク付けするが、その他フィードは売上高でランク付けされた類似商品を宣伝する動画を直接表示する。また、別のタイプのフィードには、ユーザが興味を持っているであろう関連性のない商品が順不同で表示される。
  • たとえば、食事代わりとなるミルクシェイクを宣伝する短い動画では、他のクリエイターが手掛けた上位6つの同じミルクシェイクの宣伝動画を閲覧できるフィードに移動し、その後に果物、アルコール飲料、シーフードなどのおすすめ商品リストが続く。
  • ユーザは売上や価格に準じて、フィードをランク付けして結果を表示させることができない。
  • それぞれ異なるユーザに合わせ、どのタイプのフィードを表示させるかを決定するパラメーターは何が使われているかについては、明らかにされていない。
  • TechNodeはBytedanceに取材申込をしたが、コメントを得ることができなかった。

背景:Bytedanceは2019年上半期に、検索エンジン大手Baidu(百度)と巨大ゲーム企業Tencent(騰訊)を抜いて、中国のデジタル広告市場で2番目に大きなシェアを獲得した。TikTokとコンテンツアグリゲーターであるJinri Toutiaoの好調が、シェア獲得の主な要因である。

  • 同社の今年上半期のデジタル収益は、前年比113%増の500億人民元(71億米ドル)となり、中国のデジタルメディア支出全体の23%を占めている。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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インドのTikTokは教育に活路を見出すーー月間2億人を送客する巨大プラットフォームに

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ピックアップ:TikTok makes education push in India ニュースサマリー:中国のショートビデオ配信プラットホーム「TikTok」が教育コンテンツ・プログラムの拡大戦略を掲げ、インドで教育系スタートアップやコンテンツクリエイターらと提携し始めている。 TikTokが特定コンテンツ領域で今回のようなプログラムを実施することは初めての試み。教育コンテンツは基礎科目である理…

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Image Credit : TikTok

ピックアップTikTok makes education push in India

ニュースサマリー:中国のショートビデオ配信プラットホーム「TikTok」が教育コンテンツ・プログラムの拡大戦略を掲げ、インドで教育系スタートアップやコンテンツクリエイターらと提携し始めている。

TikTokが特定コンテンツ領域で今回のようなプログラムを実施することは初めての試み。教育コンテンツは基礎科目である理科や数学、英語などの他に、メンタルケアや自己啓発など多岐に渡る。パートナーとして発表されている企業では以前本誌で紹介した「Vendatsu」を筆頭に、「Topper」や「Made Easy」、「Gradeup」、「 Josh Talks」などが名を連ねる。

<参考記事>

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Image Credit : Google Play

話題のポイント:提携企業数を増やす目的は、彼ら独自のコンテンツをTikTokプラットホーム上で配信可能にし、それぞれのプラットホームとの相互流入を加速させて相乗効果を図ることです。TikTokとしてはプラットホームのコンテンツ充実化を果たすことができ、提携側もTikTokプラットホームで自社コンテンツの視聴者数を押し上げることができます。

実際ピックアップ記事によればインドのTikTok月間ユーザー数は約2億人に上るといいます(今年4月のアクティブ・ユーザー数は1億2,000万人)。Josh Talkのボードメンバーによれば、同プラットホームはTikTokとの提携後、わずか2カ月弱で3,500万人以上のユーザーにリーチできたとのこと。

こうした点を踏まえると、TikTokは教育動画コンテンツのキュレーション・メディア化を狙っているということが分かります。言い換えれば、様々な教育メディアからコンテンツを収集し、TikTok上で一元的に配信するプラットフォーム化を狙っているわけです。

キュレーションメディアはアクセス数を集めることに向いており、かつ教育動画は広告効果が高く、収益化に向いているとされています。ゆえに同社が狙うポジションには大きな旨味があります。

