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タグ Didi Chuxing(滴滴出行)

Didi Chuxing(滴滴出行)、ロシア連邦タタールスタン共和国に進出【追記あり】

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<28日更新> 元記事更新に伴い、赤字部を追記。 中国最大の配車プラットフォーム「Didi Chuxing(滴滴出行)」は25日、新型コロナウイルスの感染拡大後、世界展開を再開する中で、ロシア連邦タタールスタン共和国で配車サービスを開始したと発表した。 重要視すべき理由:過去3年間、南米にグローバル展開を集中してきた Didi にとって、ヨーロッパ市場への進出は初めてのことだ。中国国内市場の勢いが…

タタールスタン共和国の首都カザンでサービスを開始した Didi Chuxing(滴滴出行)
Image credit: Didi Chuxing(滴滴出行)

<28日更新> 元記事更新に伴い、赤字部を追記。

中国最大の配車プラットフォーム「Didi Chuxing(滴滴出行)」は25日、新型コロナウイルスの感染拡大後、世界展開を再開する中で、ロシア連邦タタールスタン共和国で配車サービスを開始したと発表した。

重要視すべき理由:過去3年間、南米にグローバル展開を集中してきた Didi にとって、ヨーロッパ市場への進出は初めてのことだ。中国国内市場の勢いが鈍化している中で、海外展開は事業成長の鍵を握っている。

詳細情報:Didi は、タタールスタン共和国の首都カザンで地元の商用車と提携、自営のドライバーを雇用することで配車サービスを開始した、と同社の広報担当者は26日に述べた。

  • 発表によると、ドライバーの募集は7月下旬に開始された。ローカルパートナーの自動車台数規模は明らかにされていない。
  • Didi は今年、サンクトペテルブルクを含むロシア全土で地元の人材を探し始め、年末までにモスクワやエカテリンブルクを含む都市に事業を拡大しようとしていると、ロシアのメディアがこの件に詳しい人物の話を引用して報じた。
  • Didi は積極的なアプローチを取っており、ロシア市場の配車サービスの平均15%から20%という手数料率に対し、7月下旬からのローンチ期間中は5%から7%という低い手数料率で競合を圧迫していると報じられているDidi は、ローンチキャンペーンの詳細を明らかにすることを拒否した。
  • 中国企業は積極的な価格政策で知られているが、イスラエルのモビリティスタートアップ Gett のロシア代表 Anatoly Smorgonskiy 氏は26日、TechNodeと話した。
  • Anatoly Smorgonskiy 氏は、Didi のロシアでのローンチにより、中期的には市場での競争が激化し、地元の小規模プレイヤーが撤退または統合すると予想している。
  • ロイターの報道によると、Didi は2018年初頭にロシアの検索エンジン大手 Yandex 子会社の Yandex.Taxi と合併で配車サービス合弁会社を設立した競合 Uber と真っ向から対決することになるという。
  • ロシアはタクシーサービスの大きな市場だが…競争もかなり激しい」と、ロシアの投資会社 Aton のシニアアナリスト Viktor Dima 氏は語った。モスクワに拠点を置く Aton は2019年から Didi の投資家となっている。
  • 市場には多くの老舗企業が存在するため、Didi がロシアで成功するかどうかは、ディディがどれだけの投資を行うかにかかっていると思われる。

Uber が Yandex と一緒にやったように、Didi はおそらく地元の大手企業と提携しなければならないだろう。(Dima 氏)

  • 政府系投資ファンドの Russia Direct Investment Fund(RDIF)は Didi の投資家である。RDIF CEO の Kirill Dmitriev 氏は今年初め、CNBC に対し、Didi と共にロシア市場に関心を持っていると語っていた。
  • ロシアは広大な領土で公共交通機関のインフラが整備されていないことから、世界で最もダイナミックな配車サービス市場の一つだとアナリストらは見ていると、ロシアの金融紙コメルサントは昨年7月、HSBC の調査に基づいて報じている。
  • タータルスタン共和国はロシアで最も経済的に発展した地域の一つだ。Didi のシニアバイスプレジデントの Stephen Zhu(朱景士)氏は、「より質の良い安全な配車サービスは、新型コロナウイルス感染拡大後の地域経済の再建に役立つだろう」と述べている。

<関連記事>

背景:Didi は海外展開を加速させている。同社は3年間の成長の計画の一部として、1日あたり1億回の利用や1ヶ月あたり8億人のアクティブユーザの確保など、野心的な全体目標を設定した。

