新宿のメトロプロムナードに、フジテレビのノイタミナ枠で放送されていた人気アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」のサイネージが出現した。さらに、そのサイネージでは、作中の世界の中で大きな鍵となっている「シビュラシステム」と呼ばれる人間の心理状態や職業適性などを分析数値化するシステムを忠実に再現している。
このデジタルサイネージは、2015年1月9日に公開される「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」に合わせて出現したデジタルサイネージ広告として登場した。さらに、今回のデジタルサイネージ広告、中のシステムをスタートアップで画像解析テクノロジー集団のABEJAが開発を行っている。
システムは、Kinectを用いて通行人の中からモニターを向いた人だけを検知し、人の顔のキャプチャを行う。モニターに映る対象者の顔の横にキャプチャした顔画像と、「サイコパス係数」を記した「プロファイルシート」が表示され、係数が100を超えた場合には、作中で執行官が「ドミネーター」という特殊拳銃で対象者を執行する演出を加え、サイコパスの世界観を再現している。同デジタルサイネージは、1月11日まで展示されている。ぜひ新宿に寄った際には立ち寄ってみるといいかもしれない。
今回の演出は、実際の世界観を忠実に再現しており、老若男女が楽しめるものとしてアニメファンだけでなく多くの通行客を賑わしている。ABEJA代表の岡田氏は「画像解析の技術で、新しい広告表現をしたり人を楽しませたりすることができます」とコメントしており、画像解析をもちいて、B2B向けのサービスのみならず、デジタルサイネージなどのさまざまな活用の可能性を示した。スタートアップが、自社のコアテクノロジーを活用して大企業やエンターテインメント分野とのコラボレーションを行う事例としても注目だ。
画像解析の技術によるアイデアと企画を見事に融合した今回のサイネージ。同様に、画像解析を通じた新しい可能性は、今後も登場してくるだろう。
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