医薬品開発支援のコウソミル、Coral CapitalやANRIらからプレシリーズA調達——早期膵臓がんを血液1滴で発見可能に

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Image credit: Cosomil

コウソミルは29日、プレシリーズ A ラウンドで資金調達したと発表した。調達金額は不明。このラウンドには Coral Capital、ANRI、グリーンコアが参加した。

コウソミルは東京大学・理化学研究所の共同研究により開発された「1分子計測リキッドバイオプシー」技術の社会実装を担うスタートアップだ。疾患の早期診断薬開発とヘルスケア企業の研究開発支援を行っている。

コウソミルは血液中の「酵素の働き」を「1分子レベル」の超高感度で評価できる独自技術を持ち、低侵襲的に採取した体液中の生体分子情報から疾患を精密診断する「リキッドバイオプシー」検査の一種として研究開発を進めている。

1μL 程度のわずかな血液で測定できるため、在宅検査に応用できる点が大きな強みだ。疾患診断の他に、製薬企業等と共同で新たな酵素活性バイオマーカーの探索を行うことで、薬効評価や患者層別化等への応用も進めているという。

コウソミルが現在ターゲットとしてるのは膵臓がんの早期発見だ。これまでに複数医療機関から600例以上の血液検体を集めて臨床研究を実施し、ステージ0-IIの早期膵臓がんを極めて高い感度/特異度で検出できることを確認している。臨床研究結果に基づき、2024年に低侵襲的な膵臓がんのリスク検査の販売開始を予定している。

今回の資金調達を通じて、膵臓がん検査薬の臨床開発・事業開発を加速するとともに、他のがん種やがん以外の疾患を含めた早期診断薬の開発に向けた研究の推進、在宅検査キット開発を進めていくとしている。

via PR TIMES

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