BRIDGE

タグ Luckin(瑞幸咖啡)

Luckin Coffee(瑞幸咖啡)の失速とコロナ禍で浮上する「中国スターバックス」、Sequoia China(紅杉資本)とタッグ

SHARE:

ピックアップ:Starbucks says in partnership with Sequoia Capital China for investments ニュースサマリー:スターバックス(星巴克)は4月26日、著名VCである Sequoia Capital China(紅杉資本)と戦略的パートナシップを結ぶとを発表した。このパートナシップは、中国国内におけるリテールマーケットプレイスを中心と…

CC0 1.0 Universal via Pxhere

ピックアップ:Starbucks says in partnership with Sequoia Capital China for investments

ニュースサマリー:スターバックス(星巴克)は4月26日、著名VCである Sequoia Capital China(紅杉資本)と戦略的パートナシップを結ぶとを発表した。このパートナシップは、中国国内におけるリテールマーケットプレイスを中心とした最新テクノロジーへの共同出資を実施するのが目的だ。

ロイター通信によれば、同社は新型コロナウイルスの影響で、現在アメリカにおける店舗の約半数を休業しているという。

話題のポイント:スターバックスといえば「サードプレイス」というキーワードの元、自宅とオフィスに加えて「くつろぎの場」をフィジカルに提供するカルチャーを今まで創り上げてきました。これに関しては同社ホームページでも以下のように伝えています。

ペーパーカップやタンブラーを手に街を歩くスタイルや、家でも職場でもない「サードプレイス」の提案など、時代ごとの空気をつぶさに感じ取りながら、新たな価値を生み出し、文化を育んできました。

こうした「サードプレイス」的概念に挑戦姿勢を見せたのが、まさに Luckin Coffee でした。

中国におけるカフェ市場は良くも悪くも、Luckin Coffee(瑞幸咖啡)の話題で持ちきりでした。以前報じたように、Luckin Coffee の中国における2019年末時点の店舗数は既に4,500軒を越えており、スターバックスの店舗数3,600軒を3割ほど上回ります。同社は顧客のビッグデータを基に、パーソナライズ化させたサービスとシームレスな体験を提供し、カフェにおける「行列」をなくすなど「テクノロジー」を背景に急激な成長を遂げたとされていたわけです。

しかし同社は、4月初旬に報道されたように、売り上げの水増し会計が内部告発され株価の大幅な急落など窮地に立たされることになりました。

一方のスターバックスも新型コロナウイルスにより、数多くの同社店舗は現在クローズまたはデリバリー限定へ半強制的にしシフトしています。同社アプリや、UberEatsを通した注文と店頭受取のみの対応なため、「サードプレイス」の価値提供は完全にストップを余儀なくされています。

北京にある「Starbucks Now(啡快)」対応店舗
Image credit: Starbucks(星巴克)

このLuckin Coffee の意図しないタイミングでの急落、さらには新型コロナウイルスによる「サードプレイス」の根本的な変革タイミングの重なり。実はスターバックスこそ、新型コロナウイルス流行によって、最も大きなトランスフォーメーションを遂げることになる最初の一社となるかもしれません。

もちろんスタバも、絶対的「店舗」の信者ではなく自社アプリを通したピックアップサービスやデリバリーも以前から積極的な取り組みをしてきています。特に、昨年7月には中国において同社フラッグシップモデルとなるシームレス体験・デリバリー事業に特化した店舗「Starbucks Now(啡快)」といった取り組みも始めていたところです。

Image credit: UberEats

また、仮に数年以内に世界情勢が回復したとしても、新型コロナウイルス以前・以後における「サードプレイス」の定義は変えざるをえないのではないかなと思います。そうした面でも、キャッシュレスや最先端テクノロジーが既に街に溶け込む中国でのR&Dは重要なポイントなのでしょう。

via Reuters

----------[AD]----------

Luckin Coffee(瑞幸咖啡)の不正行為を振り返る——本当の悪者はCOOだけか

SHARE:

Luckin Coffee(瑞幸咖啡)は、取り沙汰されている同社の販売水増し行為を認めた。一体なぜ、こうした事態に陥ったのか。その詳細を見ていこう。 詐欺行為の規模 今回の事件に対し、Luckin Coffee は公式見解を以下のように発表している。 内部調査によると、2019年第4四半期までに捏造されたとみられる売上総額は約22億人民元(約334億円)に達しています。また、同期間には売り上げに加…