  • CEO の Cheng Wei(程維)氏は今年4月、Didi が今年初めの段階で、世界中での乗車利用が10億回に達したことと語った。同社は現在、メキシコ、コスタリカ、オーストラリア、日本などを含む9カ国でサービスを展開している。
  • Didi は2017年初頭、ブラジルに拠点を置くタクシーオンデマンドサービス「99」への1億米ドルを出資しラテンアメリカに進出し、1年後には10億米ドルで買収した
  • 2017年、Didi はエストニアに拠点を置くライドシェアスタートアップ Bolt に投資したが、Smorgonskiy 氏は「ロシアのライドシェア市場での存在感はほとんど無い」と指摘した。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

Didi Chuxing(滴滴出行)、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2号などから5億米ドルを調達

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中国の配車サービス大手 Didi Chuxing(滴滴出行)は5月29日、自動運転の子会社のために5億米ドル超となる初の資金調達ラウンドをクローズしたと発表した。このラウンドは、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2がリードした。

今回の新たな資金により、Didi は自動運転技術の研究開発とテストにさらなる投資を行う。また、業界の協力を深め、中国内外での自動運転サービスの展開を加速させると同社は声明で述べている。

Didi は、今回のラウンドは中国の自動運転分野における単一最大の資金調達であるとしている。

<関連記事>

上海にある AutoX のロボットタクシーオペレーションセンターで準備される自動運転車
Image credit: AutoX

Didi は2016年、自動運転車の開発とテストを開始し、昨年8月には自動運転部門を分社化した。この子会社は現在、中国が5G、AI、IoT に基づくデジタルインフラネットワーク構築に目を向けていることから、選ばれた場所で自動運転車の運用を開始することを目指している。

また、世界の自動車産業のパートナーとの協力をさらに進め、自動運転車の量産を目指している。現在、Didi は中国の北京、上海、蘇州、アメリカのカリフォルニアでオープンロードテストのライセンスを取得している。

Didi の自動運転部門は、自動車ソリューションプラットフォームの Xiaoju Automobile Solutions(小桔車服)や Didi Finance(滴滴金融)と連携している。声明によると、スマート充電ネットワーク、車両メンテナンスサービス、自動走行車両向け保険プログラムなどのモビリティソリューションの統合を目指しているという。

アジア、ラテンアメリカ、オーストラリアに5億5,000万人のユーザを持つ Didi は、タクシー、バス、企業向けソリューション、自転車シェアリング、フードデリバリ、決済など交通や生活周辺サービスを提供している。

5月初め、同社社長の Jean Liu(柳青)氏はインタビューで、Didi のコアビジネスが再び利益を上げつつあると述べ、乗車量は新型コロナウイルス感染拡大前の数字の約60〜70%に戻ったことを明らかにしていた

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

Didi(滴滴出行)、中国の新型コロナ沈静で中核の配車事業が黒字化

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中国での新型コロナウイルス流行が沈静化するにつれ、配車サービス大手 Didi Chuxing(滴滴出行)も復活しつつある。

Photo credit: Didi Chuxing(滴滴出行)

Didi の総裁である Jean Liu(柳青)氏は CNBC のインタビューでまずこう切り出した。

コアビジネスが黒字化し、わずかに利益を出していることをお伝えします。

だが具体的な数値は発表しなかった。

(中国では)非常に急激な落ち込みと回復が見られました。そして今では事業が2月の5倍になり、確実なものとなっています。

Liu 氏はこう述べ、新型コロナの流行が長期的に見れば Didi の根本的なポテンシャルに影響しなかったと付け加えた。

Liu 氏はまた、今年初めに流行が始まった時、北京に拠点を置く同社は「打ちのめされた」と明らかにした。

新型コロナウイルスの発生地とされている湖北省の武漢は人口約1,100万人の都市で、1月23日に封鎖された。国内の他の地域についても同様に厳格な移動制限が敷かれた。

現在では制限が緩和され武漢の封鎖も解かれたため、Didi の乗車数は流行前の60%から70%まで回復していると Liu 氏は述べている。

私たちは若手ではありますがグローバル化しています。この危機から(中略)中国でのベストプラクティスを活用し(中略)さらに他国へ応用できることが分かりました。(Liu氏)

