国産フィンテックのカンムが誰でもすぐに使えるプリペイド型Visaカード「Vandle」を8末から発行へ

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CLO(カード・リンクド・オファー)を手がけるフィンテック・スタートアップのカンムは7月11日、事前チャージタイプのプリペイド・クレジットカード「Vandle」の発行を開始すると発表した。8月末からのサービス提供を予定しており、提携するカードブランドはVisaとなる。

利用ユーザーは所定の方法で金額をチャージし、Visaの加盟店で通常のクレジットカードとして利用することができる。年齢制限などはなく誰でもカードを作成することが可能で、アプリで発行されるタイプのものであれば即時にカード番号が使えるようになる。

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カンムが提供するカード・リンクド・オファーについてはこちらの記事を参照されたい。現在、2013年のサービス開始以降、同社は200社ほどの加盟店を獲得している。

さて、プリペイドタイプのクレジットカードと言えば、LINE Payを利用したことがある人もいるだろう。あちらは提携ブランドがJCBとなっているが、Vandleも内容的にはほぼ同じと考えてよいだろう。個人的にはLINE Payを使う際にチャージする銀行口座に特定の銀行が使えず、結果的に使わなかったという経緯があった。

そういった細かい点について同社代表取締役の八巻渉氏に確認したが、提携カードブランド以外についての大きな差別化ポイントについてはまだこれからといった印象で、細かい使い勝手については実際に使える状況になってから改めてお伝えしたい。

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