一方、競合としてTikTokをエドテック市場に持ち込んだかのようなスタートアップ「Bolo India」が挙げられます。こちらは70秒を最大尺としたショート・ムービーの配信プラットホーム。基礎科目から人生・人間関係・キャリア・自己啓発・金融・テクノロジー・スポーツ・生活術など幅広いコンテンツが揃っている動画SNSです。

<参考記事>

日本でも有名なTikTokですが、今後教育ショート・ムービーを日本でも展開する可能性があると考えれば、今回の挑戦には大きな興味をそそられます。

既に大規模なネットワークを持っている点でTikTokの地盤は強固だと言えますが、各市場で競合はいくらでも出てくる可能性があり、マーケット独占はそう簡単ではないと予想できます。一方、本記事で紹介したBolo Indiaのように既に教育ショート・ビデオに特化したネットワークを保有しているメディアすら、TikTokと提携を行い協力関係を築くというシナリオもあり得るでしょう。

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TikTokは「追体験プラットフォーム」になる ーー “Storytelling as a Service”が秘める市場インパクト

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ピックアップ記事: Subway Time Warps Are China’s Latest TikTok Meme ニュースサマリー: 2019年4月、短尺動画アプリ「TikTok」を発信源に、地下鉄を舞台にしたコンテンツが流行した。動画では、女性が現代の地下鉄を降りると過去や別次元へ足を伸ばし、様々な服装を装ったりいろんな場所へ赴きながら旅をする。 中国版Twitter「Weibo」上ではハッ…

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Photo by Jonas Von Werne on Pexels.com

ピックアップ記事: Subway Time Warps Are China’s Latest TikTok Meme

ニュースサマリー: 2019年4月、短尺動画アプリ「TikTok」を発信源に、地下鉄を舞台にしたコンテンツが流行した。動画では、女性が現代の地下鉄を降りると過去や別次元へ足を伸ばし、様々な服装を装ったりいろんな場所へ赴きながら旅をする。

中国版Twitter「Weibo」上ではハッシュタグ「subway crossing」と名付けられ、同動画を真似たコンテンツが瞬く間に700万回まで再生数が伸びた。中国の西安市の地下鉄会社もsubway crossingのトレンドに乗り、自社事業を紹介するトレース動画を発表した。

TikTokは「ストーリー追体験プラットフォーム」の役割を担う

話題のポイント: TikTok上では様々なコンテンツが人気になっていますが、なかでも注目なのが今回紹介したような旅動画の領域。

日本ではハッシュタグ「TikTokで旅をしよう」と検索すると非常に凝った高品質なコンテンツがヒットします。こうした旅動画が新たなメディア領域になる兆しが出ています。実際、ハッシュタグ「TikTokで旅をしよう」は累計約5億再生、ハッシュタグ「Travel」においては30億再生。TikTokが作り出した市場規模は巨大です。

旅動画コンテンツの醍醐味はユーザーが行ったことのない・体験したことのない場所を、ストーリー仕立てで追体験できる点にあります。追体験をユーザーに提供するためには、現在のTikTokのフィルターでは対応しきれません。外部ビジュアル・エフェクトツール(以下VFX)や、動画編集ソフトを利用してコンテンツ表現を高める必要があります。

TikTokの独特な撮影フォーマットと、各ユーザーが趣向を凝らして編集した旅行体験を伝えるコンテンツに注目が集まりつつあります。

同時に、ユーザーが1分程度スマホを眺めるだけで追体験できるコンテンツが集まるTikTokを“Story Telling as a Service”と呼び始める人も登場し始めました。アプリを通じてストーリー調の体験をユーザーに伝えるコンテンツが量産されるプラットフォームを指します。

動画編集市場を一変させる可能性

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Photo by Pixabay on Pexels.com

先述したように、ストーリー仕立ての旅行動画を制作するには映像編集に強い人材が必要です。言い換えれば、現在こうしたコンテンツ領域に張っている動画製作者が人気コンテンツを配信できる状態といえます。

