生成AI で 3D コンテンツ作成、Kaedimが a16z などから 1500 万ドル調達

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Image Credit: Kaedim

3D アセットのコンテンツ作成を合理化するツール Kaedim は、シリーズ A ラウンドで 1500 万ドルの資金調達を発表した。同社は最近、AI を活用した 1 万点の既製 3D アセットのマーケットプレイスを立ち上げたが、ここではユーザー作成の 3D アセットも展示される予定である。調達した資金は、プラットフォームの拡張、チームの増強、市場の拡大に使用する計画だ。

このラウンドは a16z Games が主導し、Pioneer Fund も参加した。その他の投資家には、Scott Gelb 氏 (Riot Games の元ゲーム部門社長)、Nate Mitchell 氏(Oculus の共同創設者)、Eden Chen 氏 (Pragma の CEO)、Siqi Chen 氏 (Runway の CEO)などが名を連ねている。

Kaedim は、クリエイターが 3D アセットを構築することを支援する新しいソリューションをリリースし、アーティストの作業を置き換えるのではなく、補完することを目的とした一連のツールを構築した。

これらのツールには、Unreal や Blender などの既存のワークフローと統合される 3D ワークフローソリューション、自動 UV アンラップなどの 3D モデリングパイプライン用のスマートアドオンのツールセット、Kaedim の機械学習モデルを使用したカスタム 3D アセット生成のマネージドサービス、その他のエンタープライズ機能が含まれている。

Kaedim の CEO である Konstantina Psoma 氏は声明の中で、「ここ5年間、e コマース、ゲーム、3D プリンティング、AR/VR など、様々な市場で 3D 技術の大幅な成長を目の当たりにしてきました。私たちは、DALL-E が 2D 画像とコンセプトアートに対して行ったのと同様に、3D コンテンツ作成の次の段階を開拓してまいります」と述べている。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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