gojek、Tokopedia買収に向け協議を開始——買収額は180億米ドル以上か【Bloomberg報道】

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Image Credit: gojek

インドネシアのスタートアップ gojekTokopedia は、両社が統合された企業体のアメリカとインドネシアでのダブル上場を前に、合併に向けた事前協議に入ったと Bloomberg が報じた

gojek は Grabと の合併協議を並行して行っているが、Grab CEO の Anthony Tan 氏が合併後も経営権を手放す気がないことや、インドネシア市場を管理する計画について意見の相違が残っているとの報道があり、協議は難航しているようだ。

ソフトバンクの孫正義氏は、Tan 氏が Grab の経営権を譲ることに消極的であることに不満を持っており、現在は gojek とソフトバンクが出資する Tokopedia の合併を支持していると報じられている。

この報道では、インドネシアのスタートアップ2社が詳細なタームシートに署名したことを明らかにしており、両社間の潜在的なシナジー効果についても説明している。両社は合併プロセスを加速させ、取引を完了させたいと考えている。

2社を合わせた時価総額は180億米ドル以上で、統合された事業体は、配車サービスや決済から、オンラインショッピングや物流に至るまでのサービスを提供する、前例のない「スーパーアプリ」を創造する可能性がある。

gojek と Tokopedia の合併は、政府関係者が慎重な姿勢を示している Grab と gojek に比べると、規制圧力に直面する可能性は低いと見られる。

両社は、インドネシアとアメリカでのダブル上場、または特別目的買収会社(SPAC)との合併という2つのルートで、株式公開の選択肢を検討している。

今回の展開より前、先月には Tokopedia は上場計画を加速させるために Morgan Stanley と Citi をアドバイザーとして起用したと報じられた。この報道は、Peter Thiel 氏が出資する SPAC である Bridgetown Holdings が Tokopedia との合併の可能性について議論していたという報道を裏付ける形となった。

12月17日付けの公式声明で、Tokopedia の広報担当者は次のように述べている。

新型コロナ感染拡大以来、市場での普及が事業成長を加速させている。我々は上場計画を加速させることを検討しており、Morgan Stanley と Citi をアドバイザーに指名した。どの市場、どの方法で上場するかはまだ決まっておらず、選択肢を検討中だ。

SPAC は、我々が検討する可能性のある潜在的な選択肢だが、現時点ではそれに何もコミットしていない。

【via e27】 @E27co

【原文】