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合計時価1兆円、チャイニーズユニコーンが描く日本市場進出の戦略と将来展望 #IVS10

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本稿は6月6日〜7日、神戸で開催された Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobe 取材の一部。 世界中でユニコーン企業(評価額10億ドル以上)が生まれる中、アジアのユニコーン輩出の基地となりつつあるのが他ならぬ中国だ。彼らは中国国内の貪欲な消費を燃料に成長してきたが、最近になって、中国から世界へと市場展開を始めている。国内に大きな市場がありながら世界を目指…

本稿は6月6日〜7日、神戸で開催された Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobe 取材の一部。

世界中でユニコーン企業(評価額10億ドル以上)が生まれる中、アジアのユニコーン輩出の基地となりつつあるのが他ならぬ中国だ。彼らは中国国内の貪欲な消費を燃料に成長してきたが、最近になって、中国から世界へと市場展開を始めている。国内に大きな市場がありながら世界を目指す姿勢には、スタートアップが目指すべきグローバリゼーションの真髄が見て取れる。

スタートアップにとってのグローバリゼーションの意味は企業によって異なるが、中国企業にとっては日本市場への進出のコンテキストを含むことが多いようだ。今回の IVS では、日本市場への進出に意欲的な姿勢を見せるユニコーン3社のエグゼクティブが一同に会した。

  • Tang Binsen(唐彬森), Co-founer and CEO, Elex Technology(智明星通)
  • Andrew Chang, VP of Content and Marketing, Next Entertainment(未来趣娯
  • Chris Martin, Head of International, Beijing Mobike Technology(摩拜単車)

モデレータは、ゲームデベロッパ向けの運用リサーチやコンサルティングを提供する、スパイスマート代表取締役の張青淳氏が務めた。


Elex(智明星通)は2008年に設立された、北京に本社を置くモバイルゲーム・パブリッシャーだ。全世界でインストール数1.4億件に及んだ、Clash of Kings のパブリッシャーと言えばわかりやすいだろう。中国に活動拠点を置きつつ海外市場向けに特化したゲームを配信しているのが特徴で、この分野では中国企業の中でも随一の10億ドル(昨年)の売上規模を誇る。事業の主軸はモバイルゲームだが、最近では、中国スタートアップの海外市場進出を意図して投資にも力を入れている。同じ文脈で、日本のスタートアップへの投資にも意欲的だ。

Next Entertainment(未来趣娯)は、MAU 200万人以上を誇る中国のライブ中継アプリ「Inke(映客)」とモバイルゲームデベロッパの Fun Plus(趣加)が手を組んだ JV で、海外市場向けに「Meme」のブランドで Inke と同様のサービスを展開している。同社の国際展開は始まったばかりで、現在進出している市場は台湾のみ。台湾に進出を果たした昨年10月から今年4月までに、売上ベースで6倍、ユーザリテンションとしては2倍の成長を遂げている。今年の第3四半期には日本進出を予定しているほか、韓国や東南アジアへの進出も視野に入れている。

以下は、Meme が台湾でまもなく放送開始するテレビ CM だ。

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パネリスト紹介の最後を飾っのは、中国市場で今最もホットのバーティカルの一つであるバイクシェアリング(自転車レンタル)スタートアップの雄 Mobike(摩拜単車)だ。エアレスタイヤでパンクの心配が無く、ペダルの動きを車輪に伝える部分もチェーンではなくシャフトドライブが採用されているなど、耐久性を追求して設計された同社の自転車は4年間メンテナンスフリー。中国でのサービスローンチから14ヶ月が経過し、現在は中国とシンガポールで450万台の自転車が稼働している。スマートな自転車とテクノロジーで、社会と街をどう変えられるかというのがテーマだ。

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Chris Martin, Head of International, Beijing Mobike Technology(摩拜単車)

日本市場の可能性をどう見るか?

