NECの新事業創出子会社NEC X、米アグリテックアクセラレータ「THRIVE」と提携

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Image credit: NEC X

シリコンバレーに拠点を置く新事業創出子会社 NEC X は28日、食農分野のスタートアップの事業立ち上げを支援するために、アメリカ SVG Ventures が運営するアグリテックアクセラレータ「THRIVE」と提携したと発表した。NEC X は THRIVE と共に、北米を中心に食農分野のスタートアップを共同で発掘・支援し、新しい事業の立ち上げと成長を加速させることを目指す。NEC は2021年にも、B2B・B2BC 領域特化のアクセラレータ「Alchemist Accelerator」と提携している

THRIVE には世界100カ国以上、8000社以上のスタートアップが参加している。NEC X は、THRIVE を通じて、食農分野の起業家に早期アクセスするほか、THRIVE の知見や戦略を活用し、投資先やグローバルパートナーとのエコシステム活動に参加することで、NEC X の新事業創出プログラム「Elev X!」を強化する。また、NEC X は食農分野の起業家に対して、精密農業や自動農業システム、作物モニタリング、予測分析などの高度なソリューションを導入する支援を行い、イノベーションの創出を促進する。

NEC は人工知能(AI)、機械学習、センサー、データ分析、クラウドコンピューティングなどの専門知識を持っており、これまでも農業市場で AI とデータ分析を活用したデジタルプラットフォームソリューション「CropScope」を提供してきた。NEC X はこれまでに、MetabobFlyhoundQI など、10件以上の事業をスピンアウトさせている。NEC X では今回の THRIVE との提携関係により、食農分野の潜在的なニーズを発見し、ソリューションの開発を強化していくとしている。

via GlobeNewsWire   Summarized by ChatGPT

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