世界中の配車企業が流行からの影響に対処しようと取り組んでいる。

Grab の CEO 兼設立者 Anthony Tan 氏は最近、同社の配車事業の減少率が複数の市場で2桁台となり、急激に落ち込んでいると明かした。5月第1週、同社はこの危機を乗り切るために従業員に対し無休休暇、労働時間の削減、長期有給休暇を適用すると発表した。

世界最大のプレーヤーの1つである Uber も配車事業の利用が減少している。アメリカに拠点を置く同社はおよそ3,700名に上る大幅な人員削減を予定している。

一方、Didi のチームは無傷を保つことができた。Liu 氏は同社が「健全な財務状況」であるとし、人員削減や資金調達の予定はないと述べた。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

Didi(滴滴出行)、傘下の自転車レンタル事業「Qingju(青桔単車)」強化で10億米ドルを調達——新型コロナで通勤需要増

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中国の配車サービスプラットフォーム「Didi(滴滴出行)」は、自転車レンタル事業「Qingju(青桔単車)」の事業拡大を目的とし、新たに10億米ドルの資金調達を完了させた。同社は中国のモビリティ市場における多角化成長を通し、今後3年間で毎日1億人の移動を支えることを目標としている。本調達に精通する人物は LatePost(晚点)に対し、今回の資金調達が「Didi が Ant Financial(螞…

新型コロナ対策で消毒作業を行うレンタル自転車サービス「Qingju(青桔単車)」のスタッフ
Image credit: Qingju(青桔単車)

中国の配車サービスプラットフォーム「Didi(滴滴出行)」は、自転車レンタル事業「Qingju(青桔単車)」の事業拡大を目的とし、新たに10億米ドルの資金調達を完了させた。同社は中国のモビリティ市場における多角化成長を通し、今後3年間で毎日1億人の移動を支えることを目標としている。本調達に精通する人物は LatePost(晚点)に対し、今回の資金調達が「Didi が Ant Financial(螞蟻金融)傘下の Hellobike(哈囉出行)を出し抜いて成功させた」調達だったと話している

重要視すべき理由:中国国内最大の配車サービスプラットフォームである Didi は、今なお中国のモビリティ市場でのドミナンス拡大に熱を注いでいる。同社は自転車レンタル事業を大きな成長ポイントだと見なしている。

  • Didi は17日、「188」と呼ばれる目標リストを掲げ、これまでの安全第一の戦略から脱却し、新たな成長ステージに向け邁進する旨を発表した。188目標では、今後3年間の世界のモビリティ市場において、1日1億件超の移動利用や、8億人以上の月間アクティブユーザー(MAU)、サービス普及率8%の達成といった目標を掲げている。

詳細情報:LatePost によれば、今回の調達に参加したのは、Lenovo(連想)が出資する投資会社 Legend Capital(君連資本)や名称非開示の海外ベンチャーキャピタルなどだ。

  • LatePost によると、名前が明らかにされていない海外 VC は当初、Ant Financial が出資する Hellobike への投資を計画していたが、後に Didi が Hellobike を出し抜くこととなった。
  • TechNode(動点科技)が6日に入手した情報では、Hellobike の共同創業者 Li Kaizhu(李開逐)氏は次のように語っている。

Qingju への最近の資金調達が、今後のモビリティ市場に大きなインパクトをもたらすことはない。Qingju も Hellobike もそれぞれ、マーケットシェアを獲得しつつある。

  • 以前の発表によれば、Didi は現在、二輪車(自転車と電動自転車)と公共交通機関のどちらのサービスも提供する「ワンストップモビリティプラットフォーム」になることを目標に、国内外での成長を加速させようとしている。
  • 自転車は、毎日1億件の移動を支えるという目標の大部分を占める要素となる。 LatePost は業界関係者による情報を引用して、「同社は現在、キャッシュフローの模索や効率性の改善を通し、中国の低級都市でのリーチを拡大している」と付け加えた。
  • Didi はコメントを拒否し、Legend Capital もコメントに応じなかった。

