ソーシャルメディア分析でニュースを伝えるSpectee、報道機関等向けソリューション「Newsdeck」を発表

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ソーシャルメディア分析により、ニュースに関するテキストや写真をいち早く伝えるプラットフォーム「Spectee」を提供する Spectee(旧 ユークリッドラボ)は、ニュース現場の映像を報道機関・地方自治体・防災関連企業が利用することに特化したプラットフォーム「Newsdeck」のα版を公開した。Newsdeck では、約5,000人からなるリポーターネットワークを組織することで、テレビでのニュース報道などへの利用を事前承諾された動画を多数掲載。事前承諾されていない動画についても、個別に利用承諾を依頼することができる。

在京のテレビ局では、「NHKスクープBOX」「FNNビデオPost」「TBSスクープ投稿」「日テレ投稿ボックス」「テレビ朝日 みんながカメラマン」といった、視聴者が動画を投稿できるプラットフォームを独自に設置しているが、地方局が同様のプラットフォームを持っているケースは多くなく、キー局が獲得した動画を同一系列の地方局が自由に利用できるわけでもない。Newsdeck の導入により、報道要員が多くなく通信社などもカバーしていない地方において、地方テレビ局は局横断で多岐にわたるニュース画像の確保が可能になる。

Newsdeck はすでに2月からテレビ局3社でテスト導入が始まっており、今後、導入テレビ局からのフィードバックをもとに機能を改善し、広い取材対象地域を抱えながらも報道リソースが不足しがちな、地方局への導入を図りたい計画だ。現在は人工知能を使った画像解析にも力を入れており、ソーシャルメディア上の盛り上がりだけでなく、画像のコンテキストを理解した上でのニュース画像の提供も自動化していきたいとしている。

Spectee は2015年10月に、Open Network Lab 第11期より輩出。同社のこれまでの資金調達については明らかになっていないものの、この分野の市場ニーズは大きいと考えられ、同業であるアメリカの Banjo は、これまでにソフトバンクなどから総額1.6億ドルを調達しており、同社のプラットフォームは全米162のテレビ局に導入されている。

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