ガジェットやスマートフォンを複数所有する者にとって、それらを一度に充電するのは思いのほか面倒だ。例えばスマートフォンが2台あるだけで、机の上がケーブルだらけになるような状況を私が身をもって体験している。今後、ウェアラブル系のガジェットが増えたとき、この問題はさらに深刻なものとなるだろう。
さて、そんなガジェットの充電問題を解決しようという意欲作が、AppleWatchとiPhoneを同時に充電できるスタンド「NuDock」だ。このスタンドは、机の上でデスクトップライトとして活躍するだけでなく、iPhoneとAppleWatchの充電ドックとして機能するほか、取り外し可能なモバイルバッテリーも備えており、実際にはiPhoneとAppleWatch、モバイルバッテリー、さらにガジェットをもうひとつ充電できるという、1台4役な働きをする。
デスクトップライト部分はLEDで、ディマーや1時間のスリープ機能などを備えている。AppleWatchの充電ドックは非接触式の充電に対応しており、AppleWatch本体を置くだけで充電が可能だ。またモバイルバッテリーは「NuKi」という単独でも利用できる製品であり、BluetoothでiPhoneに接続して、リモートシャッターを切るなどの用途に利用することも可能だ。
現在Indiegogoで出資をあつめているこのNuDockは、既に目標額の10倍以上を集めてプロジェクトを成功させている。気になる価格だが、一般販売時で279ドル。出資者には今年の7月から出荷開始予定となっている。
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