しかし、TikTokが撮影フォーマットやARフィルターなどを将来的に追加してくれば、一般ユーザーでも似たような世界観をいずれ編集して再現することが可能となるかもしれません。

もともと独特の動画編集フォーマットを用いて、動画編集ツールの役割を担いながら成長してきたTikTok。いわば動画編集ツールを他のどのサービスよりも民主化したのが同アプリです。編集ツールとしてのTikTokの進化を考えた際、たとえば冒頭で紹介した地下鉄コンテンツを手軽に真似ることもできるようになるかもしれません。

ここで今後の市場感として捉えておくべきなのが、VFXコンテンツ製作者に代表される動画編集者の活動領域・作品発表プラットフォームが旅動画の人気と共にスマホへとシフトしつつある点です。

TikTokの台頭と共に、従来映像編集スタジオでしか出来なかったことが徐々にスマホのフィルターで出来るようになっている市場変革の兆しがすでに芽生えています。これを指して“Movie Studio in the phone”と市場では称されます。

こういった未来を逆算した際、相当高度な映像編集技術を要するコンテンツが、TikTokの成長と共に量産され、現在活躍している動画編集者の価値が目減りしてくることが予想されます。

5-10年の時間を費やすと思いますが、TikTokを筆頭に“Story Telling as a Service”の概念が広まり、高い再現性を用いてあらゆる物事を追体験できるコンテンツが広まることで起こる動画市場の変化に注視しておく必要があるでしょう。

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インドで禁止されたTikTokは2週間で復帰ーー600万コンテンツを削除、被った損失は1日最大50万ドル

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ピックアップ:TikTok is regaining its position in India by paying Indians to download the app ニュースサマリ:4月17日に発生したインドにおける人気アプリ「TikTok」締め出しは約2週間で解禁となった。Quartzが伝えている内容によれば、同アプリは4月30日にGoogleとAppleのアプリストアに復帰し、順調にダ…

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Photo by Pixabay on Pexels.com

ピックアップ:TikTok is regaining its position in India by paying Indians to download the app

ニュースサマリ:4月17日に発生したインドにおける人気アプリ「TikTok」締め出しは約2週間で解禁となった。Quartzが伝えている内容によれば、同アプリは4月30日にGoogleとAppleのアプリストアに復帰し、順調にダウンロードランキングも回復しているという。

話題のポイント:インドにおけるTikTok締め出しについては、一国家が特定アプリを制限するという特殊な事態ということもあって大きな話題になりました。これについては他のソーシャルでも同様の問題を抱えているだけに、表現の自由とのバランスなど考えるべきポイントも多かったと思います。

参考記事:どうしてポルノ問題でTikTokだけ締め出し?

締め出しの影響はSensor Towerのリサーチで前月比で33%以上ダウンしたそうです。しかし、5月に入って締め出しから復帰すると、TikTokは対象となりそうな問題のコンテンツを600万件削除した上で「#ReturnOfTikTok」というキャンペーンを開始。なんと毎日3名に10万ルピー(約1400ドルほど)をプレゼントするという大盤振る舞いをしているそうです。

運営するBytedanceがこの件で被った被害は1日に最大50万ドルということなので、躍起になるのもわかりますが、締め出し食らった理由がポルノ問題だったことを考えると、なかなか激しい反攻とも思えます。

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どうしてポルノ問題でTikTokだけ締め出し?

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ピックアップ:Almost every social network has a porn problem—so why is India banning only TikTok? 先日こちらのピックアップ記事でTikTokがインドから締め出しを食らったことをお伝えしました。17日段階でiOSもNGになっているようです。※ダウンロード済みは利用可能。 参考記事:TikTok使っちゃダメ!1.2億人…

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Photo by Arvind shakya on Pexels.com

ピックアップ:Almost every social network has a porn problem—so why is India banning only TikTok?