Elex の Binsen(唐彬森)氏によれば、同社のヒット作「Clash of Kings」で、全世界のユーザに占める日本ユーザの割合は15%。日本ユーザのモバイル消費の力は、世界的に見ても阿東的に強いという。基本的には「世界はフラットである」という信条に立って、グローバルなサービスを心がける Elex であるが、それでも日本市場は参入にあたってのハードルが高く特異な要素が多いため、プロモーションもかなりローカライズしたという。世界の他の市場については、北京の本社からオペレーションしているが、日本市場については Elex Japan という現地法人を作り、日本人社員らによってオペレーションが行われている。

一方、モデレータの張氏は、中国では Inke が二級都市(中国の都市区分で、北京や上海などの一級都市よりは郊外にある中規模都市)に住む若年女性の(バーチャルアイテムの販売による)小遣い稼ぎといったユースケースが多いのではないか、と指摘。Inke の国際版である Meme が日本に参入したときに、果たして流行るのか、もし流行るとしたら、どのような流行り方をするかについては未知数だ。これについて、Chang 氏は Meme が、アジアで流行するセルフィー(自撮り写真)などとは違い、視聴者とのインタラクティブなユーザエクスペリエンスを提供できることが重要との述べ、このアプリの国際展開に賭ける意気込みを語った。

Mobike の Martin 氏は、Mobike が日本に進出する可能性について名言は避けたが、この日、会場に日本で初めて Mobike の自転車の実機を持ち込んだことから、張氏は、これはまもなく日本でサービスを開始する意思の現れではないかと、Martin 氏をけしかけた。張氏は、大都市圏では電車通勤が主流の東京や大阪で、中国での成功モデルを日本に持ってくることは難しいだろうと指摘。これに対し、Martin 氏は、日本に限らず、どの市場にも中国と同じモデルでサービスを持ち込めるとは考えていないと語った。

日本の都市部でも地方自治体がレンタサイクルを提供している事例は存在するが、何より興味深いのは、地方自治体は税収財源からコストを捻出しているのに対し、Mobike ではサービスを提供した上にビジネスとして儲かるという点だ。したがって、地方自治体にとっても自前でサービスを提供するより、Mobike に来てもらってオペレーションしてもらった方が、コスト支出が無く市民の満足度も高まるのである。Mobike の自転車には GPS で捉えた位置情報を送信する SIM カードが搭載されており、空き自転車の需要が高いエリアには、そうでないエリアからユーザが自発的に自転車を移動させるよう、Hongbao(紅包)などのロケーションベースのゲーミフィケーションが巧みに組み込まれている。移動情報を元にしたビッグデータも、さまざまな公共サービスやビジネスに応用できる。

以下は、Mobike の北京市内でのある1日の利用状況を、位置情報に基づいて可視化したものだ。北京は地下鉄が普及しており、道路も整備され、人々も日常的に電動二輪車で移動している便利な街だが、そこに新しいコンセプトの都市交通(アーバンモビリティ)の需要を生み出していることが、このアニメーションからわかる。PM2.5 の問題解消にも少なからず貢献していると言えるだろう。

日本市場への進出に期待すること

Elex の Binsen 氏は、今後も日本市場のさまざまな事業分野に進出することを考えたとき、基本的には、現地企業とのパートナーシップベースになるだろうと述べた。

日本による中国企業への投資で、最も効果的だったと言われるのは、ソフトバンクによる Alibaba への投資。日本ではヤフーが勝って eBay が負けたように、中国でも同じようにやって Alibaba が Taobao を作った。

中国は法的整備が追いついてない部分があるので、スタートアップを始めるには向いている国。Mobike 以外にも新しいビジネスがたくさん出て来ている。

日本では、医療や消費財(特に食品関係)に興味がある。スターバックスがコーヒーをイタリアから持って来てアメリカで成功したように、中国企業が日本のスタートアップと提携して、そこからグローバル展開や中国に逆輸入するというようなことがやりたい。

これからの時代、国という枠にこだわっていても仕方なく、グローバルを視野に入れないと生きていけない。日本への進出というよりは、日本企業と手を組んでやっていくことが競争力につながると思っている。