背景:現在の中国の自転車レンタルサービスは黒字化に苦戦しているが、今回の資金調達は市場に変化をもたらしすと期待されている。

  • Didi がかつてのスター企業 Ofo を買収に失敗したと噂された後、Qingju は2018年初頭に Didi 社内で創業し事業を開始した。同社の二輪車事業グループには、Qingju の他に昨年半に傘下入りを果たした電動スクーターレンタルプラットフォームの「Jietu(街兔電単車)」が名を連ねている。
  • Li 氏は昨年初め Bloombergに対し、Hellobike は2018年4月以来、自転車レンタル市場のシェア半分を占める最大手となっていると語った。同社は今月初め、同社は電動バイク用のバッテリを開発すっるため、深圳証取上場の電気製品メーカー Hangzhou Zhongheng Electric(杭州中恒電気)から2億人民元(約30.3億円)を資金調達したと述べている。
  • 中国のモバイルインターネット調査会社 Trustdata の最近のデータによれば、Hellobike の MAU は1月時点で前月比11.5%減の317万人で、これに続いて Mobike(摩拜単車)は MAU 280万人を記録している。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

Didi(滴滴出行)とAutoX、5月から上海でロボットタクシーのパイロット運用を開始

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世界の自動運転車レースをリードしようとしている中国が、また一歩前進しようとしている。Didi Chuxing(滴滴出行)と AutoX は、5月下旬に上海郊外で独自の自動運転による配車サービスプロジェクトを立ち上げようとしていると、この件に詳しい2つの情報筋が14日、TechNode(動点科技)に語った。2つのプロジェクトは別々のものである。両社は同時期に上海市政府との提携を開始している。 重要視…

上海にある AutoX のロボットタクシーオペレーションセンターで準備される自動運転車
Image credit: AutoX

世界の自動運転車レースをリードしようとしている中国が、また一歩前進しようとしている。Didi Chuxing(滴滴出行)と AutoX は、5月下旬に上海郊外で独自の自動運転による配車サービスプロジェクトを立ち上げようとしていると、この件に詳しい2つの情報筋が14日、TechNode(動点科技)に語った。2つのプロジェクトは別々のものである。両社は同時期に上海市政府との提携を開始している。

重要視すべき理由:中国の地方政府がロードテストをサポートし続けるにつれ、Didi や AutoX など新規参入者は、Pony.ai(小馬智行)と Baidu(百度)がリードする混雑したレースにさらに参戦しようとしている。

  • このニュースが伝えられるより数日前、Didi の自動運転部門がソフトバンクから3億米ドルを調達したと報じられた。そして、わずか1ヶ月前には、Didi に出資するトヨタ自動車が Pony.ai に4億米ドルを出資した。これは、中国の自動運転業界で最大の資金調達となった。

詳細情報:配車サービス大手 Didi は、早ければ5月にも上海でロボット配車サービスのパイロットサービスを開始する予定であり、AutoX も同様である。この件を直接知る2人の人物が14日、TechNode に確認した。

Didi は積極的に上海でロボットタクシーをテストしており、できるだけ早くパイロットサービスを開始したいと考えている。(広報担当者)

  • AutoX は10日、上海にアジア最大のロボットタクシーオペレーションセンターを開設したとを発表した。
  • 上海でのプログラム運用は、市北西部の嘉定区の約750平方メートルの面積をカバーし、ロードテストから毎週ペタバイト規模の運転データを収集・処理することが期待されている、と AutoX は発表で語った。
  • 上海でのプログラム運用は、高圧水や高温などの気候条件でハードウェアをテストする設備を提供しながら、仮想交通環境での性能訓練シミュレーションにも利用される予定だ。
  • アプリはまだ公開されていないが、ユーザが AutoX は同社の自動運転車に「近いうちに乗車することができるようになるだろう」としている。また、このオペレーションセンターを作る上でのビジネスパートナーも非公表とされた。
  • AutoXは、中国最大手の自動車メーカーSAIC(上海汽車)や Dongfeng(東風汽車)のほか、Alibaba(阿里巴巴)からも支援を受けている。

背景:上海市政府は昨年9月、Volkswagen のパートナーであるSAIC、BMW、Didi の3社に、65平方キロメートルの区域での中国初となる自動運転の免許を発行し、12月には AutoX がそれに続いた。

  • この問題に近い関係者によると、公式の許可はまだ下りていないため、それ以来、ほとんど進展がないことが明らかになっている。
  • DidiAutoX が昨年末に明らかにしていた計画では、ドライバーレスモビリティの未来をリードするための取り組みの一環として、早ければ年末に、およくとも2020年初めに、上海でそれぞれ30台と100台のロボットタクシーを展開するとしていた。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