先日こちらのピックアップ記事でTikTokがインドから締め出しを食らったことをお伝えしました。17日段階でiOSもNGになっているようです。※ダウンロード済みは利用可能。

リサーチ会社SensorTowerのこちらのレポートによれば、TikTokの全ダウンロード数は2月時点でiOS・Android合わせて10億回。なかでもインドは突出してるようで、25%を占めている巨大マーケットです。前回記事にも書いた通り「インドの」月間のアクティブユーザー数だけで1億2000万人ですから、すごいとか通り越して想像があまりつきません。みんな踊ってるんですよね。

ところで今回の締め出しですが、やや不可解だったのが「他のソーシャルもポルノあるやんけ」問題です。特にTwitterは現時点でもそれっぽいワードで検索すると、まだ結構な確率でポルノ画像に遭遇します。なぜこのキーワードを知ってるのかについては聞かないでください。

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日本のTwitterで検索。10分かからずポルノ画像にたどり着きます

さすがに過去思いっきりな全盛期に比べれば減った印象はありますが、サクッとこういう情報にアクセスできるのはやはりどうかなと。

で、この件で斜め読みしてると色々な考察があって、例えばロイター取材の「インド、TikTokのダウンロード禁止 中国製が理由?」という記事なんかは(原文当たれてないからそっちに書いてあるのかもしれませんが)中国由来の根拠が全く書かれていないなど、混迷しているような状況です。

そんな中、我らが良識Quartzにはしっかりとした考察らしきものがありました。さすがユーザベースさん目の付け所が違いますね。特になるほどなと思ったのは他のソーシャルと比較してTikTokがポルノに対して「ユルかった」点です。ちょいと引用拝借します。

Unlike TikTok, most other social media and video/photo sharing apps are largely private and controlled in nature, which means a post can only be seen by a limited network of a user. “The issue with TikTok is it encourages interactivity over videos,” said Prasanto Roy, a New Delhi-based tech policy consultant. “Facebook and Instagram start out with smaller circles or friends groups, while TikTok can get to a larger audience quickly—including allowing video interaction with strangers.” 「TikTok以外のソーシャルは大部分がプライベートであり、本質的には管理下にあります。つまり、ユーザーは限られたユーザーネットワークでのみ投稿が閲覧ができる状態なのです。(中略)しかし、TikTokは見知らぬ人とのビデオでのやりとりを含め、結構広い範囲のユーザーにすばやくアクセスできてしまう」。

簡単に言えば、ポルノ投稿だけでなく、援助交際的な危険なやり取りもやりやすい環境にあって、さらにユーザーセグメントが若いわけです。現在、TikTok側ではこういったコンテンツを排除する専門チームを強化して対策に乗り出すとしてますが、ユーザー数が半端ありませんから、機械学習のシステム含めてどのような結果が出るのか興味深いですね。

ちなみに記事にもありましたが、TikTokがインドで使えなくなるかも、というニュースの後に、別のソーシャルアプリがチャートを上昇しているそうです。

いずれにせよ、一国の政府が特定事業者のサービス、それも大きなネットワークを遮断するというのはよっぽどの出来事です。一つ間違えば言論の自由を閉ざすことにもつながりかねません。

ソーシャルメディア側での対応はもちろん野放し状態は勘弁してもらいたいですが、それよりもますます利用側の教育の必要性を感じた一件でした。現地時間で今日、22日にはチェンナイで次の公聴会(ヒアリング)が実施されるようです。

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短編動画アプリ「TikTok(抖音)」、日本と韓国で新人アーティスト発掘オーディションをローンチ

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Bytedance(字節跳動)が所有する短編動画アプリ TikTok(抖音)は4月5日、才能あふれる独立系ミュージシャンを発掘するため、アプリ内で新人発掘プログラムをローンチした。まず最初は日本と韓国で開催される。 3月28日、ソウルで「TikTok Spotlight」が初めて披露された。同社によると、TikTok Spotlight は独立系でレコード会社に所属していないアーティストを発掘・支…