北京にある Luckin Coffee(瑞幸咖啡)の宇宙をテーマにした店舗
Image credit: TechNode/Coco Gao

Luckin Coffee(瑞幸咖啡)は、取り沙汰されている同社の販売水増し行為を認めた。一体なぜ、こうした事態に陥ったのか。その詳細を見ていこう。

詐欺行為の規模

今回の事件に対し、Luckin Coffee は公式見解を以下のように発表している

内部調査によると、2019年第4四半期までに捏造されたとみられる売上総額は約22億人民元(約334億円)に達しています。また、同期間には売り上げに加え経費やその他費用も大幅に増加していました

つまり、同社は収益面において多額の不正をしたこととなり、これは同社2019年における第2、第3、第4四半期の売上見込みの約半分に当たる。

しかし、同社見解文において着目すべき点はほかにもある。それは「経費やその他費用」の大幅な増加という点だ。空売りを専門とする Muddy Waters が公開した匿名レポートが、上の文章を理解するうえで役立つかもしれない。同レポートでは、同社が広告宣伝費やコーヒーマシーン調達に際してマーケット価格を大きく上回る額で実施していたことが指摘されている。これは、同社経営陣が私利私欲を優先していたことが伺える。

この経営体制が続けられていたと考えると今回明らかとなった詐欺行為が氷山の一角である可能性は大いにあり得るだろう。

どこまで経営崩壊しているか

不正行為の中心には同社 COO Liu Jian(劉剣)氏がいたとされる。しかし、株式公開前の目論見書によれば、同氏は同社株式を一切所持していなことが判明している。もちろん、ストップオプションは有しているが、キャリアを犠牲にしてまで不正をするモチベーションにはならないはずだ。

一方、同社会長である Lu Zhengyao(陸正耀)氏とCEOである Qian Zhiya(銭治亜)氏 は違う。目録所では、Zhengyao 氏が30.53%、Qian氏が19.6%、Lu氏の妹が運営する投資ファンドが12.4%所有していることが明らかとなっている。

2019年11月から1月にかけ、同社株価が160%の上昇を見せたのは第3四半期における業績が予想を大いに上回って好調だったことが要因だ。もちろん、1月は同社が追加資本のために上場を果たした時期と重なる。

上場時における目論見書を見ると、上述した3社が株式質権などあらゆる方法を用いて株式をキャッシュ化していることが判明している。簡単に言えば、株式を担保にローンを組む手段で、Lu氏 は約5億ドル獲得したとされている。仮に不正が行われていなければ、ここまで多額の資金を借りることはできなかったであろう。

いつから不正体質に変貌したか

仮に同社の不正後の数値が事実に基づいていたとしても、Luckin Coffee はビジネス面で難題を抱えていた。以下はハーバードビジネススクール流のケーススタディだ。

あなたは Grab-and-Go(テイクアウト)ベースの、キオスク型コーヒービジネスチェーンを中国で展開する次期 CEO です。4500もの実店舗を急速拡大に成功したものの、売上高は競合他社と比べると大きく下回っています。しかし2020年1月には、強気市場とコーヒー事業者の誇大広告により、株式と借入で8億ドルの調達に成功しました。さて、あなたの次のステップは?

中国においてコーヒーチェーンを運営するうえで最も支出が高くなるのが家賃だ。つまり、テイクアウトに特化した店舗を運営する同社にとっては支出をできるだけ抑えることができていたと言える(サードプレイス提供型と比較して)。

しかし、同社ある意味で物理的資産より「ブリッツスケーリング」に依存しすぎていた。この用語はシリコンバレー発祥で、大規模な市場を獲得するために効率性よりスピードを優先させる意味を指している。

「ブリッツスケーリング」を操るには、大規模市場を展開し、大規模かつゼロマージンなコストディストリビューションを持ち、さらにネットワーク効果を活用しなければならない。SNS やプラットフォーム企業にとっては比較的容易な手段とされていたが、コーヒー店舗にとっては難題であったと言えるだろう。

Luckin Coffee のケースでは、中国の大都市以外での急速な拡大と価値提供のばらつきが、同社バランスシートを揺るがすことへ繋がったのだ。

復活可能なのか

株価低迷により、同社は倒産への一途をたどっているかに見えるだろう。しかし、同社はそれでも豊富なキャッシュを所有している。一方、同社が抱いていた企業としての野心は「Venti」から「Short」へサイズ変更を余儀なくされるかもしれない。不正行為をしたような経営陣が、マインドを変え経営存続を図ろうとするならば、同社が急激な店舗数拡大を実施したように急激な店舗数縮小をするだろう。

