メタバース活用のメンタルヘルスケア「MentaRest」、1億円をシード1調達

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Open Network Lab の「Seed Accelerator Program」第28期デモデイでピッチする飯野航平氏
Image credit: Masaru Ikeda

メタバース空間でのメンタルヘルスケアサービス「MentaRest」を提供する MentaRest は24日、シードラウンドの 1st クローズで1億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、Earthshot ファンド(DG インキュベーションが運営)と名前非開示の投資家複数。調達した資金は、プロダクトの開発と拡張、効果検証の強化に充てられる予定だ。

MentaRest は2021年9月、飯野航平氏により創業。飯野氏は以前、GMO グループで新規営業トップの成績を修めるも、働きすぎによりメンタルダウンを経験。この時の経験をもとに、MentaRest を創業した。MentaRest は、アバターカウンセリングを核としたアプローチで、従業員のメンタルヘルスを支援している。企業が直面する休職や離職率の問題に対処し、従業員のエンゲージメントとパフォーマンスを向上させるためのプログラムが提供されている。

メタバースを活用したこのサービスは、利用者がアバターを通じて自然体でカウンセリングを受けることができる点が特徴だ。サービスでは、アバター越しに臨床心理士などの専門家が応対するが、メタバース空間であるため、ユーザ(患者)からの自己開示がリアルより140%高まることが研究でも示されているという。将来的には、AI キャラクタを実装し、24時間対応でのカウンセリングサービス提供を計画している。

MetaRest は Open Network Lab が先ごろ開催した Seed Accelerator Program 第28期に採択されていた。

via PR TIMES  Summarized by ChatGPT

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