
<ピックアップ> 2016 predictions for IoT and smart homes
Internet of Things関連市場で比較的範囲が広いと言われているのが車と家、つまりコネクテッド・カー関連とスマートホーム/スマートシティ関連です。特に家関連については注目株リストで大きめの枠(コネクテッドホームという名称)が割かれていることや、今年の年末にはアメリカ国民の半数がスマートホームテクノロジーを採用するなんていう調査結果もあることから、割と早めに身近な存在になってくることが予想されます。
THE NEXT WEBにそんなスマートホーム関連の予測が出ていました。ざっくりまとめるとこんな感じ。
- ユーザーのデータ量が増えるのでその利用方法に注目が集まる
- 一部のガジェット好きアイテムから一般的な日用品へのブランド拡大
- ソフトウェアがより重要視される時代に
- セキュリティ問題が出てくる
ソフトウェア関連の事例で出てくるChillHubという冷蔵庫はネット接続型で、計りやバターディッシュ(柔らかくするやつ)などの機能がアドオンで追加できるということらしいです。最近ではテスラの自動運転機能がソフトウェアアップデートで対応した、という話題がありましたが、後から機能が追加されるというのはこの手のプロダクトならでは、といったところでしょうか。サービスの後追加はビジネス的にも有利です。
あと、セキュリティ問題についてはデバイスが増えてくるに従って大きな課題になるでしょうね。ホームセキュリティのプロダクトが全部外部から接続されて逆に監視されてた、なんて話は笑うに笑えないネタです。
国内でもスマートロック関連、監視カメラソリューションは徐々に増えつつあるこのスマートホーム関連銘柄、2016年にどのような動きを見せるのか、周辺ビジネス含めて楽しみです。
via The Next Web
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