Monthly Pitch! 今月紹介の注目スタートアップ4社の顔ぶれ

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本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載

Monthly Pitch!注目スタートアップでは、Monthly Pitch編集部と協力し、毎月開催されるピッチ登壇社から特に注目のスタートアップを毎週ご紹介していきます。

今月お届けする4社は次の通りです。

出世払い型テックスクール養成スクール「TECH SALES CLASS」
労働環境・安全衛生監査プラットフォーム「Reco page」
カード型チャットツール「postalk」
改善提案クラウド「Cayzen」

また、毎月第2水曜日に開催される Monthly Pitch へのピッチ登壇、オーディエンス参加を希望される方は、こちらから

出世払い型テックスクール養成スクール「TECH SALES CLASS」

サービス概要:WorXが運営するのは出世払い型テックスクール養成スクール「TECH SALES CLASS」。接客・販売・営業職の方を対象に、最先端のセールスやITスキルを提供し、成長産業のセールス職へのキャリアチェンジを実現します。

Monthly Pitch編集部はココに注目:コロナ禍や結婚をきっかけに転職を検討する方は大勢います。その際、どうせ転職するならと、成長産業であるIT業界を志す方も少なくないそうです。

しかし非IT業界からIT業界のような異業種・異職種への転職(越境転職)は簡単ではありません。そこで登場するのがTECH SALES CLASSです。オンライン完結、スキマ時間で学習可能な、拡張性の高いトレーニングを求職者に施します。例えばプレゼンテーションの講座では、プレゼンしたら講師からフィードバックがあったり、プレゼンをAIが自動で採点したりして、求職者のプレゼンを改善していきます。

TECH SALES CLASSの特徴は、出世払い型のビジネスモデル(ISA)の採用です。これはトレーニングは無償で実施し、受講生が転職に成功したら、受講生は月収の10%を24ヵ月払い、企業からも採用報酬をもらうというもの。これまでの就職決定率は70%、最大で150万円年収がアップした方もいるそうです。

労働環境・安全衛生監査プラットフォーム「Reco page」

サービス概要:基幹産業の現場では、いまだに紙とエクセルでの管理業務が多くあり、これを効率化する需要が高まっています。IoTBASEが開発する「Reco page」は、ノーコードで業務アプリを作成するSaaSとしてこの問題に取り組んでいます。アプリはブロックからパーツを組み上げるだけで作成可能。従業員は必要事項をスマホやタブレットで回答します。定期スケジュールや承認機能も備え、現場の手間を徹底的に削減。またIoTデータとの連携可能な点も、Reco pageの特徴です。

Monthly Pitch編集部はココに注目:環境、健康、安全を意味するEHS市場が近年注目を集めています。EHSが特に重要なのはエネルギー、化学・素材、建設などの基幹産業。ESG、働き方改革、人手不足などの影響もあり、各社が対応に追われています。実際、基幹産業の多くの現場では紙とエクセルで労働環境が管理されており、労働者の安全衛生管理業務に忙殺されているそうです。

IoTBASE が提供する労働環境・安全衛生監査プラットフォーム「Reco page」には、そんな基幹産業において、紙やエクセルによる管理業務の統合化・効率化が期待されます。Reco pageの独自価値は、現場IoT(現場のデジタルデータ化)と、業務DX(ワークフローのデジタル化)の組み合わせ。例えばある食堂施設では、日に6回冷蔵庫の温度を手作業で記録していましたが、IoT温度センサを活用することで、その記録を自動化でき、人の管理は不要になりました。

このようにReco pageのアプリとIoTセンサーを連携させることで、基幹産業のEHSを攻略します。

カード型チャットツール「postalk」

サービス概要:非デザイナー向けのホワイトボードサービス。それが「postalk」です。チャットをするようにカードを作成し、作ったカードは並べ替えが可能で、色が変えられるようになっています。ネットワーク構造を採用することで、作った情報が無意識に構造化されていくのもメリットです。

Monthly Pitch編集部はココに注目:postalkを開発する川野さんと平間さんは、前職時代から、SlackやSkypeを使ってリモートワークをしていましたが、その中でコミュニケーションの課題を抱えていたそうです。他の方にヒアリングしても、PowerPointをホワイトボード代わりにしたり、Google Formでアイディア出しをしたりと、どう考えてもベストな選択でない方法でコミュニケーションしていることが判明しました。

それでチャットくらい簡単でグラフィカル、情報が活用されていくツールが必要だと、postalkの開発を始めました。現在はIT業界での利用が多いそうですが、60代の大学教授が利用している例もあるそうです。今後は他の業種にもマーケティングしていったり、コラボ機能や、ボードをシェアする仕組みも実装していきます。

改善提案クラウド「Cayzen」

サービス概要:愛知県豊田市発のスタートアップであるエイトス。代表の嶋田さんらが製造物流の経験を経て、開発したのが改善提案クラウド「Cayzen」です。

Cayzenでは、業務改善のアイディアを現場から吸い上げ、工場内・間でシェアできるようにします。現場主導で、業務改善、コスト削減、経費削減などを進めるための改善提案制度を支援するためのクラウドサービス。それがCayzenです。

Monthly Pitch編集部はココに注目:日本が昔から得意とする経営手法「カイゼン」。しかし今まで実行されてきたカイゼン活動は紙で蓄積されてきたこともあって、過去の取組みが検索できなかったり、共有が難しいという課題がありました。

そこで登場するのが改善提案クラウド「Cayzen」です。現場の方がアイディアを投稿し他社員も含めて意見を投稿。提案された内容はCayzenが管理・分析して、提案実行の支援もしてくれる、という仕組みです。Cayzenを利用した企業では、制度運用作業時間の削減、改善の実行完了率が高まり、改善アイデアの提案数が増加しているそう。

Cayzenを開発するエイトス社は、SAPのアクセラレーションプログラムにも採択されました。今後CO2削減を実行するための活動を、SAP社と共同して取り組んでいくそうです。

以上、2022年8月注目の Monthly Pitch 登壇企業でした。

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