日本で行われた TikTok Spotlight の告知イベント
Image credit: Bytedance(字節跳動)

Bytedance(字節跳動)が所有する短編動画アプリ TikTok(抖音)は4月5日、才能あふれる独立系ミュージシャンを発掘するため、アプリ内で新人発掘プログラムをローンチした。まず最初は日本と韓国で開催される。

3月28日、ソウルで「TikTok Spotlight」が初めて披露された。同社によると、TikTok Spotlight は独立系でレコード会社に所属していないアーティストを発掘・支援することを目的としている。レコード契約や出演機会など、さまざまな賞を勝ち取るため、応募者は同プログラムのポータル経由でオリジナルのミュージックビデオをアップロードすることが可能だ。アップロード期間は4月5日から5月31日まで。

ミュージシャンがアップロードしたミュージックビデオは、他ユーザが視聴できるプレイリスト上でプロモーションが行われる。4月5日、つまり TikTok がみなす第1シーズンから5ヶ月間ミュージシャンを審査し、5~10組を選出する。選考回数は3回を予定している。

1次選考では TikTok で獲得した楽曲およびミュージックビデオの再生回数、そして審査員グループからの意見を基にトップの100組が選ばれる。その後、2次選考でさらに18組に絞られる。同プログラムの日本語版サイトによると、次の最終選考でライブパフォーマンスの質や TikTok、Line Music での合計再生回数などを考慮し、受賞者が決定されるという。

TikTok Spotlight は Sony Music、Spotify、Universal Music、Warner Music など21のレコード会社と提携している。また、メンターや審査員として日本と韓国から26人のプロデューサー、ソングライター、シンガーを採用した。

このプログラムに先立ち、TikTok は両国で大きな進歩を遂げた。同アプリは人気男性グループ BTS(防弾少年団)や女性グループ Blackpink など、韓国のミュージシャンとコラボレーションしている。2018年には TikTok Japan で、280を超える公式ハッシュタグチャレンジを作成した。

同プログラムについて、Bytedance は TechNode(動点科技)に対し詳細を明らかにしなかった。

しかし、Bloomberg によると TikTok Spotlight の道のりは平たんではなく、今春契約期限が切れた後、 Sony Music、Universal Music、Warner Music から Douyin や TikTok にある楽曲に対し、さらに高いロイヤルティを要求される可能性があるという。双方の新たな取引に向けた交渉はあまり進んでおらず、3社からの支援は依然不透明なままである。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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TikTok使っちゃダメ!1.2億人が使うインドの政府命令でGoogleがPlayストアからアプリを締め出し

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ピックアップ:Google pulls TikTok from Play Store in India following government order ニュースサマリ:GoogleがインドのPlay Storeから人気ビデオソーシャル「TikTok」を排除したようだ。VentureBeatが16日に伝えているもので、掲載されているスクリーンショットにはTikTokの姿がなくなっている。これは…

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Photo by Pixabay on Pexels.com

ピックアップ:Google pulls TikTok from Play Store in India following government order

ニュースサマリ:GoogleがインドのPlay Storeから人気ビデオソーシャル「TikTok」を排除したようだ。VentureBeatが16日に伝えているもので、掲載されているスクリーンショットにはTikTokの姿がなくなっている。これはインドのチェンナイ(Madras)高等裁判所が4月3日、政府の電子情報技術省(MeitY)に対して出した暫定指示によるもの。

記事によれば、締め出しの理由はTikTokがポルノを含んだ不適切コンテンツを奨励するものであり、若者の将来と子供たちの思考を損なう危険性を指摘している。まだ、同様の指示はAppleに対しても出されている。

インドのTikTokアクティブユーザーは月間で1億2000万人。運営元のBytedanceは現地時間の火曜日、国内の言論の自由を損なうものとしてダウンロード禁止撤回の申し立てをしているが棄却されている。既にダウンロードされているアプリに影響はない。