また実店舗の縮小だけで立ち直れるとは言い切れない。同社が掲げていた、中国全土への自動販売機展開計画は中止にすべきだ。もちろん店舗にかかるコストを削減することはできるが、扱える商品が狭まることになる。コーヒー、ミルクティー、ジュースのような利益率高く販売できるものは実店舗で販売を推し進めるべきだろう。

また、全体的な顧客数促進を図ることも重要だ。そのためにも、オフィスが位置する都市部やクーポンの配布などを実店舗中心に実施することが求められる。

投資家の間では、Lu 氏と Qian 氏が公表されずとも不正行為に加担した可能性が高いことは既知の事実となっている。つまり、両社がコーポレートガバナンスの中心にいる間は、同社の復活劇は始まらない。もし、本気で中国におけるコーヒーカンパニーを目指すのであれば同氏らの退任は避けられない。

※本稿は提携する TechNode の記事の抄訳

<関連記事>

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

----------[AD]----------

Trip.com(携程)、レンタカーのCar(神州租車)を買収か——Luckin Coffee(瑞幸咖啡)粉飾でCar株価下落が好材料に【報道】

SHARE:

中国の OTA 大手 Trip.com(携程)は、Luckin Coffee(瑞幸咖啡)と深い関係にあるレンタカー会社 Car(神州租車)を買収する交渉中にあると、現地メディアが本件に詳しい人物の話を引用して報じた。Lu Zhengyao(陸正耀)氏は、Luckin Coffee と Car 両社の会長を務める。 重要視すべき理由:中国で新型コロナウイルス流行が沈静化の傾向を見せる中、同国の OT…

Image credit: TechNode/Emma Lee

中国の OTA 大手 Trip.com(携程)は、Luckin Coffee(瑞幸咖啡)と深い関係にあるレンタカー会社 Car(神州租車)を買収する交渉中にあると、現地メディアが本件に詳しい人物の話を引用して報じた。Lu Zhengyao(陸正耀)氏は、Luckin Coffee と Car 両社の会長を務める。

重要視すべき理由:中国で新型コロナウイルス流行が沈静化の傾向を見せる中、同国の OTA 市場は徐々に以前の状況を取り戻しつつある。旅行大手が需要急増に向けた準備を始める中で、2日の Luckin Coffee の粉飾決算の発表以来、Car の株価は半分以上下落した。レンタカー事業を拡大したい Trip.com にとっては、良い買い材料となる可能性がある。

  • Luckin Coffee の関係が懸念される中で、Car の株価は2日以来下落を続けている。Car の会長は、Luckin Coffee 会長でもある Lu Zhengyao 氏である。
  • Lu 氏と Luckin Coffee CEO の Qian Zhiya(銭治亜)氏は、5億1,800万米ドルの債務不履行の後、破綻した Luckin Coffee の株式を投資銀行に譲渡した。
  • OTA 大手の Trip.com は、新型頃あウイルスで最悪の打撃を受けたテック大手の一社だ。旅行の一時停止の結果、同社は第1四半期の売上高が半分にまで減少すると予想している
  • クルマは公共交通機関のより安全な移動手段とみなされるので、レンタカーサービスには需要増加が見られるかもしれない。複数の専門家は、流行は来年まで続くと予想している

詳細情報:Trip.comは、香港に上場している Car の買収の可能性について協議中であると、匿名の情報筋が地元メディアに語った。

  • 報道によれば、Trip.com はこの買収により、Car の事業を Trip.com のレンタカーパートナーである eHi(一嗨租車)と合併させることを計画している。
  • この報道では、両社は本件の詳細について合意に至っていないと付け加えている。
  • Trip.com の担当者は、TechNode からの問い合わせに対し、このニュースについてのコメントを拒否した。
  • Luckin Coffee の Lu Zhengyao 氏は Car の会長を辞任することを検討している。Lu 氏が Car から距離を置くことで、Car が Luckin Coffee から経営が独立していることを投資家に納得させるための動きだ。

背景:Luckin Coffee は4月2日、推定22億人民元(約334.6億円)に上る売上の捏造を認め、その日の株価は75.6%下落した。

  • Luckin Coffee の粉飾決算の責任を問われている COO の Liu Jian(劉剣)氏は、2008年から2018年まで Car に勤務した後、2018年5月に Luckin Coffee に入社した。
  • Trip.com は2019年後半に、海外レンタカー事業の利用者が増加した。同社は2019年冬のホリデーシーズンが終わる頃には、同社の海外レンタカーサービスを利用する顧客数が前年比3倍になると予想していた。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