Didi Chuxing(滴滴出行)、ソフトバンクからの3億米ドル調達は合意間近か【報道】

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中国のモビリティサービスプロバイダー Didi Chuxing(滴滴出行)は、自動運転部門に対する新たな3億米ドルの資金調達について、ソフトバンクと協議を行っていると報じられている。 重要視すべき理由:コロナウイルスの発生により投資活動が低迷している中、この投資は中国の自動運転スタートアップ企業への大きな信頼を表している。 South China Morning Post(南華早報)紙によると、金…

2019年8月30日、WAIC(世界人工智能大会)で展示された、Didi Chuxing(滴滴出行)のロボットタクシー
Image credit: TechNode/Shi Jiayi

中国のモビリティサービスプロバイダー Didi Chuxing(滴滴出行)は、自動運転部門に対する新たな3億米ドルの資金調達について、ソフトバンクと協議を行っていると報じられている。

重要視すべき理由:コロナウイルスの発生により投資活動が低迷している中、この投資は中国の自動運転スタートアップ企業への大きな信頼を表している。

  • South China Morning Post(南華早報)紙によると、金融調査会社 Preqin のデータでは、中国の新興企業向けの投資活動は2月の時点で最低まで減少、前年と比較すると半分以上縮小し、その規模は17.9億米ドルで168件だったという。
  • 自動運転技術の開発は、当初考えられていたよりも困難かつ時間を要することが判明したため、この技術の普及への期待は急降下している。

詳細情報:The Information は23日、本件に詳しい関係者の話を引用する形で、ソフトバンクは Didi へのコミットメントを拡大しており、Didi の自動う運転部門への3億米ドルの投資を、バリュエーション非開示でリードする契約を進めていると報じた。TechNode(動点科技)は24日、この件に詳しい人物から本件の真偽を確認した。

  • この取引に関与した他の投資家は不明。ソフトバンクはコメントに応じず、Didi 側もコメントを拒否した。
  • Didi が自動運転部門のための資金を求めているというは7月から流れている。それから1ヶ月後、Didi は配車プラットフォームのコストの一部を外部投資家に負担させるため、自動運転部門を分自動運転部門を分社化した。
  • Didi は、世界的な自動運転競争に追いついてきている。2018年6月、カリフォルニア州でロボカーのテストを開始したが、この時すでに Baidu(百度)から2年、Pony.ai((小馬智行))から1年遅れでのスタートだった。昨年のカリフォルニア州の公道での実証実験では、人間のドライバーの関与を必要としたのは、1,535マイル(約2,470km)につき1回程度だったと報告しており、初の挑戦としては十分な結果を出している。
  • TechNode の業界内通者によると、Didi は大量の運転データや公共交通機関のデータをアルゴリズムに取り込んでいるため、大きな成功を達成する可能性は十分にあるという。同社は昨年末、上海でロボタクシーのパイロットサービスを開始する計画を発表したが、規制のハードルから、それ以来の進展は無い。
  • ソフトバンクは自動運転領域に積極的に投資している。2018年5月に General Motors が出資する Cruise に22.5億ドルを出資し20%の株式を取得したが、本件は業界にとって当時最大の取引を記録した。
  • これに続いて、1年後には日本の大手投資家やトヨタ自動車などから、Uber の自動運転部門に対し10億ドルの投資が行われたが、本部門は間もなくして独立した事業となった。

背景:ソフトバンクはここ数ヶ月、大きな苦境に立たされている。2大新星 WeWork と OYO の業績が悪化し評価額が急落したため、同社はその投資戦略に対して批判を受けていた。

  • 日本のテック領域の大手投資家である同社は、昨年末、Wework への投資を34億ドル削減し、9月30日に終了した四半期には、14年ぶりに四半期ベースで総額65億ドルの損失を計上した。同社は23日、株式を買い戻し、負債を減らすために410億ドルの資産を売却する計画を発表した。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

期待集まる「ライドシェア車内広告」ビジネスーー中国Didi(滴滴)も上海で開始

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中国にてライドシェア事業を行うDidi(滴滴)は、収益増加を目的とした車内へのディスプレイ広告設置への動きを見せている。 重要視すべき理由:車内広告スクリーンの導入は、ライドシェア事業に安定的な収入源をもたらす目的が大きい。同社は昨年、ライドシェア事業「Hitch(順風車)」にて2名の女性が運転手によって殺害された事件を受け、社会的信用回復を第一に捉え経営を行ってきた。 同事件後、Didiは収益・…

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The exterior of one of Didi’s buildings in Beijing on Oct. 30, 2019. (Image credit: TechNode/Coco Gao)