Andrew Chang, VP of Content and Marketing, Next Entertainment(未来趣娯)

Meme の Chang 氏は、日本に優秀な人材が豊富にいることを賞賛した。

日本は優秀な人材が豊富なので、買収(acqu-hire)よりも自分のチームを作りたい。

かつては、日本の優秀な人材は欧米企業に入社したがる傾向があった。今なら、中国企業でも日本の優秀な人材を採用できると思っている。ローカリゼーションやカスタマーサポートは、世界中どの国でもローカルの人がやる必要がある。

現在、Meme でも日本人チームがサービスを開発中だ。

Mobike の Martin 氏は日本語も堪能なイギリス人だが、日本市場が持つ特異点という表現には、終始懐疑的だった。国際展開の責任者である彼は、事業の将来戦略について語るのは適任ではないと遠慮しつつも、個人的な見解を次のように述べた。

Mobike は、特に中国らしく何かをしている会社ではない。サービスをローンチしてから1年間で、トランザクションやデータの基盤がここまで完成した。これだけでは面白くないので、今のユーザベースやデータをもって、サービスを次のレベルに持っていきたい。

例えば、不動産とか、決済とか、いろいろな企業との面白い話が既に始まっている。

Mobike はサービス開始から1年間で中国の90都市で利用されるようになり、四川省成都市では、通勤で電車を使う人よりも Mobike を使うユーザの人口が1.2倍に上るという、超絶なパラダイムシフトが起こっている。日本市場に参入した際には、社会のどのような変化をもたらすのか楽しみだ。

今回のこのパネルには、Toutiao(今日頭条)を運営する ByteDance(字節跳動)副総経理 Josh Liu 氏も登壇予定だったが、都合により欠席となった。彼は昨年の IVS にも登壇しているが、その後、Toutiao は日本法人を設立し、Bitstar などスタートアップとの提携や協業を開始するなど、日本市場でも存在感を高めつつある。4月にはシリーズDラウンドで10億ドルを調達している

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デートコースの紹介メディア「Forky」が10月にアプリ公開、ソラシード・スタートアップスから資金調達予定 #IVS10

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本稿は6月5日〜7日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeの取材の一部。 男性のためにデートコースを紹介するメディア「Forky(フォーキー)」を運営するParasolは6月6日、Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeに登壇し、デートコースアプリを10月にリリースすると発表した。 For…

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本稿は6月5日〜7日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeの取材の一部。

男性のためにデートコースを紹介するメディア「Forky(フォーキー)」を運営するParasolは6月6日、Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeに登壇し、デートコースアプリを10月にリリースすると発表した。

Forkyはデートコースに悩む男性のための情報サイト。デートにかかる時間や費用をシュミレーションパターンとあわせて紹介している。同社代表取締役の傘勇一郎氏によれば「デート相手を見つけるサービスは増えたが、実際にデートを続け、良い関係を築いていくためのサービスはなかった」ことが同サービスをはじめるきっかけになったとのこと。また、傘氏に今後の展開について聞いたところ、下記のように答えてくれた。

「いまはForkyでデートコースを紹介するコンテンツを配信していますが、これは入り口だと考えています。男性が相手と継続してデートを続け、結婚するまでを実現することがわたしたちの構想でアプリのリリースもその一貫です」(傘氏)。

リリース予定のデートコースアプリでは、実際にデートに誘いたい相手とデートに行くまでに役立つ情報の提供やスケジュールをたてるための機能が使用可能。ソラシード・スタートアップスからの資金調達も予定しており、サービスの開発および拡大を目指す方針。

 

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医師限定のSNS「Whytlink」が登録数2300人を突破、院内外の複数医師で症例を検討する機能もリリース #IVS10

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本稿は6月5日〜7日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeの取材の一部。 医療テクノロジーのリーズンホワイは6月6日、神戸で開催されているInfinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeに登壇し、医師同士のコミュニケーションツール「Whytlink(ホワイトリンク)」の登録医師が2300人を突破し…

