
Image credit: Ubie
症状検索エンジン「ユビー」や AI 問診サービス「ユビー AI 問診」などを開発・提供する Ubie は27日、シリーズ C ラウンドのファーストクローズで35億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、農林中金キャピタル、NVenture Capital(NEC キャピタルソリューションの100%子会社)、第一生命保険、エッグフォワード、医薬品卸大手のスズケンなど。なお、スズケンは昨年6月にも20億円を出資している。今回の調達を受けて、Ubie の累積調達額は79.8億円に達した。
同社が提供するユビーは、症状から適切な医療への案内をサポートするサービス。生活者は自宅等で症状等を入力することで、適切な受診先・タイミングを調べることができる。また、ユビー AI 問診は、医療機関の紙の問診票のかわりにタブレットを活用した問診サービス。医療機関で患者はタブレットを使って症状を入力することで、診察前の待ち時間を活用し、事前に詳しい症状の内容を伝えることができる。
ユビーの利用者は月間500万人。また、ユビー AI 問診は1,000以上の医療機関に導入されている。昨年ローンチした患者と医療機関をデータ連携する事前 Web 問診サービス「ユビーリンク」は、15,000以上の医療機関が登録している。Ubie では、今回調達した資金を使って、大手製薬企業20社以上の取引のある製薬企業向け事業の人員、ユビー AI 問診の導入とサクセスを担う医療機関向け事業の人員を増強し、ユビーのシステム開発とさらなる認知度向上を目的としたマーケティング施策の実施を行うとしている。
via PR TIMES
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