M-INT、地域医療連携のための患者紹介業務DXサービスを正式ローンチ

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M-INT を使用して紹介状に電子署名する様子
Image credit: M-INT

M-INT は22日、地域医療連携のための患者紹介業務 DX サービス「M-INT」を正式ローンチした。このサービスは、医療現場の紹介状業務を完全デジタル化し、医療機関の専門性を扱ったデータベースと HPKI カード(医療従事者の資格証カード)に対応した電子署名機能を備えている。これにより、患者のニーズや専門的な医療に合わせて医療従事者同士を効率的につなぎ、地域医療連携と診診連携を促進することを目指している。サービスは東京23区内と横浜市を中心に展開し、段階的に全国に拡大される予定だ。

さまざまな産業分野の中でも医療分野は DX に遅れていて、高齢者向け医療の需要が増える中で医療情報の非効率性が問題となっている。M-INT の患者紹介業務 DX サービスは、医師の不満が高い業務を効率化することを目指しており、紹介業務の時間短縮や電子署名機能、データベースによる検索機能などを提供する。M-INT のサービス内容には、患者紹介業務のデジタル化、紹介先医療機関の検索機能、医療機関の専門性や受け入れ方針が登録されたデータベース、画像データの取り込み機能、紹介状共有などが含まれる。

M-INT は昨年8月、シードラウンドでインキュベイトファンドから6,000万円を調達している。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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