----------[AD]----------

中国のLuckin Coffee(瑞幸咖啡)、米国で株主代表訴訟の調査対象に

SHARE:

アメリカの法律事務所の少なくとも10社は3月6日、中国のコーヒーチェーン Luckin Coffee(瑞幸咖啡)に対し、同社の投資家に代わって調査を実施すると発表した。 重視すべき理由:コロナウイルスの大流行により、食品および飲料産業の大半が劇的に低迷する中、Luckinはすぐに米国規制当局の監視下に置かれる可能性がある。 詳細情報:米国株主の権利訴訟会社は、同社が店舗ごとの1日あたりの売り上げ、…

luckin-coffe-1
北京の Luckin Coffee(瑞幸咖啡)店舗
Image credit: TechNode/Coco Gao

アメリカの法律事務所の少なくとも10社は3月6日、中国のコーヒーチェーン Luckin Coffee(瑞幸咖啡)に対し、同社の投資家に代わって調査を実施すると発表した。

重視すべき理由:コロナウイルスの大流行により、食品および飲料産業の大半が劇的に低迷する中、Luckinはすぐに米国規制当局の監視下に置かれる可能性がある。

詳細情報:米国株主の権利訴訟会社は、同社が店舗ごとの1日あたりの売り上げ、商品ごとの純販売価格、広告費などを含む、いくつかの運用上および財務上の数字を正確に作成したかどうかの調査を発表した。

  • 参加した法律事務所は、Gross Law Firm、Pomerantz LLP、Schall Law Firm、Levi&Korsinsky LLP、Bronstein、Gewirtz & Grossman、LLC、The Law Office of Vincent Wong、The Klein Law Firm、Bragar Eagel&Squire、P.C. Law Offices of Howard G. Smithなど。
  • Luckinは、第1四半期の業績に対する新型コロナウイルスの流行の影響について、TechNode(動点科技)の問い合わせには応じなかった。
  • 米国のライバルであるStarbucksの見通しは、この流行がより広範な業界に与える影響について定量的なデータを与えるかもしれない。 1月以来、中国4,300店舗の半分を閉鎖したStarbucksは、3月に終了した四半期に少なくとも1年間オープンした店舗での中国の売上が約50%減少すると予想している。流行に起因する収益損失は、当期中に4億ドルから4億3,000万ドルに及ぶという。

背景:調査の申し立ては、コーヒーチェーンに不穏な動きがあるように聞こえるかもしれない。 1月下旬、Muddy Waters Researchは、89ページの匿名報告書をツイートし、詐欺まがいのいくつかの事例を伝えた。

  • 報告書では、1店舗における1日あたりの販売商品数は2019年第3四半期に少なくとも69%、第4四半期に88%増加しているものの、注文あたりの販売商品数は第4四半期に1.38から1.14に減少したと主張している。
  • 報告書を受けて、Luckinの株価は2020年1月31日に1株当たり3.91ドル、つまり10.74%下落し、1株当たり32.49ドルで取引を終えた。
  • 同社は2月4日に詐欺の申し立てに応じ、報告書に記載されているすべての告発を否定し、誤解を招き、欠陥があり、無益であると述べた。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

----------[AD]----------

中国で店舗数がついにスタバ超え——コーヒースタートアップのLuckin Coffee(瑞幸咖啡)、米IPO時を上回る8億6,500万米ドルを個別調達

SHARE:

中国のコーヒーチェーンスタートアップ Luckin Coffee(瑞幸咖啡)は17日、1月初めに発表された2つの資金調達を通じて、8億6,500万米ドルを調達したことを明らかにした。同社は、中国全土で急速な拡大のための資金を求めている。 重要視すべき理由:アメリカでの IPO からまだ8ヶ月という今回の新規資金調達のタイミングにかかわらず、中国のスターバックスチャレンジャー Luckin Coff…

Image credit: Luckin Coffee(瑞幸咖啡)

中国のコーヒーチェーンスタートアップ Luckin Coffee(瑞幸咖啡)は17日、1月初めに発表された2つの資金調達を通じて、8億6,500万米ドルを調達したことを明らかにした。同社は、中国全土で急速な拡大のための資金を求めている。

