
Image credit: Buzzkuri
社員のエンゲージメント向上や研修 DX サービスを提供するバヅクリは9日、シリーズ C ラウンドで2.5億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、ゼンリンフューチャーパートナーズ、テラスカイベンチャーズ、アコード・ベンチャーズ、みずほキャピタル、FFG ベンチャービジネスパートナーズ、環境エネルギー投資。このうち、みずほキャピタル、FFG ベンチャービジネスパートナーズ、環境エネルギー投資はフォローオンでの参加。累計調達額はデット含め7億円に達した。
バヅクリは2013年6月、チェンジ、DeNA、アクセンチュア、みんなのウェディング出身の佐藤太一氏(現在、代表取締役)により創業(設立時の社名はプレイライフ)。当初は、お出かけ情報メディア「PLAY LIFE」、ホテル業向け集客支援事業「コトプロ for ホテル」、リアルな遊びの部活動「遊部」などを展開していたが、2020年に遊部をリブランドする形で、オンライン体験型のリモート研修とチームビルディングのプログラム「バヅクリ」をローンチした。
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バヅクリは、講師から受講者への一方通行になりがちな従来の座学形式の研修腕はなく、プロのオンライン講師による〝アソビ〟と〝学び〟を取り入れたファシリテーションのもと、コミュニケーションの活性化を図り、参加者同士の相互理解を深め、絆を築くことに重視にしたプログラムを提供する。特にコロナ禍でテレワークが増える中で、物理的に離れていても参加者の帰属意識やモチベーションを向上させることができることが評価され、サービス開始から約2年で500社超が導入したという。
バヅクリでは、今回調達した資金を使って、「バヅクリ ウェルビーイング」「バヅクリ研修」「バヅクリ チームビルディング」といったプログラムの強化・増加を図り、コミュニケーション・コンサルティングに関する新たなサービスの立ち上げ、営業、マーケティング、アライアンス強化、「バヅクリ」講師の採用など人的資源を拡充するとしている。
via PR TIMES
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