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本稿は6月5日〜7日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeの取材の一部。

医療テクノロジーのリーズンホワイは6月6日、神戸で開催されているInfinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeに登壇し、医師同士のコミュニケーションツール「Whytlink(ホワイトリンク)」の登録医師が2300人を突破したことを発表した。

同サービスは、医師限定の非公開型SNSで、患者の紹介先探しや医療情報の交換をすることができる。たとえば患者の搬送先を見つけ、患者情報をテキストや写真、動画で伝えることが可能だ。複数の医師と症例を共有し、治療法を見出す症例検討の機能も併せてリリースしている。

同社は患者と専門医のミスマッチを目指しており、患者と専門医をマッチングするプラットフォーム「Findme」をこの秋リリースする。

 

 

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味覚診断からオリジナル野菜セットを定期宅配する「ココノミ」を141&companyが9月初旬リリース #IVS10

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本稿は6月5日〜7日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeの取材の一部。 野菜の宅配サービス「141select」を運営する141&companyは6月7日、神戸で開催されているInfinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeに登壇し、味覚診断からオリジナルの野菜セットを定期宅配する「ココ…

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本稿は6月5日〜7日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeの取材の一部。

野菜の宅配サービス「141select」を運営する141&companyは6月7日、神戸で開催されているInfinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeに登壇し、味覚診断からオリジナルの野菜セットを定期宅配する「ココノミ」を9月初旬にリリースすることを発表した。

同サービスは、味覚診断にもとづいた野菜のセットを毎週もしくは隔週で宅配してもらえるサービス。味覚は食の好みやライフスタイルから診断され、初回宅配のフィードバック後に顧客カルテが作成される。この顧客カルテをもとに野菜が宅配される仕組み。1品単位の野菜の追加・削除や宅配が不要な週のスキップ機能も搭載している。

ココノミは既に運営されている141selectのリニューアルバーション。届けられる野菜は味覚や甘味、辛味などが1品種ごとにデータ化されており、顧客の食べたい野菜と生産者の最適なマッチングを目指している。

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社員教育のナレッジシェア「TANREN」がティーガイアと資本提携を発表、中古車売買ガリバーも全店舗導入 #IVS10

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本稿は6月6日〜7日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeの取材の一部。 ビジネスナレッジの共有アプリ「TANREN」は6月6日、神戸で開催されているInfinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeに登壇し、モバイル・テレコミュニケーション事業を展開するティーガイアとの資本提携および直営店288店…

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本稿は6月6日〜7日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeの取材の一部。

ビジネスナレッジの共有アプリ「TANREN」は6月6日、神戸で開催されているInfinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeに登壇し、モバイル・テレコミュニケーション事業を展開するティーガイアとの資本提携および直営店288店舗への導入を発表した。

同サービスは営業ノウハウや業務フローを動画で撮影して共有できるアプリ。アプリ上の動画には評価やコメントが可能でナレッジ共有のほか、社内研修やプレゼン大会といった活用ができる。同社代表の佐藤勝彦氏に今後の展開について聞いたところ、下記のように回答してくれた。

「今までの営業獲得の粗さや消費者クレームは、従業員の商品知識や説明スキル不足から発生していました。これらを解決するためにつくったのがTANRENです。アプリ上で社内教育を実施することで業種問わず、社員スキルの向上を低コストかつフラットに実現したいと考えています」(佐藤氏)。

同社は中古車売買のガリバーを運営するIDOMの国内直営店236店舗への導入も併せて発表しており、現在約2万ユーザーを獲得している。今後はホテルや旅館、ハイブランドなど接客力がキーとなる業界へ横展開をしていく方針。

 

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IVS 2017 Spring Kobeのピッチコンペティション「LaunchPad」の優勝は、VRソーシャルルームアプリ「cluster.」が獲得 #IVS10

