バーチャルタレント事業のActiv8、KOIFから資金調達——KDDIの360°音楽ライブ環境でコンテンツ共創

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バーチャル IP のプロデュース・バーチャルコンテンツ制作事業を展開する Activ8(アクティベート) は24日、KDDI Open Innovation Fund (KDDI とグローバル・ブレインが運営)から資金調達したと発表した。ラウンドステージや調達額は明らかにされていない。これは Activ8 にとって、2020年4月に発表したシリーズ C ラウンドに続くものだ。

Activ8 は、これまで「Kizuna AI(キズナアイ)」などバーチャルタレントの活動を支えてきたメタバース×エンターテインメント領域のスタートアップだ。バーチャルアーティストのプロデュース、メタバースやリアルに最適化したハイブリッドイベントの企画・制作を展開している。

Activ8 は2023年3月、メタバース時代に最適なコンテンツの開発とグローバル展開を目指し、KDDI と戦略的提携を実施した。具体的な取り組みとしては、KDDIが提供するメタバース・Web3サービス「αU(アルファユー)」内の「αU metaverse」内で開催されたアバターによるバーチャルライブ「balallel-meta-Party」の演出と制作を担当している。

Activ8 と KDDI は今後、お互いの持つ強み・アセットをより共有することで、両社の連携を強化していくという。Activ8は引き続きエンターテインメント製作を担当し、クラウドレンダリングで高品質な360°自由視点の音楽ライブを楽しめる KDDI の「αU live」上に両社がコンテンツを共創することで、ユーザ満足度の高いエンターテインメント体験の提供を目指すとしている。

via PR TIMES

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