Apollo、モジュールの組み合わせで自社に合ったAIを〝自作〟できる「+AI Studio」をローンチ #IVSPRWeek #IVS2023

SHARE:
IVSのプレスセンターで会見したApollo代表の鈴木アレン啓太氏

#IVSPRWeek はスタートアップカンファレンス「#IVS2023」とプレスリリース配信サービスのPR TIMESが企画する「Startup!PR Week」参加企業による新製品情報をお伝えします。同社のプレスリリースはこちらから

ニュースリリース:Apollo は、企業を AI 化するシステムをオーダーメイドに構築する「+AI Studio」の提供を開始した。+AI Studio は、Apollo 独自の AI 技術と ChatGPT などの大規模言語モデル(LLM)を組み合わせ、高品質かつ迅速な AI システムを企業に提供する。+AI Studio の導入により、企業は効率性を確立し、生産性の向上を実現できる。

市場の AI 技術は急速に変化しており、大規模なシステムを構築する際には完成までに新技術が登場し、投資が無駄になることもある。しかし、+AI Studio はモジュール化された独自の技術を活用することで、迅速かつ高品質に AI システムを開発できる。また、新技術の導入や社内データの連携も柔軟に対応できるため、企業の課題解決に適した AI システムを構築することができる。

+AI Studio の導入事例として、AnyMind が AI を用いたコンテンツ生成に成功した。オウンドメディアの開発にかかるコストを75%削減し、AI が構築作業を担当することで作業負担が軽減された。AIによるコンテンツ生成と編集が効率的でストレスが少なく、高品質な結果をもたらした。

Apollo は2019年8月の創業。創業メンバーは、Microsoft、Google など外資系の IT 企業出身者らで構成されている。

話題のポイント:ジェネレーティブ AI や ChatGPT をはじめ LLM の話題に事欠かない昨今ですが、我々の多くは、LLM のサービスプロバイダや、それを取り入れた SaaS の LLM サービスを使っているに過ぎず、それらは自ら開発したものではありません。でも、企業においては、事業内容が違えば求める AI の形は違うはずで、AI を自社開発したいところ。+AI Studio は、オーダーメイドと既製品の間のセミオーダー的感覚で、モジュールを組み合わせることで自社ニーズに合った AI を開発できるプロダクトです。

現在、+AI Studio では、8つのモジュールが公開されています。例えば、オウンドメディアなどの記事執筆のディレクションや生成を支援するモジュール「+AI Writer」は、同業の競合のオウンドメディアなどを念頭に置いた SEO 対策を踏まえたディレクション、記事中に記載された内容の正誤判定などの機能を利用できます。こうしたモジュールを組み合わせることで無数の組み合わせを作れるので、Apollo では多くの企業の AI ニーズに応えらえると期待しています。

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する