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本稿は6月6日〜7日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobe 取材の一部。 7日午前、IVS では恒例となっているスタートアップ・ピッチコンペティション「LaunchPad」が実施され、VRソーシャルルームアプリ「cluster.」を開発するクラスターが優勝を獲得した。 LaunchPad の審査員を務めたのは、 ディー・エヌ・エー…

本稿は6月6日〜7日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobe 取材の一部。

7日午前、IVS では恒例となっているスタートアップ・ピッチコンペティション「LaunchPad」が実施され、VRソーシャルルームアプリ「cluster.」を開発するクラスターが優勝を獲得した。

LaunchPad の審査員を務めたのは、

  • ディー・エヌ・エー 顧問 川田尚吾氏
  • 楽天 執行役員 北川拓也氏
  • Skyland Ventures 代表パートナー 木下慶彦氏
  • gumi 代表取締役社長 國光宏尚氏
  • セプテーニ・ホールディングス 代表取締役 佐藤光紀氏
  • KLab 代表取締役社長 CEO 真田哲弥氏
  • スマートニュース 代表取締役会長共同 CEO 鈴木健氏
  • グリー 代表取締役会長兼社長 田中良和氏
  • 投資家 / The Ryokan Tokyo 代表取締役 CEO 千葉功太郎氏
  • ウォンテッドリー 代表取締役社長 仲暁子氏
  • YJ キャピタル 代表取締役 堀新一郎氏
  • フリークアウト・ホールディングス 代表取締役 Global CEO 本田謙氏
  • 慶應イノベーション・イニシアティブ 代表取締役社長 山岸広太郎氏
  • 500 Startups Japan Head & Managing Partner James Riney 氏

スペシャルコメンテーターとして、堀江貴文氏が参加した。

<賞品>

  • Amazon Web Services 提供……全登壇者向け:AWS activate 3,000ドルクーポン、優勝者向け:「本当に叶う Amazon ウィッシュリスト」
  • AGS Consulting 提供……優勝者向け:エビスビール1年分
  • freee 提供……優勝者向け:50万円分利用権
  • PayPal 提供……全登壇者向け:決済手数料100万円分

cluster. by クラスター(1位)

cluster. は、ソーシャル VR サービスだ。VR を使って、多人数で集まってのイベント体験を享受することができる。 URL を共有することで、その URL を知るユーザ同士のみが同じ部屋に入って体験を共有することができる。VR 上の一つの部屋に集まったユーザ同士が、部屋に備えられたスクリーン上で同じ画面を見ることができる。ここにゲームや YouTube 画面を投影できるので、複数ユーザが映像コンテンツを見ながら意見を言い合ったり、スポーツ中継を見ながら体験を共有することも可能だ。

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iNAIL by BIT(2位)

iNAIL」は、自動ネイルプリントサービスだ。既存のネイルサロンでは、ネイリストが手書きでネイルにデザインをするため、コストと時間がかかる。ネイルプリンタに手を入れることで、3D プリンタのしくみでネイル上にデザインをプリントする。プリントは15秒で完成。

ヘアサロン、ネイルサロン、エステサロンなどでのサービス展開を計画中。日本のネイルアートに対するレピュテーションの高さを背景に、サービスの世界展開についても意欲的だ。

タウンWiFi by タウンWiFi(3位)

タウンWiFi(旧:WiFiShare)は、ユーザがスマートフォンのデータ量制限を受けないようにするため、市中の無料 WiFi サービスに自動で接続できるようにするモバイルアプリ。日本国内のみならず、アメリカ・韓国・台湾・香港・マカオなど200万ロケーションで WiFi への自動ログオンを提供する。WiFi 接続時のプッシュ広告、有料 WiFi へのアプリ内課金による販売手数料でマネタイズ。

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one visa by Residence(4位)

