人工知能でニュース素材を収集するSpectee、AP通信と提携し世界の報道機関向けに動画提供を開始

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人工知能を活用したソーシャルメディア分析により、ニュースに関するテキストや写真をいち早く伝えるプラットフォームを提供する Spectee は6日、世界的な通信社である AP 通信(Associated Press)と UGC 動画配信で事業提携し、ニュース動画ポータル「AP Video Hub」とのコンテンツ連携を開始したことを明らかにした。この提携を受けて、Spectee は直接的な契約関係にある報道機関のみならず、AP 通信と契約関係にある世界の報道機関に向けニュース動画の配信提供が可能になる。

AP Video Hub は、ニュース動画に対するオンラインパブリッシャーの高まる需要に応える形で、2012年に開設された。世界ニュース、エンターテイメント、スポーツ、ライフスタイル、ニュース速報などを AP 通信が持つアーカイブ動画を交えて伝えるのが特徴。世界中のテレビ局を始め、報道機関各社がニュース素材を取得し再配信することができる。

Spectee は2014年2月に設立(設立時の社名は、ユークリッドラボ)。ソーシャルメディアから収集したコンテンツを権利クリアし、マスコミや企業などにニュース素材として提供する「Spectee」は、これまでに日本国内約100社の報道機関に採用されている。

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