中小病院向け電子カルテ・レセコンSaaS「Henry」運営、GCPやフェムトから7.3億円をシリーズB調達

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「Henry」
Image credit: Henry

中小病院向けに、電子カルテやレセプトコンピュータ(レセコン)の機能を提供する SaaS「Henry」を開発するヘンリーは8日、シリーズ B ラウンドで7.3億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、グロービス・キャピタル・ パートナーズ、フェムトパートナーズ。これはヘンリーにとって、2021年1月に実施したフェムトパートナーズから資金調達している(ラウンドステージ、および、ラウンド単体調達額は不明)。今回ラウンドを受けて、ヘンリーの累積調達額は9億円を超えたとみられる。

ヘンリーは2018年5月、共に楽天出身の逆瀬川光人氏と林太郎氏により共同創業(2人は共に共同 CEO、創業時の社名は B&W)。厚生労働省のデータによれば、電子カルテの利用率は全体で約50%、200床未満の中小病院では約49%に留まっているとされる。医療行為ごとに定められた点数から診療報酬を算出するのに使われる電子カルテやレセコンは、複雑性が高い上に2年に1度の診療報酬改定に合わせた定期的な更新が必要になるため、 現在も20年以上前に作られたオンプレミス型のシステムが主流となっている。

ヘンリーではこれらを SaaS 化することで、定期的な更新やメンテナンスの手間を解消し、中小病院にとっての導入ハードルを下げる。2021年3月からクリニック向けの電子カルテを販売開始しており、現在、眼科、小児科、精神科での導入が進んでいるという。同社では今回の資金調達を受けて、中小病院向けの電子カルテ・レセコンシステムの機能開発、営業とサポート体制の強化促進、事業拡大に合わせた採用・組織体制の強化を図るとしている。

via PR TIMES

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