ペルーで生まれた岡村アルベルト氏は以前、友人が日本のビザの取得不備でペルーへ強制送還されたのを目の当たりにした。これを契機に、ビザの問題を解決しようという衝動に駆り立てられる。日本の入国管理局にいるのは公務員であるため基本的には日本語しか話せず、ビザ申請書類も日本語であるため、ビザを申請する日本語を母国語としない外国人にとっては、コミュニケーションのハードルが高い。

岡村氏は自ら品川の東京入国管理局に勤務し、3万人に上る外国人のビザ発給業務に従事。このときの経験を生かして、one visa(旧:Residence) を開発した。Residence ではビザ申請に必要な項目を、外国人向けに母国語で質問を表示し、それに応えていくだけで申請に必要な日本語の様式を出力できる。

登録された情報をもとに、外国人向けの与信サービスなどを展開しマネタイズ。

6月6日にオープンベータ版を公開。リクルートの TECH LAB PAAK 第4期から輩出。

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LION PROJECT by HYPER8(5位)

これまでに「mespo(メスポ)」や「タベニーク」といったサービスでも紹介したことのあるハイパーエイトが展開する、新たなインターネットサービス「LION Project」。

Facebook Messenger のボットとのやりとりで、イベントの2次会に女子を呼び出すことができる「キャバクラ版 UBER」を展開。

客単価 2.7 万円、30日以内のリピート率68%。今年の2月のローンチ以降、MoM の成長率は40%。820名以上の女性が登録している。

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よろペイ by Popshoot

よろペイ(旧:CashD)は、お金の貸し借りができるメモアプリだ。貸し借りの理由を記録することができ、借方にはメッセージで決済のためのリンクが送信され、クレジットカードや銀行引き出しにより、借方は貸方に支払いすることができる。店舗決済手数料、アプリ内広告、レンディングなどでマネタイズ。

Smooz by Astool

Astool が開発したのは、iOS で利用可能な〝芋づる式ウェブブラウザ〟の「Smooz(スムーズ)」。今見ているウェブ画面の内容からから、本文抽出・形態素解析・ランクづけ・関連語抽出を行い、次にユーザが欲しているだろう検索キーワードをリコメンドする機能や、ソーシャルメディアの反応を見て、ブラウザがユーザにブックマークを提案するスマートブックマークの機能を持つ。

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Player! by ookami

Player! は、スポーツゲームをライブで伝え、ゲームの途中経過や結果とともに、同じゲームを実況観戦する他ユーザと思いをリアルタイム共有できるスポーツ SNS アプリだ。

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HoloEyes VR by HoloEyes

HoloEyes は、VR を使って医療分野に情報革命を起こそうとするスタートアップだ。人体の情報を 3DVR の形で情報共有し、医療の世界に役立てる。CT スキャンのデータを集め 3D の人体モデルを作り、それを集積することで医療 VR データベースができあがる。

例えば、「60代男性前立腺がん」というキーワードで検索すると、それにマッチした症例の 3D イメージを取り出すことができ、医師が類似症例の診断の参考にしたり、外科手術をする際のトレーニングに使ったりすることができる。病院には VR ビューアーを提供し、患者の同意を得て集めたデータを、医科系大学や製薬会社などに販売するビジネスモデルを想定している。

APlay by NAIN

APlay(エープレイ)は、スマホに届く通知を音声で聞ける Bluetooth イヤフォンで、ハンズフリーで扱える音声アシスタントだ。音楽や通話での利用はもちろん、Twitter のタイムラインやLINE を耳で聞くことができる。

Cansell by Cansell

Cansell は、宿泊予約の権利売買ができる P2P コマースプラットフォーム。宿泊予約をしたものの、そのホテルへの宿泊予定が無くなってしまったユーザが宿泊権利を出品、他方、宿泊するホテルを探しているユーザがそれを購入する。

出品者にとっては、<ホテルや OTA に支払った宿泊料 − Cansell で転売した金額 − Cansell の手数料> が手元に残り、OTA やホテルにキャンセル料を支払うよりも結果的に割安に、また、購入者にとっては、Cansell 上に出品された宿泊権利を OTA などでホテルを予約するより割安な金額で購入できることになる。

