ドイツ政府、自国スタートアップ支援で4兆円規模「Future Fund」を承認——有望企業の米国流出抑制へ

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ドイツのショルツ政権は27日、、自国の技術系スタートアップを支援し、イノベーションにとってより魅力的な場所にするための大きな戦略の一環として、300億ユーロ(約4兆円)規模のファンド「Future Fund」を承認した。政府は今後、民間投資家と協力し、また、国有金融機関 KfW(ドイツ復興金融公庫)から100億ユーロ(約1兆3,600億円)の公的資金を拠出する予定だ。

ドイツでは近年、ベンチャーキャピタルからの投資が増加しているが、ヨーロッパの他の国々と比べるとまだ遅れている。政府は、新ファンドの影響によって、長期的に EU に留まる自国スタートアップやスケールアップが増えることを期待している。こうした企業の多くはアメリカの投資家から出資を受けており、最も成功したスタートアップには移転のインセンティブが与えられることが多い。

ドイツはまた、ドイツのハイテク分野で仕事を求める外国人の障壁を低くし、従業員のストックオプションの非課税額を増やすことも検討している。ドイツスタートアップ協会(通称:Startup Verband、Bundesverband Deutsche Startups)は、ドイツの長期的競争力にとってスタートアップが重要であることを強調するこの戦略を称賛したが、税制問題については対応が不十分だとしている。

via Broomberg

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