ニュースサマリ:パンデミックによる社会変化に対し、スタートアップも動きを活発化させている。本誌取材に対し、Plug and Play Japan、グローバル・ブレイン、インキュベイトファンドの各社は支援先の活動をまとめ、情報提供してくれた。 話題のポイント:緊急事態宣言前後、傷ついた支援先の救済に奔走していた投資サイドも徐々に落ち着きを取り戻しているようで、情報が少しずつ戻ってきています。私たちも…
詳細情報:Plug and Playは新型コロナに対峙する100社の支援先を分類したe-bookを公開している。テーマは(1)行動記録(2)顧客体験(3)医療機器(4)人流調査(5)在宅勤務(6)自己診断(7)遠隔医療の7項目。e-bookはこちらのページから簡単な情報登録で入手できるほか、ブログにてまとめも公開している。
クラウド型 RPA「Robotic Crowd」を開発・提供するチュートリアルは、シリーズ A ラウンドで5億5,200万円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、DNX Ventures、Salesforce Ventures、アーキタイプベンチャーズ。同社にとっては2018年9月に実施したシードラウンド(ディップから約5,000万円を調達)に続くものだ。
チュートリアルは2014年11月に創業。2018年6月、シードラウンドで出資したディップの運営する AI アクセラレータで、Robotic Crowd を正式ローンチした。RPA とは Robotics Process Automation の略で、言わばルーティンワークの自動化ソリューションだ。完全自動化のためにスクラッチでシステムを組むには及ばないが、毎日発生する煩雑な業務の手軽な省力化に向いている。
ピックアップ:Crisis Innovation: 6 big trends that financial services can take advantage of right now ※こちらの記事の内容は PodcastとしてStand.fm又はSportify(以下埋め込みリンク)で聞くことも可能です。 21世紀に入って以降、我々は今回の新型コロナ危機を含め計3回に及び、金融市場のクラッ…
そして現在注目すべきは、今回の危機に対する経済刺激対策の一環として、中央銀行デジタル通貨(CBDC: Central Bank Digital Currency)の必要性が叫ばれている点です。これは中国のデジタル人民元のことではなく、米国の下院金融サービス委員会が提案した、米国の経済刺激策の手段としての”デジタル・ドル”の話です。