重要視すべき理由:アメリカでの IPO からまだ8ヶ月という今回の新規資金調達のタイミングにかかわらず、中国のスターバックスチャレンジャー Luckin Coffee の勢いは上昇傾向にあり、この勢いは、同社の〝キャッシュを燃やす戦略〟がもたらすリスクを強調している。

  • 今回の追加調達額8億6,500万米ドルは、2019年5月に実施した IPO での調達額6億5,100万米ドルを上回る。
  • 同社によれば、Luckin は2019年末時点で4,507店舗を擁する中国最大のコーヒーチェーンであり、中国国内のスターバックス3,600店舗を超えている。
  • コンパクトな店舗面積に配置される新型のスマート無人自動販売機、コーヒー以外の消耗品への事業展開、市場をリードする店舗数など、Luckin の積極的な戦術(に求められる資金需要)に投資家らは応えてきた。
スマート無人自動販売機
Image credit: Luckin Coffee(瑞幸咖啡)

詳細情報:同社の株価は、資金調達と自動販売機戦略が発表された1月8日から42%上昇し、1月17日には IPO 時価格(17米ドル)の3倍近くの50.02米ドルで取引を終えた。

  • Luckin は、1株当たり42米ドルで株式を売却し、合計約4億1,830万ドルを調達した。これには、Luckin から提供された米国預託株式135万株と、株式を売却した株主から受け取った同株式72万株が含まれる。
  • 声明によれば、同社は、売却株主が保有していた米国預託株式の売却では資金を得ていない。
  • Luckin はまた、2025年に償還可能な転換優先債(convertible senior notes)で4億4,670万米ドルを調達した。

背景:アモイに本拠を置く Luckin は、コーヒーチェーン市場で足場を固めつつ、紅茶ブランドをスピンオフしたり、ヨーロッパの食品加工会社 Louis Dreyfus との提携でフレッシュジュース生産を契約したりするなど、飲料業界全体に積極的に事業拡大している。

<関連記事>

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

----------[AD]----------

中国のLuckin Coffee(瑞幸咖啡)、欧州の食品加工大手ルイ・ドレフュスとジュース事業をローンチへ

SHARE:

中国のコーヒーチェーンスタートアップ Luckin Coffee(瑞幸咖啡)は、ヨーロッパの食品加工業 Louis Dreyfus(LDC)と提携し、中国で合弁会社(JV)を通じ Luckin Juice を販売する契約に合意した。 重要視すべき理由:中国でスターバックスの競合として知られる Luckin は、製品カテゴリの拡充と国外市場の開拓を積極的に進めている。 福建省アモイを本拠とする同社は…

Luckin Coffee(瑞幸咖啡)と Louis Dreyfus(LDC)の調印式
Image credit: Luckin Coffee(瑞幸咖啡)

中国のコーヒーチェーンスタートアップ Luckin Coffee(瑞幸咖啡)は、ヨーロッパの食品加工業 Louis Dreyfus(LDC)と提携し、中国で合弁会社(JV)を通じ Luckin Juice を販売する契約に合意した。

重要視すべき理由:中国でスターバックスの競合として知られる Luckin は、製品カテゴリの拡充と国外市場の開拓を積極的に進めている。

  • 福建省アモイを本拠とする同社はスナック・果物飲料事業を追加した後、先月、Xiaolu Tea(小鹿茶)として知られる紅茶事業を独立運営の主体として分社化すると発表した。
  • 息つく暇もないほど成長しているが、未だに赤字を計上している。アメリカで上場している同社にとって、製品カテゴリーの拡充は財務的にさらなるプレッシャーになるだろう。
  • ヨーロッパのパートナー LDC とは、ここ数か月話し合いを進めてきた。Luckin が SEC(証券取引等委員会)に提出した文書には、Louis Dreyfus Asia とコーヒー事業の合弁を立ち上げる計画が示されていた。その取引の一環として、Louis Dreyfus は IPO(新規株式公開)価格で5,000万米ドル相当のクラスA株式を取得する。

LDC との合弁会社を通じて、Luckin は製造に近い上流部門へ事業を拡大し、製造過程全体での品質管理、より優れた製品の提供、顧客の多様な製品ニーズに応えるためのさらなる体験とサービスの向上につなげられます。将来に向けて、幅広い顧客のニーズに応えるほか、さらに多くの消費をしていただけるよう、費用を削減していきます。(Luckin のシニア VP 兼共同設立者 Jinyi Guo=郭瑾一氏)

