サイバーエージェント・ベンチャーズ、インドネシアのニュースアプリKurioに出資

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インドネシアのスマートフォンニュースリーダーアプリ「Kurio」は本日(※元記事の初出は9月29日)、シリーズAラウンドとなる資金調達を実施したと発表した。日本のベンチャーキャピタルであるサイバーエージェント・ベンチャーズおよびエンジェル投資グループからの出資で、投資額は非公開。関係者がDailySocialに話した内容によると、70万ドルに近い金額となるという。

Kurioはサイバーエージェントがインドネシアで投資する5件目の案件となる。過去の投資先はコマースのTokopedia,やBilnaVIP Plaza、ゲーム開発のTouchtenだ。

2013年の後半に立上がったKurioは5万ダウンロードを達成している。このアプリはユーザーの経歴に合わせて好みのニュースを配信してくれるもので、ユーザーはスタートメニューからトピックスを選択し、興味のある記事を発見することができる。

Kurioの創業者、David Wayne IkaはDailySocialの取材に対して「サイバーエージェントはプロトタイプ段階からアプローチを続けていた唯一の投資機関であり、個人的にここからの出資を望んでいました。(中略)彼らは私たちの長期的ビジョンを理解してくれています」と回答している。

新たに調達した資金はKurioの開発と人材獲得に使われる。Ika氏は既に新たに20人を採用したと話しており、さらなるエンジニア獲得を目指す。

10月1日アップデート:David Wayne Ika氏は米Yahooに買収されたKoprolの創業者であるSatya Witoelar氏をプロダクトVPに招聘すると話してくれた。Kurioは地元のスマートフォンPolytronと提携し、今年の後半に出荷されるモデルにプリインストールすることも伝えている。

【原文】

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

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