ブロックチェーン・スタートアップのOrb、三井住友海上キャピタルと新潟VCから1.5億円を調達——分散型台帳技術と地域FinTech展開を本格化

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東京に拠点を置くブロックチェーン・スタートアップの Orb は、三井住友海上キャピタル新潟ベンチャーキャピタル(新潟VC)から1.5億円を調達したと発表した。これは Orb にとっては、2015年9月に実施した2億7,400万円の資金調達に続くものだ。

Orb はブロックチェーンを活用した、分散型台帳技術「Orb DLT(Orb Distributed Ledger Technology)」を開発している。今回の投資家である三井住友海上キャピタルでの親会社である三井住友海上と、新潟VC の LP である新潟県内の金融機関や事業会社などは、Orb DLT の顧客だということだ。三井住友海上とは  Orb DLT を活用した損害鑑定業務の実証実験を2017年6月から開始しているほか、新潟県を中心に地域経済活性化を目指した FinTech ソリューションを展開していくとしている。

Orb は2014年2月、ユーザの閲覧・購買履歴をもとに表示するバナー広告で有名な Criteo(FRA:CI5A)でアジア太平洋地域ディレクターを務めた仲津正朗氏(CEO)らにより設立。チームメンバーの多くは、Bitcoin やブロックチェーン技術に精通した技術者で構成されている。

以前は、ブロックチェーンを使った非中央集権型クラウドコンピューティング・システム「orb」や、この技術をベースにした仮想通貨の発行・運用プラットフォーム「SmartCoin」などを提供していた。2016年4月には Orb DLT をリリースし、最近では Orb DLT をフラッグシップのサービスとして前面に押し出している。

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