本稿はBRIDGE Tokyoの企画をご紹介いたします。年明け1月19日から開催するオンラインイベントにて「NEXTスタートアップが実現するデジタル民主化」をテーマに、トップランナーの起業家をお招きしたセッションを配信いたします。現在、数量限定の無料視聴チケットを配布していますので、お早めにチェックしてみてください。
1月19日から開催を予定している「BRIDGE Tokyo 2022」に先立ち、BRIDGE では次世代のスタートアップを讃えるリスト「INTRO Showcase」のノミネート企業106社を発表させていただきました。
これら106社は、BRIDGE Tokyo 2022 に協力いただいているベンチャーキャピタル(VC)、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)から、次世代の企業成長を支援する「若手キャピタリスト」に選考委員としてご参加いただき、彼らの視点で候補をリストアップいただいたものです。
掲載する106社は選出された候補からノミネートを受諾いただいた各社となります。なお、ノミネートの基準は2015年以降の創業で、概ね5年以内に上場を視野に入れられる可能性のある急成長企業としています。
BRIDGE では BRIDGE Tokyo 2022 の最終日である1月28日に発表される最終選考に向けて、106社の顔ぶれを紹介していきます(順不同)。最終選考で注目を集めた企業については、インタビュー記事の掲載も予定しています。
Citadel AI

<事業内容>
AI は従来のソフトウェアと異なり、時々刻々品質が劣化します。実環境はノイズで溢れており、AI の誤判断・誤学習に繋がります。ビジネスやコンプライアンス問題として顕在化する前に、プロアクティブに異常を自動検知し、AIの品質を保つことは非常に重要です。
弊社の Citadel Radar は、①AI を外部から自動モニタリングし、②異常を検知・ブロックの上、③ AI の思考過程を人間に分かる形で可視化する XAI 機能を搭載したシステムです。 顧客の AI を改修することなく、さまざまなモデル・アプリケーションに適用可能です。
現在大手製造メーカー、SI 事業者や AI ベンチャー企業など10社以上で試験利用いただいています。Citadel AI は開発から PoC・運用ステージまでエンドツーエンドで「24時間信頼できるAI」の仕組みを提供します。AIの社会実装が進む中、これからの社会や企業経営にとって必要不可欠なシステムです。
<推薦者> 古川圭祐さん(東京大学協創プラットフォーム開発)
<推薦者コメント>
欧州や米国では、AI の説明責任や公平性に対する懸念が高まっており、いかにして AI の異常をプロアクティブに検知できるかは企業責任として求められています。一方で AI の場合、外部環境の影響を受けやすい特性があるにも関わらず、AI 固有のリスクから顧客を守る仕組みが確立されておらず、AI 市場の拡大とともに益々必要性が高まるものを考えます。
2020年夏にサービス提供を開始し、すでに、大手製造メーカー、システムインテグレータやAIベンチャー企業など10社以上で試験利用を開始。代表の小林氏の豊富な経営経験とともに、元米国 Google Brain の AI インフラ構築責任者の CTO 兼共同創業者によって、日本、さらには世界の AI を牽引するプロフェッショナルチームが生まれることを期待しています。
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