中国にてライドシェア事業を行うDidi(滴滴)は、収益増加を目的とした車内へのディスプレイ広告設置への動きを見せている。

重要視すべき理由:車内広告スクリーンの導入は、ライドシェア事業に安定的な収入源をもたらす目的が大きい。同社は昨年、ライドシェア事業「Hitch(順風車)」にて2名の女性が運転手によって殺害された事件を受け、社会的信用回復を第一に捉え経営を行ってきた。

  • 同事件後、Didiは収益・グロースにプライオリティーを置かず、サービスの安全性向上に努めると表明している。その一環の取り組みとして、顔認証を利用したドライバーの管理手段を開始した。

詳細情報:Didiは同社運転手に対し、広告宣伝を目的とした車内へのタブレット端末の着用を求めている。現在は、上海で試験的に実施されている。

  • 設置されるタブレットには、広告のほか現在走行中のルートや安全面にて役立つ機能が実施されている。その他にも、レストラン・観光地のおすすめ機能なども利用可能。
  • Didiは深センに拠点を置く企業からディスプレイを単価約142ドルで調達した。なお、ドライバーはディスプレイ設置に対し費用を払う必要はないという。
  • ディスプレイ広告の取り組みは2018年中ごろから実施されていた。企業関係者によれば、トライアル期間は間もなく終了するとしている。
  • ローカルタクシーを含め幾つかのライドシェア事業者(Yidao=易到など)も広告事業での収益化を目指したが失敗に終わった(関係者談)。
  • 「(地域的な)スモールスタートのため、広告依頼主側からすればターゲットが限りなく限られてしまい、魅力的に感じないだろう」(関係者談)。
  • Didiはハードウェアの購入数、今後の展開エリアなど詳細について未だ明らかにしていない。

背景:ライドシェア事業者の中でDidiのみが、広告事業を大きく率先しているわけではない。諸外国を含め、数多くの企業が広告業に打って出ている。

  • 今年初めに米Uberは、ニューヨーク発のスタートアップ「Cargo」とタッグを組み、期間限定としながらもアトランタ州にてディスプレイ広告の実験を行った。ディスプレイ広告を受け入れたドライバーには、週ごとに150ドル程度の追加収益が見込まれていたとAxiosのレポートが報じている。また、車内広告をベースとしたスタートアップも数多く誕生してきており、Octopusなどもその一例で、Lyft・Uber共に同社と全米で事業展開している。
  • ライドシェア事業者の経営状況は総じて上手くいっていない。Uberは今年上半期において62億ドルの赤字を計上し、2021年を目途に黒字転換を目指すとしている。同社ライバル企業のLyftも、2019年全体の純損失が7億ドルに登るだろうと予想を公開し、2021年を目途に黒字転換を目指すとした。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

Didi(滴滴出行)、上海で自動運転タクシーサービスをローンチへ

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中国の配車サービス大手 Didi(滴滴出行)、は、上海でロボットタクシーサービスのパイロット運転をローンチさせる予定だ。8月30日の同社の発表によれば、乗客は Didi アプリを使って自動運転車への乗車を予約できるようになるという。 重要視すべき理由:Didi は、中国で自動運転タクシーの試験運転計画を発表した企業としては最も直近である。これまでにも同様の展開を、検索大手の Baidu(百度)や自…

8月30日、上海で開催された世界人工知能大会2019で展示された Didi(滴滴出行)のロボットタクシー
Image credit: TechNode(動点科技) / Shi Jiayi

中国の配車サービス大手 Didi(滴滴出行)、は、上海でロボットタクシーサービスのパイロット運転をローンチさせる予定だ。8月30日の同社の発表によれば、乗客は Didi アプリを使って自動運転車への乗車を予約できるようになるという。

重要視すべき理由:Didi は、中国で自動運転タクシーの試験運転計画を発表した企業としては最も直近である。これまでにも同様の展開を、検索大手の Baidu(百度)や自動運転スタートアップ Pony.ai(小馬智行)が実施している。

  • Didi は8月、自動運転部門をスピンオフさせた。この動きは、IPO が噂されているのを前にビジネス構造を最適化するためのものと見られる。
  • Didi CEO の Cheng Wei(程維)氏は2月に開いた社内会議の中で、Didi の一番の焦点は配車サービスであり、コアビジネスでない事業については統合や分社を図るとしていた。

