メッシュ網による分散型通信でアフリカの農村をデジタル化、Dots forが1億円をシード調達

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Image credit: Dots for

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。

メッシュネットワーク技術を活用した分散型通信で、アフリカの農村をデジタル化する Dots for(ドッツフォー)は29日、シードラウンドで1億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、ANOBAKA、クオンタムリープベンチャーズ(QXLV)、G-STARTUP ファンド、名前非開示の投資家複数。QXLV は、Dots for が2022年9月のプレシードラウンドに続くフォローオン。

同社では、調達した資金を使って、アフリカ農村住民がよりデジタルサービスにアクセスでき、都市と遜色がない生活ができる世界の構築を進めていくとしている。また、農作物の販売マッチングをはじめ、農村部にいながらリモートで先進国やアフリカ都市部の仕事を得ることができる仕組みによって、農村住民の収入向上に貢献するとしている。

Dots for は2021年10月、Amazon、リクルート、C Channel などで、事業の立ち上げやマネージメントに従事してきた大場カルロス博哉氏により創業した。Dots for を立ち上げるまでは、アフリカの無電化地域に電力を届けるスタートアップ WASSHA で新規事業マネージャーとして、タンザニアなどでバイクタクシー事業者向けサービスの立ち上げをリードしていた。

アフリカの国々の都市部では経済発展やデジタル化を遂げているものの、所得が低い地方農村部では通信をはじめとした、さまざまな課題が解決されていない。Dots for はメッシュネットワーク技術を活用して、村の中に無線ネットワークインフラを圧倒的安価・短期間に構築する分散型通信「d.CONNECT」を展開している。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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