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Matcher by Matcher

Matcher は、OB 訪問マッチングサービス。「就活相談にのるので、◯◯してくれませんか?」という合言葉のもと、「就活相談をしたい学生」と「お願い事をしたい社会人」をWEB上でワンクリックで繋ぐ。

学生からの視点では、大学の先輩以外でも、気になる企業の気になる人に気軽に OB 訪問をすることができる。企業側からの視点では、新入社員に対する効果的なアプローチの手段として活用することができる。昨年2月からサービスを開始し、今年4月には学生ユーザ数が1万人を突破、100社以上がサービスを採用している。

scouty by scouty

scouty は、AI を使った人材マッチングサービス。特にエンジニアの採用に強みがある。エンジニアが情報を発信しているソーシャルメディアをモニタし、ネット上のオープンデータから情報をクロールし、個人(80万人)に関する情報を統合。定性データから人工知能で人々の退職確率を予測し、最適な企業とマッチングする。

潜在転職者に対しては、そのプロフィールに応じたメールをテンプレートをベースに書くことができる。

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Receptionist by Delighted

RECEPTIONIST」は iPad アプリ で提供されている受付の来客対応サービス。チャットワークや Slack などのチャットツールを使用して担当者が訪問客の対応をする。スケジュール、顧客管理、労務管理プラットフォームとも連携が可能。

今後スマートフォン向けのアプリをローンチ予定。アポに遅れそうなときは、ワンタッチで相手に連絡することができる。訪問先の受付では、スマートフォンを RECEPTIONIST の iPad アプリにかざすだけで受付手続を自動化できる。

 

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ニュース速報のJX通信が「緊急情報の速報サービス」をレスキューナウと共同開発、夏にはプロトタイプのリリースも #IVS10

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本稿は6月6日〜7日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeの取材の一部。 AIを活用しニュース情報を企業や一般向けに提供するJX通信は6月6日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeに登壇し、災害・危機管理情報の配信サービスを運営するレスキューナウと共同で「緊急情報…

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本稿は6月6日〜7日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeの取材の一部。

AIを活用しニュース情報を企業や一般向けに提供するJX通信は6月6日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeに登壇し、災害・危機管理情報の配信サービスを運営するレスキューナウと共同で「緊急情報速報サービス」を開発することを発表した。

同社は一般向けの速報配信アプリ「NewsDigest」および報道機関向けの「FASTALERT」を提供している。今回の共同開発ではこの2つのサービスと同じAIを活用し、SNSからの事件や事故、災害等の緊急情報を取得、配信する。提携の背景について同社代表取締役の米重克洋氏に聞いたところ、次のように説明してくれた。

「とにかく速く、正確な情報を届けることにこだわっています。レスキューナウ様もいかに速報を伝えられるか、という点で同じ考えを持っており、今回の共同開発に至りました」(米重氏)。

すでに本サービスの共同開発はスタートしており、具体的な時期は未定としているが夏頃にはプロトタイプのリリースを予定している。

 

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Kaizenが動画広告の改善プラットフォーム「Kaizen Ad」をリリース、効果の数値化を目指す #IVS10

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本稿は6月6日〜7日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobe 取材の一部。 ウェブサイトのUI改善を実現するプラットフォーム「Kaizen Platform」を運営するKAIZEN platform Inc.は6月6日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeに登壇し、…

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本稿は6月6日〜7日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobe 取材の一部。

ウェブサイトのUI改善を実現するプラットフォーム「Kaizen Platform」を運営するKAIZEN platform Inc.は6月6日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeに登壇し、動画広告の改善プラットフォーム「Kaizen Ad」のリリースおよび同サービスのグローバル展開を発表した。

Kaizen Adは動画広告の配信から効果検証、改善といったPDCAを回していくプラットフォーム。グローバル展開を視野に入れたサービスで世界各地(8カ国程)のクリエイター、約5000人が分析情報をもとに動画広告を制作する。