詳細情報:新しい合弁会社は、濃縮果汁ではないオレンジ、レモン、アップルのストレートジュースを専業とするほか、自社の飲料製造工場を建設する予定がある。

  • 同社によると、他の果物・野菜ジュースを製造する計画もある。
  • Luckin 店舗は販売拠点として重要な役割を果たす一方で、他のチャネルを通してジュースを市場に展開する予定だ。
  • 合弁会社設立に関する取引情報は非開示。

背景:1851年に設立され、オランダ・ロッテルダムを本拠とする LDC は中国で40年以上事業展開している。中国のほぼすべての州において、穀物、油糧種子、綿花、砂糖、コメ、ジュースなどの商品を取り扱っている。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

----------[AD]----------

中国の〝ニューリテール〟コーヒースタートアップLuckin Coffee(瑞幸咖啡)、紅茶ブランド「小鹿茶」の分社化を発表

SHARE:

ナスダックにも上場している Luckin Coffee(瑞幸咖啡)は3日、自社の紅茶飲料ブランド「Xiaolu Tea(小鹿茶)」を分社化する計画を発表した。公式名を Luckin Tea とする新部門は独自ブランドとリアル店舗の構築を進めていく。また、独自アプリをリリースするとともに、オンラインで注文と配達を受け付けるミニプログラムも用意する。 重要視すべき理由:今回の動きは、中国アモイ市の飲料…

ナスダックにも上場している Luckin Coffee(瑞幸咖啡)は3日、自社の紅茶飲料ブランド「Xiaolu Tea(小鹿茶)」を分社化する計画を発表した。公式名を Luckin Tea とする新部門は独自ブランドとリアル店舗の構築を進めていく。また、独自アプリをリリースするとともに、オンラインで注文と配達を受け付けるミニプログラムも用意する。

重要視すべき理由:今回の動きは、中国アモイ市の飲料大手による中国小規模都市への進出と連動している。

  • Luckin は、激化するStarbucks(星巴克)との競争に勝ち抜く方策を模索している。また、紅茶ブランドで収益源を多角化し、新たな成長分野として育てていく狙いがある。

詳細情報:Luckin Tea は第2~4級の都市での日常利用向けに注力するのに対し、コーヒーブランドの方は職場からの注文を中心とした第1~2級市場に力を入れていくとしている。

  • Luckin Teaでは中国全土の都市への進出を推し進めるべく、フランチャイズ形式の「新たな小売パートナーシップモデル」を導入する予定(ただし、フランチャイズ料は発生しない)。
  • また、新たなメニューの計画もある。タピオカティーやミルクティー、フルーツティー、マキアート、カルピスをベースにしたドリンクなど、30以上の新メニューが登場するという。さらに、コーヒーやスナック、オリジナルグッズの販売も行う。
  • 俳優・歌手の Sean Xiao(肖戦)氏が Luckin Tea のイメージキャラクターになることも発表されている。

背景:Luckin Coffee は中国における Starbucks のライバルと見られており、中国40都市で約3,000のリアル店舗を運営している。収益の増加が見込まれていたにもかかわらず、第2四半期には損失が広がっている

  • 同社は新規市場に参入するために、セールスとマーケティングに多額の投資を行っている。
  • Starbucks はタンブラーやその他のコーヒー関連グッズの販売で成功を収めているが、これに続くべく Luckin Coffee も先月、オリジナルグッズの販売を開始している。

<関連記事>

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

----------[AD]----------

中国のコーヒースタートアップLuckin Coffee(瑞幸咖啡)、シリーズB+ラウンドで1億5,000万米ドルを調達——時価総額は29億米ドルに

SHARE:

中国のコーヒーチェーンスタートアップ Luckin Coffee(瑞幸咖啡)はシリーズ B+ ラウンドで1億5,000万米ドルを調達した。同社の発表によれば、これは2億米ドルを調達した12月のシリーズ B ラウンドに続くものだ)。これで時価総額は29億米ドルとなったが、12月時点では22億米ドルだった。 このうち、アメリカの投資・資産運用会社 BlackRock が1億2,500万米ドルを出資した…

中国のコーヒーチェーンスタートアップ Luckin Coffee(瑞幸咖啡)はシリーズ B+ ラウンドで1億5,000万米ドルを調達した。同社の発表によれば、これは2億米ドルを調達した12月のシリーズ B ラウンドに続くものだ)。これで時価総額は29億米ドルとなったが、12月時点では22億米ドルだった。

