レシート撮影によるクラウド家計簿「Dr. Wallet」が約1億円を資金調達

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

クラウド家計簿「Dr. Wallet」を提供するスタートアップ BearTail は今日、インキュベイトファンドニッセイ・キャピタルSMBCベンチャーキャピタルから約1億円を資金調達した、と発表した。

Dr. Wallet はレシートをスキャンするだけで、家計簿がつけられるサービスだ。8月に正式リリースされ、現在 Android 版iOS版デスクトップ版で利用が可能だ。入力の正確性を担保するために、OCRを使わず人が入力することで、類似サービスと差別化している。購入履歴は自動的に項目別に整理される。人力入力により入力の正確性は 99.98% まで高められ、ユーザは誤入力を心配せずに済む。

今回調達した資金を使って、同社は、ユーザがこれまでにどこで何を買ったかの履歴に基づいて、提携先のスーパーや食料品店から、お買得品情報をユーザに伝える機能を追加したいと考えている。この機能は Zaim が7月に開始したサービスに似ており、BearTail は同機能を通して売上を上げたいと考えている。この分野では、凸版印刷の Shufoo も、スーパーマーケットの安売情報を提供するサービスを行っている。

BearTail は KDDI のインキュベーションプログラムの第5回バッチに選ばれた。BearTail を含むスタートアップ5社は、1月24日に開催される同プログラムのデモデイイベントで紹介される予定だ。

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