2021年はTwitterが音声SNSを本気でやってきそう

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ピックアップ:Twitter acquires social podcasting app Breaker, team to help build Twitter Spaces

ニュースサマリー:Twitter4日、ソーシャル・ポッドキャストスタートアップ「Breaker」を買収したと発表している。買収金額などの詳細は明かされていない。同社はSNS型のポッドキャストプラットフォームを展開するスタートアップ。ポッドキャスト配信者を中心としたコミュニティーサービスとして2016年に創業した。

話題のポイント:2020年のまとめとして出した「2020年のスタートアップたち」でも取り上げたように、昨年は音声SNSが大きく台頭した年でした。AirPodsなどのワイヤレスイヤフォンがライフスタイルに溶け込んでその立ち位置を確かなものとしたことがひとつの要因です。

そして、2021年も音声の勢いは止まりそうになさそうです。今回Twitterが買収したBreakerは、友人同士でお気に入りのポッドキャストを見つけ、交流できるSNS機能を備えたコンテンツメディアです。

Twitterがこの領域に参入してきたひとつの背景として、音声SNS「Clubhouse」への対抗が挙げられます。共通の趣味を持つ「メンバー」でルームに入り、おしゃべりをする音声チャット分野は非常に熱を帯びてきており、Twitterもまた「Spaces」という名前で検証中です。こちらの開発チームにBreakerが入ることは明言されており、音声+SNSの知見が同プロジェクトに大いに生かされることになるでしょう。

Breaker

音声SNS機能に加え、ポッドキャスト発見サービスもTwitterが立ち上げれば、Twitterはある意味でSNS要素を軸にした音楽プラットフォームへとシフトすることも考えられます。もしこのような中長期的な戦略があるとすれば、いずれはTwitterとSpotifyが競合するという未来も訪れるかもしれません。

Clubhouseも話題になってからある程度期間が経っているので、2021年には何かしらのアクションがあるはずです。音声市場の全体像を把握するのであれば、今年はTwitter、Clubhouse、そしてSpotifyの動向を注力するとよいでしょう。

共同執筆:「.HUMANS」代表取締役、福家隆

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