このうち、アメリカの投資・資産運用会社 BlackRock が1億2,500万米ドルを出資した。残りの金額を出資した投資家は明らかにされていない。

創業2年で Starbucks(星巴克)に挑む同社は、当初から投資家の注目を集めていた。今回の3億5,000万米ドルの投資案件は、6月にクローズした2億米ドルのシリーズ A ラウンドに続くものだ。

今回調達した資金の使途について TechNode(動点科技)からの問い合わせに対し、同社の担当者は回答を控えた。12月に調達した資金は、配送時間の短縮に活用された。今では、顧客からの注文を受けてから30分以内の配送となっている。

<関連記事>

無料サンプルの提供、店舗ネットワークの拡張、Starbucks などの競合に対抗するための人目を引くマーケティングキャンペーンに過度に依存するビジネスモデルで成長してきた同社にとって、資本へのアクセスは重要な成長要因となっている。

これまで成長を続けてきたものの、財務基盤は脆弱である。シリーズ B ラウンドのために作成され、中国の通信社 QDaily(好奇心日報)が入手した同社の事業計画によると、2018年第3四半期までの決算は、8億5,700万人民元(約143億円)の赤字だった。

しかしながら、当面の間は相当の割引サービスを提供していく戦略であるという。同社設立者兼 CMO の Yang Fei(楊飛)氏は中国メディアに対し、8億人民元(約133億円)ほどの純損失は想定の範囲内で、今後3~5年は割引サービスを提供し続けると述べた。

同社はかなりの損失を計上しているが、持続可能性に暗い影を投げかけている。他にもキャッシュフローが厳しい状況となっている兆候があるほか、IPO 要件を満たすために会長が銀行に個人ローンの申し込みをしたという噂が流れている。

【原文】

【via Technode】

----------[AD]----------

Starbucks(星巴克)か、それともLuckin(瑞幸)か? 地元消費者の評価で、軍配はどちらに?

SHARE:

中国のコーヒーチェーン店 Luckin Coffee(瑞幸珈琲)は、赤字経営やインターネット中心のマーケティング戦術を使い中国全土に急速に広まったが、アメリカでの IPO に向けて準備中とされ、監視が厳しくなっている。 このブランドの現金燃焼マーケティング戦略が、Luckin の中国市場での立場を維持させうるか、それとも成熟する前に燃え尽きるかと疑問を投げかけるアナリストもいる。 Luckin C…

中国のコーヒーチェーン店 Luckin Coffee(瑞幸珈琲)は、赤字経営やインターネット中心のマーケティング戦術を使い中国全土に急速に広まったが、アメリカでの IPO に向けて準備中とされ、監視が厳しくなっている

このブランドの現金燃焼マーケティング戦略が、Luckin の中国市場での立場を維持させうるか、それとも成熟する前に燃え尽きるかと疑問を投げかけるアナリストもいる

Luckin Coffee は2018年1月以来、2,000店以上の店舗をオープンしたが、同年の第1~第3四半期間(9ヶ月通算)で8億5,700万人民元 (約142.2億円)の純損益を計上した。だが、この会社の驚異的な拡大は止まらない。Luckin は Starbucks を超えるため、今年約2,500店の新たな中国店舗をオープンする予定なのだ。

中国の消費者は、便利で低価格な Starbucks の代替と銘打ったこのブランドを好意的に受け止めている。

上海でのインタビューで、ある男性は、彼自身はまだ Luckin のコーヒーを飲んだことはないが、Luckin は Starbucks とは別の顧客層を開拓したと思う、と答えた。

Starbucks と Luckin のコーヒーは全く別の商品だと思います。

Starbucks は質を大事にし、体験を売りにしていますが、Luckin Coffee は便利で値段が手ごろです。

Luckin の運営は、Luckin Coffee で CMO を務める Yang Fei(楊飛)氏考案の「核分裂マーケティング(裂変営鎖)」戦略と呼ばれるコンセプトに依拠している。この手法は多くのユーザを集積するために、インターネットトラフィックの保存と維持に重点を置く。Luckin での購入はすべてアプリ内で行われ、大量購入したり新しい客を紹介したりすると特典サービスがもらえるような仕組みになっている。

Yang 氏の核分裂マーケティング戦略によると、多数のユーザを獲得した後、トラフィックを「注ぐ」ステップに移る。具体的には、友達とのシェアを報奨するクーポンを常に配ることによってこれを行うのだ。

