
Image credit: Spectee
Spectee は2日、AI 開発プラットフォーム「SIGNAL」のβ版をリリースしたと発表した。画像解析や自然言語解析、音声認識・発話など、企業のさまざまな AI 開発ニーズに、より簡単に、より安価に、より短い納期で開発が可能になるとしている。また同日、Spectee は「NVIDIA Inception Program」のパートナー企業に認定されたことも明らかにした。
Spectee はこれまでに、報道機関や官公庁、自治体、民間企業など220社以上が導入する SNS 緊急情報サービス「Spectee」、AI アナウンサー「荒木ゆい」、AI を活用した観光情報サービス「Localive」、AI 自動音声認識・文字起こしサービス「VoiceClip」、AI 画像解析をベースにしたマーケティングリサーチやカメラ映像の解析サービスなど、さまざまな AI 開発を行ってきた。SIGNAL は、これら Spectee が培ってきた技術やノウハウを集結させたプラットフォームだ。

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SIGNAL を使ったユースケースの一つとして、Spectee ではフジテレビや日本気象協会と共同で、カメラ映像の AI 解析を活用した服装情報を実証実験を開始。コート着用率や長袖と半袖の割合、傘の使用率など、カメラ映像の AI 解析情報をもとに、よりきめ細やかな価値ある生活情報の提供する「AI 天気」を実現した。AI 天気の結果は、フジテレビ系列(全国ネット)の「めざましテレビ」の天気コーナーの中で放送される(2019年4月1日〜30日、毎朝午前6時50分頃放映の予定)。
Spectee は、2016年7月に実施したシリーズ A ラウンドで、フジテレビの CVC である FSV(フジ・スタートアップ・ベンチャーズ)から出資を受けている。
via PR TIMES
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