
経済予測プラットフォーム「xenoBrain(ゼノブレイン)」を提供する xenodata lab.(ゼノデータ・ラボ)は17日、独自に開発した経済分野特化型言語生成 AI「SPECKTLAM(スペクトラム)」を発表した。
xenoBrain は、経済ニュースや企業開示資料、統計を独自の AI で解析することで、さまざまな経済情報を予測するプラットフォームだ。経済事象同士のつながりを解析し、企業業績、素材価格、業界需要、統計などの予測を提供することで、事業会社の経営意思決定や金融機関の業務効率化を支援している。
SPECKTLAM は、xenoBrain の機能向上のために、経済予測及びその解釈を行う目的に特化して訓練された言語モデルだ。現時点では単独の web サービスやエンジンそのものを AP Iとして提供するものではなく、xenoBrain の利用により自動生成されたコンテンツを利用できる。
xenodata lab. では、2023年1月に資本提携契約を締結した野村ホールディングス(東証:8604)のグループ会社である野村證券の個人顧客に向け、SPECKTLAM を用いたサービス提供の準備を進めているという。
SPECKTLAM は2022年から xenoBrain のコンテンツ生成に適用されてきた。xenodata lab. では、モデルの大幅な改善を行い、今後は特に xenoBrain の経済予測の解釈性の向上に活用していくとしている。
via PR TIMES
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