インドネシアのニュースアプリ「Kurio」が、日本のグノシーから500万米ドルを資金調達

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インドネシアのニュースリーダーアプリである Kurio は3月15日、シリーズBラウンドで日本の提携先であるグノシーから500万米ドルを獲得したと発表した。同社の評価額は1,200万米ドルとなる。

グノシーは昨年東京市場で株式公開し、スタートアップ数社に投資してきた。東南アジア規模での活動を目標とする Kurio にとって、最適なパートナーである。

この提携により、Kurio は同社サービスから利益をあげることも可能となる。

TechCrunch の報道によると、Kurio は東南アジア市場参入の手始めとしてローマ字言語を使用しているシンガポールとマレーシアの提携先候補にコンタクトを取り始めていた。非ローマ字言語の国では追加のリソースが必要となるためである。

Kurio の CEO で共同設立者の David Wayne Ika 氏は、投資は買収を前提としたものではなく、同社はグノシーと同じく株式公開を目指していると明言した。

また、2016年末までに提携先数社とアプリ内、記事内広告機能のテストも計画している。

さらに同社は、提携先メディアが「数百万のユーザにわたる膨大なデータ」と「興味選好グラフ」を使って記事や広告のプランを立てられるダッシュボード機能の開発に取り組んでいる。

ジャカルタを拠点とする Kurio は、サイバーエージェント・ベンチャーズ率いる2014年9月のシリーズAラウンドで非公開資金を獲得した。現在30人以下のチームメンバーで運営する同社は、Google Launchpad Accelerator の第1期メンバーであった。

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ニュースリーダーアプリはしばしばメディアのホームサイトから読者を遠ざけていると批判される。しかし、批判をものともせず Kurio はインドネシアで200以上のメディアパートナーを獲得し、60万ダウンロード(90%が Android デバイスによる)を記録した。

出版社が抱える最大の問題は、60~65%の読者がモバイルから閲覧しているにもかかわらず、現在のモバイル収益は15~20%に過ぎないことです。(Ika 氏)

「弊社はユーザ体験を損ねることなくいかに適切な広告とマーケティングを実行できるか細かく研究しています」と彼は続け、情報発信におけるニュースリーダーアプリの捉え方が変わってきていると述べた。

【via e27】 @E27co

【原文】

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