Luckin Coffee は2018年12月に、Joy Capital(愉悦資本)や Tai Chung Capital、Singapore Government Investment Corporation (GIC)、CICC(中国国際金融)、その他の参加企業からシリーズ B ラウンドで2億米ドルを調達し、バリュエーションが22億米ドルになった。Sohu (搜狐)の記事によると、前述の会社すべてが CAR(神州優車)の元投資主だったとのことだ。一方で、Luckin の CEO である Qian Zhiya(銭治亜)氏と会長 Lu Zhengyao(陸正耀)氏は両氏とも CAR 出身だ。Q&A サイト「Zhihu(知乎)」のユーザは、これを「内々の取引」と揶揄する。

このローカルブランドが Starbucks を追い越せるかどうかということになると、中国のコーヒー愛好者の中には楽観的な人もいる。

あるコーヒー愛好者はインタビューで次のように答えた。

Luckin がこのブランドをどう位置づけるか、そして将来どのように発展していくかによります。

何でも可能だと思います。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

----------[AD]----------

中国の〝ニューリテール〟コーヒースタートアップLuckin Coffee(瑞幸咖啡)、ミレニアル世代に懐かしんでもらおうとQQのテーマカフェを開設

SHARE:

アプリ連動型のコーヒーチェーンを展開するスタートアップ Luckin Coffee(瑞幸咖啡)は3月25日、中国の大手ゲーム企業 Tencent(騰訊)のインスタントメッセージプラットフォームQQと提携して同社のお膝元である深圳市に QQ のテーマカフェ第一号を開いたことを WeChat(微信)アカウントから告知した。 「1999 beta」と名付けられたカフェは、今世紀初め頃の QQ を思わせる…

1999 beta
Image credit: Luckin Coffee(瑞幸咖啡)

アプリ連動型のコーヒーチェーンを展開するスタートアップ Luckin Coffee(瑞幸咖啡)は3月25日、中国の大手ゲーム企業 Tencent(騰訊)のインスタントメッセージプラットフォームQQと提携して同社のお膝元である深圳市に QQ のテーマカフェ第一号を開いたことを WeChat(微信)アカウントから告知した。

「1999 beta」と名付けられたカフェは、今世紀初め頃の QQ を思わせる内装や造形物で飾りつけられ、中国のミレニアル世代をノスタルジックな気持ちにさせる。この世代はネットに初めて触れたときから、今や20年の歴史を持つインスタントメッセンジャーとなった QQ を使い続けてきた。あの頃の懐かしさを感じさせるため、店内には Tencent の創立者 Pony Ma(馬化騰)氏が1999年に使っていた仕事机のレプリカや、QQ のトレードマークであるマスコットのペンギンの初期版が置かれている。

Luckin はこれまで主に実店舗展開の面で Starbucks(星巴克)に挑んできた。コーヒーのデリバリスタートアップである同社は今年1月、年内に新しく2,500店を開いて店舗数を4,500店まで拡大し、中国最大のコーヒーチェーン運営会社の座を奪い取る計画を明かした。

Pony Ma 氏が1999年に使っていたオフィスデスクの複製
Image credit: Luckin Coffee

一方で、マーケティングに長けた Starbucks は WeChat に実装されたギフト機能で非常な好評を得てきた。つい最近には、二重構造のカップにコーヒーやミルクを注ぐと猫の前足の形が浮かび上がるというキュートな限定商品「猫の手カップ(猫爪杯)」が3月に入ってから熱狂的な人気を博している。入手を争う顧客の間でたびたび暴力沙汰が起きるほどだ。

まだ若い会社である Luckin は、Tencent との提携によって中国で10年に及ぶ歴史を持つブランドとの結びつきを得た。WeChat の兄弟アプリである  QQ は、中国の若者にとってのエンターテインメント総合ポータルという新たなポジショニングにより、ノスタルジーに駆られたミレニアル世代だけでなく、その下の Z 世代の間でも人気を保っている。

今回のテーマカフェは、昨年9月に発表された Luckin と Tencent の戦略協定から生まれたものの1つである。その前月には Alibaba(阿里巴巴)が、食品配送プラットフォーム Ele.me(餓了麼)を通じたデリバリサービスを引っ提げてコーヒー界の巨人 Starbucks の陣営に加わった。Ele.me のライバルで Tencent が出資する Meituan(美団)は、同年12月に Luckin Coffee と配送サービスで手を組んでいる。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

----------[AD]----------