家計簿プリカ「B/43」を展開、スマートバンクが11.5億円をデット調達

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Image credit: Smartbank

プリペイドカードと家計簿アプリがセットになった家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」の提供を行うスマートバンクは24日、デットファイナンスによる11.5億円の資金調達を実施したことを発表した。

今回、融資を行った金融機関は、商工組合中央金庫、三菱 UFJ 銀行、JA 三井リース、紀陽銀行(東証:8370)、北國銀行。今回の調達を受けて、スマートバンクの累積調達額は、エクイティとデットをあわせて41.5億円に達した。

これは同社にとって、2022年7月に実施したシリーズ A ラウンドに続くものだ。今回調達した資金は家計簿プリカ「B/43」事業の運転資金および成長資金に充てられるという。

B/43は、Visaプリペイドカードと家計簿アプリを組み合わせた支出管理サービス。利用者は毎月の予算をカードにチャージし、支出がアプリにリアルタイムで反映されることで簡単に支出管理が可能となる。

個人の支出管理に最適な「B/43マイカード」をはじめ、夫婦やカップル用の「B/43ペアカード」、親子用の「B/43ジュニアカード」も展開している。特に、共働き世帯向けに設計された「B/43ペアカード」は、ふたりでの支出管理を容易にすることで、需要を急速に伸ばしているという。

2021年4月のサービス開始以降、利用者数は増加し続け、月間取扱高は数十億円に達したという。また、今月8日には、前払式支払手段(第三者型)の登録を完了したことを発表した。

物価上昇や共働き世帯の増加により、家計管理への関心が高まっており、スマートバンクはこれらの新しいサービスによって更に家計管理の価値を提供し、中長期的にユーザの「お金の課題」をより深く解決していくことを目指すとしている。

via PR TIMES Summarized by ChatGPT

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