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同社は地域のクリエイターをクラウドソーシングにより活用することで、各国の文化に沿った動画をリーズナブルに作成することを目指している。実際にモデルケースとしてWamazingが同サービスを利用し、日本から香港・台湾へ広告配信を実施したところCVR28%、CPI約100円に改善した。

同社EVPの栄井氏は同サービスのリリースについて、下記のようにコメントしている。

「動画コンテンツが世界的に注目される中で、世界的な動画広告の効果を検証する明確な基準はまだ整っていないと思っています。Kaizen Adにより配信された動画を正確に効果検証していくことで、基準を作っていきたいと考えています」(栄井氏)。

今後も世界での利用者増加を目指していく方針。

 

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事前登録100社を突破、リファラル営業プラットホームの「Saleshub」が正式リリースを発表 #IVS10

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本稿は6月6日〜7日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobe 取材の一部。 リファラル営業プラットフォームの「Saleshub(セールスハブ)」は6月6日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeに登壇し、同サービスを6月13日に正式リリースすると発表した。 Sales…

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本稿は6月6日〜7日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobe 取材の一部。

リファラル営業プラットフォームの「Saleshub(セールスハブ)」は6月6日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeに登壇し、同サービスを6月13日に正式リリースすると発表した。

Saleshubは顧客を獲得したい企業と顧客を紹介できる個人のマッチングプラットフォーム。登録企業は登録無料、完全成果報酬型でサービスを利用することができる。また個人が企業に対して紹介をした場合はお祝い金が企業からもらえるという仕組み。

同社は5月8日に事前登録を開始しており、1週間で約80社の企業アカウント登録を獲得している。現在はITスタートアップや電力会社、築地の仲卸など様々な業種の企業、約100社がアカウント登録している。同社代表取締役の江田学氏は今後の展開について以下のようにコメントしている。

「事前登録では電力会社様の案件やIT企業様のコンテンツを制作する案件などが幅広くありました。年内には登録企業1000社を目指しています」(江田氏)。

登録企業数と共に案件数の向上も目指していく方針。

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アパレルの不動在庫を解消するB2Bフリマサイト「SMASELL」、ウィファブリックが7月上旬に正式公開へ #IVS10

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本稿は6月6日〜7日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobe 取材の一部。 ウィファブリックは6月6日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeにて企業・法人間で在庫を売買するフリマサイト「SMASELL(スマセル)」を7月上旬に正式リリースすると発表した。同社は201…

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本稿は6月6日〜7日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobe 取材の一部。

ウィファブリックは6月6日、神戸で開催されている Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobeにて企業・法人間で在庫を売買するフリマサイト「SMASELL(スマセル)」を7月上旬に正式リリースすると発表した。同社は2016年12月にKLab Venture Partnersと日本ベンチャーキャピタルを引受先とした数千万円規模の資金調達を発表しており、約半年でのサービス公開となった。

SMASELLは繊維・ファッション業界のアパレルや商社、問屋などをターゲットとした不動在庫のB2Bフリマサイト。デットストックとして抱えてしまった繊維製品を通常の30%〜99%オフ価格の特化在庫としてプラットフォーム上で売買できる。決済手数料として売上の15から30%がかかるほか、月額手数料として無料から10万円程度が必要。

既に先行で50社から登録があり、出品依頼総額は約20億を見込んでいる。

同社代表取締役の福屋剛氏は今回のリリースについて下記のようにコメントしている。

「すでに自身で運営しているリアルのデットストック売買の仕組みをIT化したサービスなので、マネタイズしやすいと考えています。また繊維やファッション業界では初のモデルだと思います」(福屋氏) 。

同社は海外の在庫を買いたいというニーズに応えるため、佐川・西濃と連携した輸出入システムを開発中。今後はグローバル展開を考えており、客単価50~1000万の日本のまとまった在庫を海外に売る仕組みを考えている。また年内に1億5千万の獲得を目標としている。

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