
<Pick Up> Never rent an ugly tux again: these startups want to disrupt men’s wearhouse
友人の結婚式に参列するためにタキシードを借りに行った当時25歳のPatrick Coyne氏。ささっとサイズを測定したら、試着も何もなく適当なタキシードが充てがわれ、250ドルで借りたイケてないタキシードで式に出ることを余儀なくされた。
もっといいやり方があるはずと立ち上げたのが、今年1月末に1000万ドルを調達したThe Black Tux。独自に商品を開発し、中間業者を中抜きすることで消費者にタキシードやスーツ、アクセサリーなどの商品をダイレクトに届けてる。日本のFactelierに近い感じ?従来のお店ではレンタルに1200ドルかかるスーツを、TBTなら95ドルから借りられるそう。

もう一つ、男性のスーツ市場で注目のスタートアップが、Combatant Gentlemen。大学を卒業したばかりの友人が、限られた予算で面接に着ていくスーツを探して回る姿を見てこの事業に参入。100%ウールのスーツを160ドルで販売してる。立ち上げから2年で、売上げは1000万ドルを記録。Zappos CEOのTony Hsiehや、Bonobosのファウンダー Brian Spalyなどが出資しているそう。
メンズウェアのみならず、最近はEverlaneやBonobos、Frank and Oakなどアパレル商品をダイレクトに消費者に届けるモデルが増えてる。無駄なコストを一切排除して、浮いた分を消費者に還元する。デパートで買わずに、オンラインでこうしたブランドから直接買うという新しい消費のあり方が少しずつ普及しているのかも。
via. FastCompany
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