アマナイメージズ親会社のVisual Bank、デット含め4.6億円をシリーズA調達——AI学習データセット開発・生成AI活用サービスに注力

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Image credit: Visual Bank

ビジュアル素材ライブラリのアマナイメージズを子会社に持つ Visual Bank は29日、シリーズAラウンドで約4.6億円を調達したと発表した。

このラウンドには三井住友海上キャピタル、Z Venture Capital、佐渡島庸平氏(コルク 代表取締役社長CEO)、深津貴之氏(THE GUILD 代表取締役)が参加した。これは同社にとって、2022年10月に実施した調達に続くものだ。また、金額にはあおぞら企業投資からのデットが含まれる。

Visual Bank は2022年4月に創業。創業と同時に、アマナイメージズを100%子会社化し、「Entrepreneurship through acquisition (ETA=買収による起業)」として事業を開始した。アマナイメージズは、日本最大級の権利クリアな画像ライブラリを40年近くにわたって提供し、クリエイティブ業界たメディア企業などに広く利用されている。

Visual Bankは、アマナイメージズを通じてビジュアル権利の総合カンパニーとして事業を再構築し、AI開発市場に向けた権利クリアランス対応のAI学習用ビジュアルデータセット開発サービス「Qlean(キュリン)」を立ち上げた。このサービスは、AI倫理を考慮し、権利クリアランスに対応したクリーンなデータを提供することを特徴としている。

AI開発の精度向上に必要な高品質なデータを提供することを目的とし、新規撮り下ろしデータや、2.4億点以上の画像・動画ライブラリからキュレーションされたデータセットなど、多様なニーズに応える機能を展開している。同社はQleanの提供を通じて、AIとクリエイティブ産業の間の架け橋となることを目指しているという。

また、Visual Bank は、AI学習用ビジュアルデータだけでなく、昨今勃興・多様化する生成AI技術を適切に理解し、生成AIを活用した「×AI(クロス・エーアイ)」サービスの開発も進めている。今回調達した資金は、Qlean の国内外での事業拡大と ×AI の開発推進を目指し、体制強化、アセット開発、マーケティング、人材確保のための費用に充てられる。

via PR TIMES     Summarized by ChatGPT

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