Specteeとドローン撮影クリエイターズ協会、神戸市と協力しAIアナウンサー「荒木ゆい」とドローンを使った多言語での避難訓練にPoC参加へ

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神戸市営地下御崎公園駅利用者・近隣住民に上空からドローンに搭載した圧電スピーカーにて避難を呼びかけ。2機のドローン及び定点カメラを用いた複数拠点からのリアルタイムでの映像取得を行う。
Image credit: 神戸市

10日に東京で開催された「GovTech サミット 2019」の記事中、神戸市が組織するスタートアップと行政とのコラボレーションプロジェクト「Urban Innovation Kobe(UIK)」について触れた。この UIK に参加していた Specteeドローン撮影クリエイターズ協会が、神戸市で興味深い実証実験を行う模様だ。

両者は共同で、2月17日に実施される「平成30年度兵庫国民保護共同訓練」において、Spectee の AI アナウンサー「荒木ゆい」の機能を活用し、空から災害時の多言語情報発信の実証実験を行う。この訓練は、化学剤散布・不審物設置(爆破テロ)・サイバーテロといったテロの同時発生を想定、国・県・市や警察、消防、自衛隊、医療機関等の関係機関における初動対応の確認を行い、各機関の能力向上を図るとともに相互の連携強化を図るもの。

不審物発見事案における住民避難において、クリエイターズ協会が運航するスピーカー付ドローンで呼びかけを行う。ドローン撮影クリエイターズ協会の運航するドローンに ZenTec のスピーカーを搭載、そこから荒木ゆいが日本語、英語など多言語で情報発信し避難情報の伝わりやすさを検証する。

via 神戸市

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