
Image credit: Communitio
従業員エンゲージメント向上をサポートする社内コラボレーションサービス「TeamSuite」を開発・提供するコミュニティオは23日、クラウド人材管理システム「カオナビ」を提供するカオナビ(東証:4435)と XTech Ventures らから2.6億円を調達したと発表した。なお、この金額には複数金融機関からのデットファイナンスが含まれる。コミュニティオにとっては、2019年6月に実施した1億円の調達に続くものだ。また、XTech Ventures は前回ラウンドに続くフォローオンでの参加となる。
コミュニティオの前身は、ソーシャルゲーム開発大手オルトプラス(東証:3672)の社内プロジェクトだ。かつてライブドア傘下のデータセンター運営会社データホテル(当時)や NHN テコラスの代表取締役社長を務め、その後オルトプラスの CTO を務めていた嶋田健作氏を筆頭に開発に着手。今年3月、嶋田氏が MBO する形でオルトプラスからスピンアウトし、コミュニティオが設立された。当初は、さまざまな価値に対してポイントやコインを発行できるプラットフォームを提供していた。
昨年2月には、ポイントやコイン発行の仕組み(TeamPoint)に加え、 サンクスカードや他己評価(TeamSticker)、ゲーミフィケーションやマイクロラーニング(TeamQuest)の機能を集めた、従業員エンゲージメント向上プラットフォーム「TeamSuite」を提供開始。今回の調達を受けて、新機能の拡充やセキュリティ強化を行うとともに、情報セキュリティ国際規格「ISMS適合性評価制度〈JIS Q 27001:2014(ISO/IEC 27001:2013)〉の認証取得を実施する予定としている。
via PR TIMES
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