楽しみながらプログラミングを学べる、子ども向け低価格ロボット「mBot」

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mBot

中国の深圳を拠点とするMakerBlockは、自動車型ロボットをビジュアルプログラミングして操作できるキット「mBot」の資金調達プロジェクトをKickstarterで開始している。

「mBot」は、Arduionoベースの自動車型ロボット。ロボットに対する命令は、Scratch 2.0をベースにカスタマイズされたビジュアルプログラミング言語「mBlock」を使い、子どもでも直感的にプログラミングをすることができるという。「mBlock」はArduinoベースのロボットにプログラミングをすることでき、だれでも無料でダウンロードして使うことができる。

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「mBot」はBluetoothをサポートし、付属のリモコンだけでなく、スマートフォンやタブレットからも操作することができる。また、教育現場など大人数で利用する際のペアリングの煩雑さを考慮し、Bluetoothではなく2.4Ghz帯シリアル通信をサポートしたバージョンも用意される。メインボードには光センサーやブザーなどを搭載した「mCore」を採用、超音波センサー、モーター、各種通信モジュールなどがキットに含まれる。

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障害物を避けたり、地面の線に添って走行したりするロボット、サッカーゲームをするロボットなど、かんたんに組み立てることができるようだ。

「mBot」の市販予定価格は99ドル前後になる見込みだが、今回のKickstarterのキャンペーンでは49ドル以上の支援でBluetoothバージョンのmBotを1体手に入れることができる。本体カラーはブルーかピンクかを選べる。

「mBot」2体セットの「ファミリーパッケージ」も95ドルの支援から入手できるので、親子でロボットプログラミングを楽しむこともできそうだ。いずれも発送は2015年6月が予定されているとのことだ。

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