京都「Makers Boot Camp」運営、ハードウェアスタートアップ向け新ファンドの第1号案件で、MITスピンオフのBoston Biomotionに出資

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Boston Biomotion のプロダクト(試作品)

京都を拠点とし、ハードウェア・スタートアップ特化型アクセラレータ「Makers Boot Camp(MBC)」を運営する Darma Tech Labs(DTL)は19日、同社がジェネラル・パートナー(GP)を務めるファンド「MBC Shisaku 1号投資事業有限責任組合(以降、「MBC Shisaku 1号」と略す)」の第1号案件として、ニューヨーク・ロングアイランドの Boston Biomotion(BB)に出資決定したことを発表した。MBC は出資金額や比率、時期については明らかにしていないが、BB によれば、ラウンドはシードラウンドで今年6月段階での出資参加とみられる。

BB はマサチューセッツ工科大学(MIT)からスピンオフしたスタートアップで、データアナリティクスを活用し、人々のフィットネストレーニングやリハビリを最適化する技術を開発するロボティクススタートアップだ。今年3月には、骨格筋健康分野の権威であるニューヨークの Hospital for Special Surgery(人工関節の発祥の地といわれる)とともに、ケガ回復に関する提携関係を発表、4月には中国広州市政府がニューヨークで行なったピッチ大会で優勝している(このピッチ大会での優勝チームは5月に広州市に招待され、中国の投資家らに向けてピッチ披露する機会を与えられているはずだが、BB が渡中したかどうかは不明)。

MBC Shisaku 1号 の組成は今年3月、DTL が GP、京都銀行(東証:8369)をアンカー LP として組成を開始した、日米欧のアーリーステージのハードウェアスタートアップにフォーカスした20億円規模のスタートアップファンドだ。MBC Shisaku 1号の LP の顔ぶれについては、現時点で京都銀行以外の名前が明らかにされていないが、今回、名古屋を拠点とする精密機械大手の森精機(東証:6141)が LP に加わったことも明らかにされた。

MBC では、MBC が持つ人材やノウハウを活用し、京都試作ネットと協力して、BB が提供するハードウェアの試作や量産を推進する計画としている。

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