昨年10月末に開催された「IncubateCamp 7th」に参加したスタートアップ「トウキョウアイト」。同社が運営するのが、子育てに関するナレッジを共有するためのメディア「cozre マガジン」です。2014年4月のローンチ以降、順調にユーザー数を増やし、現在では月間ユニークユーザー数が100万人を突破しています。

0歳〜10歳ほどの子どもを持つパパやママをターゲットとするcozre マガジン。以前はピンクを基調としていた旧デザインをシンプルなモノトーンのものに刷新し、よりユニセックスなデザインにリニューアルしました。クールな印象だったイタリックのロゴも、寄り添い合う親子をイメージした柔らかさと動きのあるデザインへと大きく姿を変えています。

機能面でも、閲覧時の検索や回遊を改善するために記事を「おでかけ」「季節のイベント」「ライフスタイル」「遊ぶ」など7つのカテゴリーに分類し、パパやママが探している情報を見つけやすくしました。また、カテゴリーごとの旬なキーワードや関連性の高い記事を表示することで、一回の検索で関連性が高いより多くの情報が目につくように改善しています。

cozre マガジンのCGMをサポートするのは、全国150名以上の「ナビゲーター」と呼ばれるパパやママ。普段、子育てをする中で遭遇した有用な情報をより直感的に投稿できるように、投稿部分も改善されました。今年の夏には、スマートフォンからの投稿にも対応する予定とのこと。

子育て関連のメディアにはおでかけに特化した情報アプリ「comolib（コモリブ）」もありますが、cozre マガジンはより幅広いジャンルにまたがって情報を収集している点が特徴です。将来的には、メディアのみならず、夫婦の両親（子どもの祖父母）へのおねだり機能を搭載したECサイトの立ち上げなども予定しているとのことですが、別途取材して詳しく話を聞きたいと思います。