AI開発のオルツ、デット含め19億円を調達——事業会社各社と連携、生成AIの社会実装強化

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ノーコード生成 AI プラットフォーム「altBRAIN」
Image credit: Alt

パーソナル人工機能(AI)や大規模言語モデル(LLM)の開発などを行うオルツは19日、直近のラウンドで約19億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、近鉄ベンチャーパートナーズ(近鉄グループの CVC)、ヒューリックスタートアップ(ヒューリックの CVC)、UB Ventures、キーエンス(東証:6861)、AG キャピタル(アイフルグループの CVC)、ENEOS イノベーションパートナーズ(ENEOS ホールディングスの CVC)、SMBC 日興証券。

なお、金額には三井住友銀行とみずほ銀行からのデットが含まれる。今回の調達は、オルツにとって、2022年6月に実施した Temasek Holdings 傘下の Vertex Holdings がアンカー投資する VC である Vertex Growth などから約35億円を調達したのに続くものだ。SMBC 日興証券は今回フォローオンでの参加。今回の調達を受けて、オルツの累積調達額は約80億円に達した。

オルツは2014年に設立され、「AI GIJIROKU」「altBRAIN」「AI コールセンター」「CLONEdev」といったプロダクトを展開してきた。同社ではこれまでもジェネレーティブ AI の研究・開発・保有・サービス運用を積極的に行ってきたが、社会実装とビジネス実装の重要性の高まりを受けて、今回の資金調達により事業会社との連携を強化し、AI 技術基盤への投資、プロダクト開発、優れた人材の確保、セールス&マーケティングの強化を実現することを目指す。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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