Didi(滴滴出行)とAutoX、5月から上海でロボットタクシーのパイロット運用を開始

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上海にある AutoX のロボットタクシーオペレーションセンターで準備される自動運転車
Image credit: AutoX

世界の自動運転車レースをリードしようとしている中国が、また一歩前進しようとしている。Didi Chuxing(滴滴出行)と AutoX は、5月下旬に上海郊外で独自の自動運転による配車サービスプロジェクトを立ち上げようとしていると、この件に詳しい2つの情報筋が14日、TechNode(動点科技)に語った。2つのプロジェクトは別々のものである。両社は同時期に上海市政府との提携を開始している。

重要視すべき理由:中国の地方政府がロードテストをサポートし続けるにつれ、Didi や AutoX など新規参入者は、Pony.ai(小馬智行)と Baidu(百度)がリードする混雑したレースにさらに参戦しようとしている。

  • このニュースが伝えられるより数日前、Didi の自動運転部門がソフトバンクから3億米ドルを調達したと報じられた。そして、わずか1ヶ月前には、Didi に出資するトヨタ自動車が Pony.ai に4億米ドルを出資した。これは、中国の自動運転業界で最大の資金調達となった。

詳細情報:配車サービス大手 Didi は、早ければ5月にも上海でロボット配車サービスのパイロットサービスを開始する予定であり、AutoX も同様である。この件を直接知る2人の人物が14日、TechNode に確認した。

Didi は積極的に上海でロボットタクシーをテストしており、できるだけ早くパイロットサービスを開始したいと考えている。(広報担当者)

  • AutoX は10日、上海にアジア最大のロボットタクシーオペレーションセンターを開設したとを発表した。
  • 上海でのプログラム運用は、市北西部の嘉定区の約750平方メートルの面積をカバーし、ロードテストから毎週ペタバイト規模の運転データを収集・処理することが期待されている、と AutoX は発表で語った。
  • 上海でのプログラム運用は、高圧水や高温などの気候条件でハードウェアをテストする設備を提供しながら、仮想交通環境での性能訓練シミュレーションにも利用される予定だ。
  • アプリはまだ公開されていないが、ユーザが AutoX は同社の自動運転車に「近いうちに乗車することができるようになるだろう」としている。また、このオペレーションセンターを作る上でのビジネスパートナーも非公表とされた。
  • AutoXは、中国最大手の自動車メーカーSAIC(上海汽車)や Dongfeng(東風汽車)のほか、Alibaba(阿里巴巴)からも支援を受けている。

背景:上海市政府は昨年9月、Volkswagen のパートナーであるSAIC、BMW、Didi の3社に、65平方キロメートルの区域での中国初となる自動運転の免許を発行し、12月には AutoX がそれに続いた。

  • この問題に近い関係者によると、公式の許可はまだ下りていないため、それ以来、ほとんど進展がないことが明らかになっている。
  • DidiAutoX が昨年末に明らかにしていた計画では、ドライバーレスモビリティの未来をリードするための取り組みの一環として、早ければ年末に、およくとも2020年初めに、上海でそれぞれ30台と100台のロボットタクシーを展開するとしていた。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】