
本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載。毎月第2水曜日に開催される Monthly Pitch へのピッチ登壇をご希望の起業家の方、オーディエンス参加をご希望の起業家の方の応募はこちらから
サービス概要:外国語の質問にAIとネイティブスピーカーの回答がもらえるサービス「HiNative」を運営するのはLang-8。例えば「英語で『5分遅れます』はなんというのか」といった質問をHiNativeで調べると、AIによる回答と、ネイティブスピーカーの回答が同時に表示されます。HiNativeの特徴は、「AIの回答」と「ネイティブスピーカーの回答」を比較できる点。「『AIだけでなく、ネイティブスピーカーもこう言っているんだ』」とユーザーが感じられるのはHiNativeだけ」と、代表の喜さんは語ります。
Monthly Pitch編集部はココに注目:2015年から運営しているHiNative。従来は、外国語に関する分からないことを質問するとネイティブスピーカーが答えてくれるサービスでした。語学のQ&Aサービスとしては世界最大規模の2,100万件の質問数があり、113言語に対応。ユーザーの94%は日本以外の方という、日本では珍しいグローバルなサービスです。
ただし人間が回答していたため、即時性がないことがネックでした。この課題を、AIチャットの機能を加えることで解決します。これにより回答の即時性の担保に成功。また過去の回答データベースを活かしたネイティブスピーカーの回答を併記することで、AIと人間の回答を比較できるようにしたのも、進化したHiNativeの特徴です。
ユーザーからは「AIが即座に回答してくれて驚いた」「人間の回答も微妙なニュアンスを教えてくれるので相乗効果がすごい」といった感想が出ています。Lang-8代表の喜さんは「Generative AIど真ん中のサービスにしていく」と述べ、ピッチを締めました。
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