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Google Play Storeでの検索結果・画像クレジット:VentureBeat

同社は取材に対し、インドでのコンテンツ管理チームを強化し、疑わしいコンテンツを排除するための機械学習アルゴリズムを開発していると語っている。

話題のポイント:数日前にインドでTikTokのバンが話題として上がっていましたが、申し立てが棄却されたからですかね、一旦ダウンロードできないようになったみたいです。

実はTikTokのダウンロード禁止は他の国でもあって、昨年7月にはインドネシアで、今年2月にはバングラディッシュでバンされています。いずれも今回と同じポルノ投稿が原因です。凄まじい勢いで世界トップの時価総額ポジションを獲得したBytedanceですが、ちょっと追いついてないのかもしれませんね。

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Facebookが口パクアプリ「TikTok」をコピー?ーーコンテンツ消費新時代「音楽産業4.0」を考える

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ピックアップ : Facebook is building Lasso, a video music app to steal TikTok’s teens via TechCrunch ニュースサマリー : Facebookが口パクアプリ「TikTok」の模倣サービス開発へ動いていると報じられた。ユーザーは人気曲の口パクもしくはダンス動画を手軽にシェアできる。市場では「Facebookが好きなア…

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Photo by anna-m. weber on Pexels.com

ピックアップ : Facebook is building Lasso, a video music app to steal TikTok’s teens via TechCrunch

ニュースサマリー : Facebookが口パクアプリ「TikTok」の模倣サービス開発へ動いていると報じられた。ユーザーは人気曲の口パクもしくはダンス動画を手軽にシェアできる。市場では「Facebookが好きなアプリ」と答えた10代ユーザーの割合がたったの5%しないというデータもある。本件はこうした若者離れを食い止めるための施策であるとみられる。

Facebookは2018年2月に音楽ラインセンス企業との提携をしている。加えて、カラオケ動画共有サービス「Lip Sync Live」をすでに展開していることから、口パクアプリ開発への前兆はすでに見られていた。

話題のポイント : すっかり他社人気サービスの後追いをするSNSになってしまったFacebookが次に目をつけたのが「TikTok」。日本でもすっかりお馴染みになりましたが、どこまで流行るのか注目が集まります。

元々、市場を先行していた口パクアプリ「Musical.ly」がTikTokによって買収されて開発中止へと至って以来、米国市場にはぽっかりと穴が空いている状態になっています(Musical.lyを検索するとTikTokアプリページへ強制的に流れる導線になっています)。

アジア生まれのアプリに米国ユーザーが流れ込んだとしても、コンテンツやコミュニティ文化の違いが生まれ、上手く同期が進んでいるとは思えません。Facebookはこうした欧米市場で生まれた穴を埋めるようにサービス開発へ躍起になっていると考えます。

さて、ここでポイントは2点あります。1つはジェネレーションZおよびミレニアル世代の音楽消費の形が大きく変わったということ。

筆者が小中学生だった15年ほど前、音楽はCDやMDで消費する時代でした。そこにスティーブ・ジョブズ氏がiPodシリーズとiTunesを投入。オフラインからオンラインで音楽を購買する「音楽をダウンロードする」時代の幕が開けました。

しかし、iTunesの市場寡占はSpotifyを代表するストリーミング配信によってディスラプトされてしまいます。自由かつ無料で音楽を趣向する時代が訪れたのです。ここまでの流れを汲み、仮にCD・MD時代を「音楽産業1.0」、iTunesの登場によるオンライン音楽購入時代を「2.0」、ストリーミングサービス台頭時代を「3.0」と称しておきましょう。

そして2014年、Musical.lyが登場してから市場は次のステージへと向かいました。無料で音楽を聴ける点はそのままに、音楽の楽しみ方が「単に聴く」のではなく「自分好みにカスタマイズして楽しむ」という体験へと変わったのです。言い換えれば、現在私たちは新たな音楽コンテンツ消費時代「音楽産業4.0」を目の当たりにしているのです。