一般市民に大規模な共有自動運転の機能を提供することは、未来の都市に必要な安全性、効率性、持続性といった胸痛目標を達成する上でカギとなる。(Didi CEO Cheng Wei 氏の8月30日の声明から)

詳細情報:パイロット運転のプログラムは、レベル4自動運転に対応した30種類の車を使って行われる。Didi によれば、ほとんどのシナリオで完全自動運転となる。

  • 自動運転タクシーは、上海市北西部の嘉定区で利用できる予定。嘉定区は、上海の自動車産業の中心地である。
  • Didi によれば、自動運転タクシーは、自動運転車と人の運転によるタクシーが混ざった状態で配車され、道路状況に応じて乗客を拾うこととなる。
  • Didi は8月28日、上海政府からパイロット運転の免許を獲得したが、ロボットタクシーの運転がいつから始まるかは開示していなかった。
  • Didi は、中国でロボットタクシーの運用を大規模展開する最初の企業になる可能性があるとしている。

背景:Didi は中国最大の配車サービス企業であり、ユーザは約5億5,000万人。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

Didi(滴滴出行)、自動運転部門をスピンオフーーUberのIPO時と同じ道程をたどる

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Didi Chuxing(滴滴出行)が5日に発表した情報によると、同社は自動運転事業を独立系企業にスピンオフした。かねてより噂されている IPO を前にして、同社事業を効率化する取り組みの一環とみられる。 重要視すべき理由:Didiでは配車や自動車関連のサービスに注力する事業再編を進めている一方で、報道によると年間110億人民元(約1,650億円)の損失を計上したと伝えられており、赤字部門をなんと…

北京本社に停車中の Didi(滴滴出行)の自動運転車
Image credit: Didi Chuxing(滴滴出行)

Didi Chuxing(滴滴出行)が5日に発表した情報によると、同社は自動運転事業を独立系企業にスピンオフした。かねてより噂されている IPO を前にして、同社事業を効率化する取り組みの一環とみられる。

重要視すべき理由:Didiでは配車や自動車関連のサービスに注力する事業再編を進めている一方で、報道によると年間110億人民元(約1,650億円)の損失を計上したと伝えられており、赤字部門をなんとか抑えようとしている。

  • 同社 CEO の Cheng Wei(程維)氏は2月に開かれた社内会議において、今年最優先とするのは配車事業で、非中核事業は削減もしくは合併の対象になるとした。同時に、社員の15%をレイオフする計画も打ち出した。
  • 同社は昨年終盤にオンライン旅行代理店の開発を延期したほか、フードデリバリ事業についてもわずか半年実施した後でサービスを休止した。

詳細情報:会社声明によると、同社 CTO の Zhang Bo(張波)氏が自動運転事業会社の CEO となり、投資企業 Shunwei Captial(順為資本)のエグゼクティブディレクターを務めていたMeng Xing(孟醒)氏が COO となる。

  • Didi は2016年に自動運転事業に進出したが、中国とアメリカで HD マッピングなど同技術の開発に200人以上の社員が従事している。
  • 同社の自動運転の取り組みは、配車事業ほどには成功していない。昨年に北京とカリフォルニアの当局から試験走行の許可を得たものの、北京の公道で78キロを走行する2台の自動運転車を開発したにすぎない。
  • Uber は今年4月にトヨタ自動車から10億米ドルの出資を受けた赤字操業の自動運転部門を切り離した翌月に株式を上場した。
  • TechNode(動点科技)は5日に Didi に対してコメントを求めたが、回答は得られていない。

新たな企業では、自動車メーカーや業界のパートナーとさらに戦略的な提携を結び、人々の日常生活で使用する自動運転技術の応用を促進していけることを楽しみにしています。(Didi CTO Zhang Bo 氏)

背景:中国企業の中で、自動運転車の開発で増加する費用の分担を外部の投資家に求めたのは、Didi が最近の事例だ。

  • フォードとフォルクスワーゲン AG は先月、電気自動車と自動運転車を共同で開発すると発表した。フォルクスワーゲン AG はフォードの自動運転部門 Argo AI に31億米ドルを出資するほか、両社では協業により莫大な費用の節約が見込まれている。
  • Apple は6月にマウンテンビューを本拠とする Drive.ai を買収した。同社は2017年に2億米ドルの時価総額をつけた自動運転スタートアップだったが、Apple による買収がなければ同月後半には廃業していたと思われる。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

