今年のブレイクが期待される若きスタートアップ100社まとめ【パート1:モノ系スタートアップ】

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<ピックアップ> 100 noteworthy young startups — and what they tell us about tech this year

VRやAR、人工知能にチャットボット・インターフェースなど、スマートフォンシフト以来の新しい波が感じられるようになりました。ドットコムバブルが2000年前後、スマホシフトのiPhoneの発売が2007年ですのでおおよそ約7〜10年で世界のテクノロジーというのは大きな変化を見せるのかもしれません。

では、次に何がくるのでしょうか?ーー未来を知る手がかりはやはり過去にあり、ということで、現在、評価額10億ドル以上のユニコーンについてトップ50位の情報をまとめています。(現在継続中)

これに合わせてちょうどよいタイミングでVentureBeatが今年ブレイクするんじゃないかという100社の若いスタートアップをまとめていましたので、こちらを元に各カテゴリごとに情報を整理したいと思います。

ちなみにVBの選定基準はプロダクトがあること、ユニークであること、使われることが実証されていること、まだメジャーなメディアには紹介されていないこと、を挙げています。

Physical Products(モノ系スタートアップ)

各メジャー誌で紹介されまくってるのがトップバッターというのが微笑ましいですね。ていうかそこまでステルスのものはなかなか探せません(探せたらステルスじゃないですし)。さておき早速「Physical Products(モノ系スタートアップ)」から見てみましょう。まずはエントリーの簡単な紹介です。

  • HERO — お薬のスマートディスペンサーです。時間になったらお薬を出してくれます
  • The Scribble Pen — カラーセンサーで周囲の色を再現できるタブレット用スタイラス
  • Angel Sensor — 開発キットを公開しているウェアラブルセンサー
  • Blank — インスタグラムの写真からTシャツが作れる
  • Snug Vest — 自閉症などに効くと言われるディーププレッシャーセラピーのベスト
  • Inkbox — 2週間使えるタトゥー。シールと違って特殊なインクを使う
  • BloomSky — 天気オタクのための測定カメラ
  • Pacif-i — 幼児の体温を測るスマートおしゃぶり
  • Turtle Mail — メールを送ると本当に手紙が届くミニプリンター
  • FlapIt — ソーシャルメディアと連動したリアルカウンター

FlapItとTurtle Mail

では個別に気になったものをピックアップします。トップはこのFlapIt。パッとみて分かるのがいいですね。ソーシャルメディアに連動してLike数だったりフォロワー数だったりを表示してくれます。重さ3kgでサイズはやや大きめ、Wi-Fiに接続してオンラインから接続関連をセットアップするようです。

リアル店舗とソーシャルメディアの連動ってこれから更に重要になってくると思うんです。その場でLikeしてくれたり、写真をアップしてくれたりといった何らかのアクションを見える化する動きっていうのはロボット含めて具体的になってくるんじゃないでしょうか。

Turtle MailもFlipItと同じような考え方ですね。インターネットってどうしてもあの画面というインターフェースがあるがゆえの限界がありましたが、IoTでこの部分が一気に解放された感があります。

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このパターンは親子でメールのやり取りをする際、ちびっこにはカタカタとレシートみたいなプリントがこの可愛いメールボックスから出力される、という点が非常にそそります。国内でもロボット関連でコミュニケーションをメインにしたBoccoのような存在がありますが、データではなく紙に印字しているのがいいですね。

HERO、Angel Sensor、Pacif-i

ヘルスケア関連の特徴的なデバイスを三つ。HEROは投薬やサプリメントといった健康食品関連のディスペンサーで、時間や用量などを守らなければならないものを人力ではなく、システムに任せている点でアイデアの汎用性が効きます。健康食品の定期購入などと組み合わせれば、宅配水のようなビジネスモデルが成立しそうです。

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Angel SensorやPacif-iのようなセンサー群については一通りウェアラブル系のデバイスが出尽くしたということで出てきたアイデアのような気がします。Angel Sensorは開発者キットを公開することで測定できる心拍数や体温などと組み合わせたサービスを独自に作ることを可能にし、市場性を確保しようという考えなのでしょう。一方でPacif-iは幼児に特化したことでより細かいサービスを狙っていると思われます。

次回は「Food Tech(食関連テクノロジー)」をお送りします。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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