ユーザー体験が大きく変われば、音楽ビジネスモデルも変化せざる得ません。そこで2つ目のポイント、音楽収益軸のシフトチェンジが見えてくるわけです。

先述の通りユーザーの音楽消費の形が変わったからこそ、音楽を単曲やアルバム単位で販売する必要がなくなりました。無料でコンテンツがばら撒かれるのを前提にサービス設計をする必要があります。この点、上手くアーティストの著作権を担保しつつ成長するかが鍵となります。そこで大手音楽ライセンス企業との提携が戦略上重要となってくるのです。

TikTokが「エイベックス」と提携したニュースを筆頭に、日本市場でも提携話はさらに加速するでしょう。Facebookも各国の音楽ライセンスネットワークをさらに広める動きに出るとみて間違いないと思います。

大切なのは、音楽コンテンツが無料で垂れ流される時代に逆行した意見を言うのではなく、「音楽産業4.0」の流れを好意的に受け入れる姿勢を持つことだと考えます。

Facebookのような大手企業がしっかりとライセンス契約を取り付けた上でユーザーに音楽コンテンツを提供するようになれば、著作権を無視して配信されるコンテンツ普及率が圧倒的に減るかもしれません。この流れを積極的に受けて次なる商機を考えるべきでしょう。

たとえばSpotifyのように積極的にブロックチェーン技術などを取り入れ著作権を管理し、誰がどのようなコンテンツを消費したのかを徹底的に分析。音楽が無料で利用されることを前提に、ユーザーに最適な音声コンテンツを届けることを目的としたパーソナライズ化音声広告収益軸を提供することが考えられます。

Facebookが口パクへと動けば、同様のサービスが傘下のInstagramやWhatsAppでも展開されるでしょう。競合の動きにSnapchatやTwitterも黙っていないと思われます。LINEも同じく日本市場で口パク動画の動きを広める可能性があります。

音楽消費の形が急速に変わっている昨今、ビジネスモデルもこうした時代に沿った形で進化することが求められています。Facebookの口パクアプリ機能開発のニュースからは音楽消費の変遷と、時代が私たちに次世代のビジネスセンスを確立するように求めていることがわかります。

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TikTok擁するBytedanceが30億ドル調達報道、評価額は780億ドルで世界一に

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ピックアップ:Bytedance Is Said to Secure Funding at Record $75 Billion Value via bloomberg ニュースサマリ:TikTokを運営する中国Bytedanceが30億ドルの資金調達ラウンドを完了した。Bloombergなどが関係者筋の情報として報じた。ソフトバンクグループなどが参加しておりその評価額は750億ドル(プレ評価)に…

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ピックアップ:Bytedance Is Said to Secure Funding at Record $75 Billion Value via bloomberg

ニュースサマリ:TikTokを運営する中国Bytedanceが30億ドルの資金調達ラウンドを完了した。Bloombergなどが関係者筋の情報として報じた。ソフトバンクグループなどが参加しておりその評価額は750億ドル(プレ評価)に達している。これは未公開企業としては最大の評価額となる。

話題のポイント:記憶に新しいリップシンクソーシャル「Musica.ly」買収(2017年11月)から1年たらずエイベックスグループとの提携で本格的に日本での影響力を拡大しつつある「TikTok」に大型調達の話題です。この手のソーシャルはInstagram以降、SnapChatあたりで止まってる印象もあって、ここ数年のTikTokや台湾のM17 Entertainment「17 Live」などのアジア勢躍進は目を見張るものがあります。

評価額もうなぎのぼりで、CB Insigtsのユニコーンリストで比較するとUberが720億ドルですからあっさりそれを超えてしまいました。(但し、Uberには来年に1200億ドル評価でのIPO予測も)まさに彗星の如く、という感じですね。

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