中国の建設会社が先週(編集部注:原文掲載1月19日)、3Dプリンタで作られた過去最大の2つの建物を公開した。1つは豪華な見た目の3階建ての豪邸(周辺環境に調和しないいわゆる量産型の豪邸)で、もう1つは実用的な見た目の5階建てアパートである。両方とも全体が3Dプリンタで作られており、素材を積み重ねることで壁や屋根が形成されている。
3Dプリンタ製のこの巨大な建物は、昨年簡易な平屋の家を量産したWinsun(盈創)が作った。
この最新プロジェクトは今のところアイデアの実証段階であり、中国のウェブサイトCaixin(財新)やNetease News(網易新聞)に掲載されている写真を見ると、豪邸とアパート(内部は装飾されていない)は展示会場で隣り合って配置されている。
これが3Dプリントされた豪邸で、1,100平方メートル(1万1,840平方フィート)の広さだ。
そしてこちらがあまり見た目に美しくない3Dプリンタ製5階建てアパートである。
最新の3Dプリンター製住宅は、Winsunが拠点を置く中国東部の蘇州にある。下の写真にある仕上がった壁の一部から、Winsunの巨大3Dプリンターがどのようにして3Dプリントコンクリートの層を積み重ねて壁部を作っているかが分かる。これらのパーツが組み合わされて建物全体ができあがる仕組みだ。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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