Grab、東南アジアの交通問題を解決するため「AIチャレンジ」をローンチ

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配車サービス大手 Grab は、東南アジアの都市部が抱える交通問題の解決を目的とするAIチャレンジ「AI for SEA」をローンチした。同プロジェクトを通じ、AI 技術の促進を狙う。

AI for SEA では、東南アジアで突出して問題となっている「交通管理」「コンピュータービジョン」「安全性」の3つにフォーカスしていくという。

上位50名の応募者には、フルタイムで同社のデータサイエンスおよび AI 部門で働く権利が与えられ、上位5名には賞金も授与される。なお、優勝者の賞金額は1万シンガポールドル(約80万円)である。

合格者は7月2日の週に行われるデモデイで選出される。AI チャレンジの応募期限は6月17日までとなっている。

Grab の AI構想部門のトップ Wui Ngiap Foo 氏は以下のように語っている。

AI は何百万人もの東南アジアの人々の生活を向上させるカギになると弊社は信じています。そのため、Grab は弊社の持つデータサイエンス、機械学習、そして AI の設備に多額の資金を投入しています。

ホーチミンシティ、ジャカルタ、クアラルンプール、マニラ、シンガポールにて AI for SEA のロードショーイベントが今後行われる予定だ。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

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