Dr.経費精算がスマホカメラでの領収書電子保管に対応、利用企業社数は160社に拡大

SHARE:

経費精算サービスのDr.経費精算を提供するBearTailは8月29日、スマホカメラによる領収書電子保管に対応したバージョン「Dr.経費精算タイムスタンプ版」の申込開始を発表した。Dr.経費精算の利用企業はタイムスタンプ版の利用により、社員がスマホカメラ等で撮影したレシートなどの帳票類を公式な税務申請書類として利用できる。

また、同社代表取締役の黒﨑賢一氏によれば、同サービスを活用している企業数は昨年12月の提供開始以来、160社に拡大しているという。

平成28年度の税制改正によって領収書等の電子保存について、スキャナ限定だった要件が廃止され、デジカメやスマートフォンカメラによる撮影が可能となった。これによって社員が個々で帳票類を管理することが可能となり、電子化による効率化が更に進むとみられている。但し、該当書類への3日以内のタイムスタンプ付与が義務付けられており、Dr.経費精算タイムスタンプ版はこの要件に対応したものとなる。

平成28年9月末から所管の税務署に申告することで、平成29年1月1日分からの税務申告分について領収書データの電子保管運用が可能になる。

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する