トヨタ、Didi Chuxing(滴滴出行)に6億米ドルを出資——中国でEV販売を加速

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Didi Chuxing(滴滴出行)は24日、トヨタ自動車からの6億米ドルの投資に合意し、Didi プラットフォームの配車サービスドライバーに共同で自動車サービスを提供することを発表した。 重要視すべき理由:Didi はトヨタと密接な関係を築いて中国の配車サービス市場におけるシェアを拡大したいと考えていたため、今回の取引は Didi にとって大きな前進となる。OEM や自転車レンタル企業、ライフス…

Didi Chuxing(滴滴出行)のバイスプレジデント Stephen Zhu 氏(左)と、トヨタ自動車 執行役員副社長 友山茂樹氏(右)。東京での調印式で。
Image credit: Didi Chuxing(滴滴出行)

Didi Chuxing(滴滴出行)は24日、トヨタ自動車からの6億米ドルの投資に合意し、Didi プラットフォームの配車サービスドライバーに共同で自動車サービスを提供することを発表した。

重要視すべき理由:Didi はトヨタと密接な関係を築いて中国の配車サービス市場におけるシェアを拡大したいと考えていたため、今回の取引は Didi にとって大きな前進となる。OEM自転車レンタル企業ライフスタイルプラットフォームなどの、モビリティやインターネット分野におけるその他のプレイヤーは配車サービス市場への参入を目指しており、Didi と直接競合することになる。

  • Didi は2018年4月から独自のモビリティ・自動車業界連合の構築を始めている。この連合には世界中から30を超える OEM や主要サプライヤーが参加しており、新エネルギー車を使ったモビリティシェアリングサービスの提供を目指している。
  • 国有自動車メーカーである FAW(一汽)、中国最大の民間自動車メーカー Geely(吉利)、ドイツの自動車メーカー Volkswagen もこの連合に参加している。

詳細情報:Didiの広報担当によると、トヨタ、Didi、GAC Toyota Motor(広汽豊田)は、自動車リース、車両管理、その他の自動車関連サービスを提供するためのジョイントベンチャーを立ち上げる予定だという。広州に拠点を置く GAC Toyota は、2004年に自動車メーカーの GAC Group(広汽集団)とトヨタが共同で設立した自動車メーカーである。

  • 両社はトヨタ独自のモビリティサービスプラットフォーム(TMSP)をベースにした、自動車メンテナンスと自動運転に関するサービスのテストも行っている。TMSP は様々なモビリティサービスをサポートする情報インフラである。
  • トヨタと Didi が初めて提携したのは2018年1月のことである。当時トヨタは、様々な Mobility as a Service(MaaS)ビジネスを念頭に置いた、フル電動・自動運転コンセプトカーである「e-Palette」を発表していた。Amazon や Pizza Hut もトヨタと提携していたが、Didi もパートナーとして、オンデマンドデリバリーや自動車の相乗りといった、車両の様々な機能のテストに参加していた。
  • トヨタがDidiに投資するというは今年5月からささやかれていた。Didiの市場価値は現在およそ620億米ドルである。

トヨタのコネクテッドテクノロジーと次世代型バッテリー電気自動車を利用してDidiとの提携をより強力なものにできることを嬉しく思います。今後は Didi と協力しながら、より魅力的かつ安全でセキュリティで守られたサービスを中国のお客様に提供していこうと考えています。(トヨタ自動車 執行役員副社長 友山茂樹氏)

背景:世界中の自動車メーカーと中国の配車サービス企業は、2025年には販売される自動車の5台に1台が電気自動車にするという中央政府の目標に対応すべく舵を切っている。

  • トヨタが6月に発表したところによると、同社は目標を5年前倒して、2025年には世界中で550万台の電気自動車を販売することを目指すという。この発表に続いて、今週初めには、中国最大の電気自動車メーカーである BYD(比亜迪)と提携して、今後5年でバッテリー電気自動車を10モデル中国市場に投入することを発表した
  • 国が支援する自動車メーカー3社が共同で設立した中国の配車サービス企業 T3 Chuxing(T3 出行)は22日、今後3年間で30万台の自動車を購入する計画があり、それらは全て電気自動車になることを発表した
  • 北京市人民政府は、今後2年間でガソリンで走るタクシー全車を電気自動車に置き換えていくという。中国南西部の成都や、西部にある陝西省の省都である西安など、他にも20以上の人民政府がこれに追随する。

【via TechNode】 @technodechina

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